第三十五話「兄の旅立ち」
一気に二年半時間が進んでいます。
二年半の時が流れ、トリア暦三〇一〇年の春を迎えた。
俺が手掛けた改革プランは順調に根付き、ラスモア村の生活は少しだけ豊かになった。
石鹸については、マスグレイブ商会以外にも五つの商会が製造法を購入し、二十万C(=約二億円)の収入をもたらした。
当初、マスグレイブ商会は俺の予想したように、独占的に製法を取得したと噂を流そうとしていたようだ。俺が先手を打ったため、その噂が後になってから否定される形になり、数ヶ月後、マスグレイブ商会は商人としての信用をかなり失ったようだ。
石鹸の製法についてだが、先にも言ったが計六社に売れている。
これも俺の予想通りで、ニコラスなどは製法の転売を禁じるべきではないかと言ってきたが、俺は彼らが同業者に製法を転売する心配はないと考えていた。
理由は簡単だ。ラスモア村で製法を売ることは噂として流れている。うちの村は競業しないと宣言しているから、製法を正しく伝えるだろうと予想できる。だが、先に購入した業者――マスグレイブ商会など――は、自分たちのライバルを増やすことになるから、将来のことを考え劣化版の製法しか教えない可能性がある。更に最初のマスグレイブ商会がどの程度の金額で買ったかも噂で流れている。
新規参入者も最初に買ったマスグレイブ商会が安値で転売すれば品質を疑うだろうし、高値で転売するならラスモア村で買えばいいとなる。
それに多少品質が落ちていても安値で買いたいという業者がいた場合、売り手にとっては自分たちより有利な条件――初期投資が少なくて済む――のライバルを作ることになる。更に、品質の悪い商品が市場に流れることにより、商品全体の価値が低下し、価格を押し下げる結果になる。だから、その業者が相当切羽詰っていない限り、転売することは考えなくていい。
数年もすれば技術は拡散していくだろうが、俺は初期に儲けが出れば十分と思っているから、あえて転売禁止の条項は契約に入れなかったのだ。そもそも石鹸の製法を独占しなかった理由は帝都の業者の介入を恐れたからであって、さっさと広まってくれる方がよほど安全だと思っている。
実際問題として、石鹸の製法を覚えるには乾燥工程まで仕込む必要があるから、数ヶ月はかかる。今回もマスグレイブ商会の職人が技術を習得する前に、次の業者がやってきたので、転売の心配はなかったのだ。
石鹸製法の売却では、現金の他にも時を計る魔道具や教本、更には専門書、工具類、調理器具などを付けさせたため、村の文化レベルはかなり上がっている。
時計は村の顔役のゴードンの家に鐘と共に貸与し、朝六時から夜の八時まで、二時間ごとに鐘を鳴らさせている。ゴードンが面倒がるかと思ったが、貴重な魔道具を貸し与えられて感激していた。どうやら重要な仕事を与えられたことを誇りに思っているようで全く問題なかった。
鐘による時刻の周知は副次的な効果をもたらした。
農家の時間当たりの生産性が向上したのだ。
他の理由、有輪式重量犂などの導入もあるが、刈り取りなどの昔と同じ方法の農作業でも効率が上がっている。やはり、目標となる時間が分かると人は集中できるのかもしれない。
父の許しを得て作った公衆浴場は、十五人が入れる大きさの浴槽を持つかなり大きなものとなった。当初は浴槽を一つだけだったが、村人たちの間で入浴がブームとなり、浴槽を増設して男湯と女湯に分けている。
この公衆浴場なのだが、試し用に作った浴槽と同じ作り方、俺の土属性魔法で作る方法では到底作ることはできないと考え、最初はセメントを作って、それで浴槽を作ろうと考えた。
そのセメントなのだが、生石灰と砂と水を混ぜ合わせてみるのだが、うまくセメントにならない。生石灰に水を加える時点で高温になり、何度も火傷しそうになったのにだ。
材料が違うと思い、いろいろ試してみたのだが、ローマ人が使ったコンクリート、“ローマン・コンクリート”は遂に再現できなかった。
微かな記憶では灰色の火山灰だか軽石だかを使ったと覚えているのだが、この辺りには火山灰自体がなく、それに替わるものが思いつかなかったのだ。
仕方なく地面に浴槽分の穴を掘り、土の上に石を敷き詰めて、俺の魔法をモルタル代わりにして隙間を埋めていく。何となく岩風呂っぽい造りになり、うまくいったのだが、排水管などの設置が非常に面倒だった。それでも、石から作るよりはかなり魔力の節約になり、三ヶ月ほどで浴槽は完成した。それに洗い場と洗い場用の貯湯槽を作ったため、俺の土属性のレベルが一気に上がっていた。
