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09


「帰ったよ千袈ちゃん!」


「魅甦乃!待ってたよぉ~」


千袈は小走りに魅甦乃を出迎えた


「ん?その子は???」


「帰りに見つけたんだ…千袈ちゃんが喜んでくれると思って」


魅甦乃は抱えていた雲母を下におろした


「わーwwww私のお気に入り決定だよーwwありがとう魅甦乃~愛してる」


千袈は雲母を見ると、嬉しそうに魅甦乃に抱きついた

そして、まだ気を失っている(嘘)雲母を部屋に置くように魅甦乃に指示した


「(この私をモノ扱い…覚えてなさい…)」


魅甦乃は千袈の部屋に雲母を持っていき、千袈の指示のもと大きな椅子に雲母を座らせた

それを確認すると、すぐさま千袈はクローゼットを開けた


「この子には何が似合うかな~wwwそしてこの子の隣に…真桜を飾りたいのッ」


服を取り出しながら千袈は魅甦乃に同意を求めるように振り向いた


「そうだね…そこに飾ったら最高だね…(私ではないんだね…)」


悲しげな表情をする魅甦乃に千袈は気づかないまま

雲母に着せる服を選んでいた

そして、居ない真桜に腹を立て始めた


「(こんなにも千袈の愛を受けながらも…千袈のモノにならないなんて…許せない)」


「みーそーのっ!ちょっと!!!着せ替えるの手伝ってよ!こんな服より私が選んだ服のほうが似合うよね?」


「…あ…そうだね。今、手伝うよ」


魅甦乃は我に返り千袈の手伝いをし始めた


「(”こんな服”!?めーちゃんが私のために選んでくれたのに…殺す)」


雲母がそんなことを思っていると、着せ替えは終わり

千袈は何かを思いついたように部屋から出て行った

そして、あとをついて行くように魅甦乃も出て行った




「はぁ~…なんか超疲れた…」


雲母は椅子にもたれながらげっそりしていた

服はピンクと白を基調にしたものに着せ替えられ、来ていた服はゴミ箱に捨てられていた



コツ…コツ…


遠くから足音が聞こえてきた


「戻ってくるの~…はぁ…」


雲母はゆっくりと座らせていた椅子に戻った


「喉かわいたでしょー?ジュース持ってきたよw…魅甦乃、手足固定して」


「了解」


魅甦乃はどこからともなく手錠を取り出していた

そして、雲母の手足を椅子に固定した


「さぁ…起きて、私の玩具オモチャ


千袈は優しく雲母を起こした


「ん…ここは…どこ?」


「貴女は、私の玩具なんだから知らなくていいの…お名前は?」


「私は…雲母」


「かわいい名前だね、のどか湧いたでしょ?さぁ…飲んで」


持ってきたジュースを雲母に飲ませた


「ん…(お約束のように毒入りですか…)」


「おいしい?」


千袈は怪しい笑みを浮かべていた


「(血でも吐いてやるか)ゴホッ…ゴホッ…カハッ!」


「きゃっ!大丈夫?…安静にしてて…」


千袈はわざとらしく雲母の心配をした

そして千袈は部屋から出ていった


出て行った千袈は廊下をスキップまでして上機嫌だった


「(早く…早く…あの子、真桜ちゃんがほしいなぁ~…死体でも千袈が愛してあげるw)」




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