ボイラーはドワーフの鍛冶師ベルトラムに製作を依頼し、大型の釜を設置した。循環機能は付けられなかったため、炊き上げるタイプではなく、湯を補充するタイプになった。将来的には魔道具で代用できないかと考えているが、コストとの見合いになるだろう。
村人たちへの普及に付いてだが、最初のうちは風呂の入り方が分からず、すぐに湯が汚れていた。何度か指導することでマナーもかなり改善され、それに従って利用者が増えていった感じだ。掃除などの浴場の管理を各地区から順番に派遣するようにしたのも、マナー向上に役立ったのかもしれない。
五百人の人口に対して、規模が小さいと思うのだが、時間帯を工夫することにより、数日おきに入浴することも可能になっている。そのおかげで、俺が初めて視察した時と比べ、村人の姿はかなり清潔になっている。
風呂の排水が用水路の水質に影響を与えるかと思ったが、ため池からの放水量を増やし、希釈率を上げたことで目立った汚れはない。髪の毛などのゴミは、排水ラインにザルを数ヶ所設置したことと、排水用の沈殿槽を設けたことから、用水路にゴミが浮くようなことはない。まあ、実際に生物学的酸素要求量なんかを測定すれば、多少は悪化しているはずだ。
その点に関しては、そもそも雨の日に牧草地から流れ込む水の方が家畜の糞が溶け込み汚いはずだ。日本なら目くじらを立てて怒る人もいるだろうが、そういう人はなぜか洗車の排水には文句を言わない。どうでもいい話だが、よほど人間の体より車のほうが汚れているような気がするのだが不思議なことだ。天然素材が万能だとは言わないが、今の人口なら、天然素材の石鹸で汚れた水を流しても、充分な希釈効果によって自然分解の許容量以内にできると思っている。
有輪式重量犂の導入により、村人たちの生産性がかなり上がり、今まで放置されていた館ヶ丘の西側の開墾や更に東の森の開墾にも着手し始めている。有輪式重量犂は農民たちの手により、徐々に改善され、プロトタイプの面影はほとんど残っていないほどだ。
風呂とトイレ、石鹸の導入などにより、村人の衛生状態はかなり改善された。
衛生状態が良くなったこと、生水の摂取を制限したこと、更に食器や調理道具の洗浄を徹底させたことなどの効果なのか、大規模な疫病の発生もなく、乳幼児の死亡率も徐々に下がっている。
因果関係は不明だが、公衆浴場での入浴がブームになった翌年、村に妊婦の姿が目立つようになった。入浴できれいになった妻(夫?)に夫(妻?)が惚れ直したのかもしれない。
このため、ラスモア村の人口は一気に増加しそうな勢いだ。五百人前後で横ばいだった人口が徐々に増加に向かっている。二十年後には人口が倍増しそうな勢いだ。
リディとケイトの巡回授業はかなり効果を上げている。
識字率の正確な定義は知らないが、教育を始める前、ある程度文字を読み書きできた割合は十パーセントにも満たない数だった。だが、この三年でその割合は三十パーセントを超えている。
まだ、簡単な文章の読み書きができる程度だが、辺境の小さな村では驚くほどの識字率だそうだ。
今後も巡回授業を続けていくが、今の調子なら学校を建設してもいいと思っている。
メープルシロップと蜂蜜についてだが、メープルシロップは春先に少量だけだが生産を続けている。更に白樺樹液からキシリトールを作ってみたが、手間の割に甘みが少ないので、養蜂が本格化したら製造をやめようと思っている。まあ、虫歯が流行り始めたら復活させるかもしれないが。
養蜂の方は未だに完全成功には至っていない。
最初の年に養蜂箱に蜂が入り喜んでいたのだが、蜂蜜の採取に失敗し、巣を全滅させてしまった。一応、簡単な手回しの遠心分離機で採取したのだが、それがいけなかったか、それとも時期が悪かったのか、なぜか蜂がいなくなった。
二年目は二つの養蜂箱に蜜蜂が巣を作った。前年の反省を生かすため、蜂蜜の採取を遠心分離から、自然落下に変え、更に花の多い時期だけ蜜を採取することにし、一応の成功を見た。だが、冬場の温度管理に失敗し、二つの巣箱は全滅した。
そして、今年の春も二つの巣箱に蜂が入った。
去年までの反省を生かし、何とか来年まで繋いでいきたいと思っている。
最後に俺が最も力を入れている蒸留酒造りだが、穀物の余剰生産分に加え、近隣の村が豊作だった時にはかなりの量の穀物を買い入れて酒にしている。
このため、蒸留器も追加設置し、四台の蒸留器をフル稼働させて蒸留し、二百樽近い数の蒸留酒が眠っている。
スコットの醸造所の保管庫では手狭になったため、館ヶ丘の東の林近くにレンガ造りの倉庫を建てて保管している。
最初はトンネルを掘ってそこに保管しようと思ったのだが、思った以上に魔力を消費するため、レンガを作って倉庫を建ててもらった。これらの資金は石鹸製法の売却益だが、将来的にはリターンできると信じているので、積極的に投資を行った。
そのレンガ造りの倉庫なのだが、丘の上にある木造の屋敷よりかなり立派に見えるため、初めて来た客がそちらに向かうといったハプニングが発生している。
俺自身についてだが、もうすぐ八歳になる。身長も伸び、幼児らしい体型から少年らしい体型になってきた。魔法レベルは土属性が十八に上がり、リディからはもう一人前の魔術師並になっていると言われている。
剣術についてだが、六歳になった頃から、職業レベルである剣術士レベルとスキルレベルである剣術レベルに差が出てきた。
現在は剣術士レベル十二だが、スキルレベルは十五。スキルだけならほとんど一般兵並の技量になっている。そして、最も才能のある回避については、スキルレベル二十になり、メルやダンとの模擬戦ではほとんど攻撃を貰うことはない。
その他にも投擲と格闘も自主トレーニングを行い、どちらもスキルレベル五になっている。指導者がいないことと、メインの剣術の訓練に力を入れるため、両スキルとも上がりは遅い。
家族についてだが、弟のセオと妹のセラはやんちゃ盛りで屋敷の中はとても賑やかだ。たどたどしいが言葉も覚え始めており、好奇心旺盛な二人の相手は大変だ。
祖父を始め、家族は全員元気で、今年の秋には弟か妹が生まれる予定だ。
従士たちも変わりなく、イーノスとジーンには去年、二人目の子供が生まれている。
ウォルトとモリーの娘、トリシアは二年前に同じ歳の村の若者ウィル・キーガンと結婚した。ウィルは自警団の中でも有望な若者と祖父が目を付けていたそうで、トリシアとの結婚を機に従士に取り立てられている。
トリシアが結婚したため、ウォルトとモリーが屋敷に住み込み、ウォルトたちの家がウィルとトリシアの新居となった。
僅か三年ほどで、この館ヶ丘もかなり人が増えた。
だが、明日、四月二日に、この館ヶ丘を後にする者がいる。
兄のロドリックだ。
兄は先日、十二歳になった。このため前から話が出ていたラズウェル辺境伯の騎士団に入団するのだ。
三年前の俺の誕生日から、兄は努力を重ね、剣術士レベルが十六、スキルレベルが二十二になっている。祖父に聞くと成人である十五歳の従騎士でも職業レベルが十五に達していることは稀だそうだ。騎士団の見習いの中ではダントツに強いはずで、体力的にはともかく、技量だけなら十八歳の新米騎士より強いと祖父が太鼓判を押していた。
それでも兄は謙虚な態度を崩さない。
俺からみると厳しい環境で育ったからか反抗期もなく、とても素直ないい少年なのだが、これから先、知り合いもいない騎士団でやっていけるのか心配になる。
見た目も父に似てかなりの二枚目で、剣の腕と見た目で仲間からやっかみを受けないかと思ってしまう。
そのことを祖父に話すと、笑って「大丈夫じゃ」と一蹴される。
「ロッドには目指すべき目標がある。そういう男は強い。それに騎士団でもそうじゃが、人が集まれば軋轢は生まれるものじゃ。お前はともかく、ロッドには良い経験になろう」
(十二歳といえば小学六年か中学一年だろう。それで寮生活でいじめがあったら、やばいと思うんだがな。その辺りはじい様もわかっているのだろうが……)
俺は不安が隠しきれなかったのか、祖父が更に話を続けていく。
「何があろうと、その程度で潰れるようなものはロックハート家の嫡男には相応しくない。ロッドにはやられたらやり返せと言ってある。相手が身分を笠に着ようが構うなとな」
(さすがにそれは不味いんじゃないのか? じい様が辺境伯と付き合いがあっても、爵位持ちの貴族の息子もいるはずだし……本気で心配になってきた)
俺は祖父の下を後にし、兄の下に向かう。
兄は自分の部屋で出発の準備をしていた。
俺が声を掛けると、すぐに手を止め、「どうした?」と聞いてくる。俺はどう声を掛けていいものかと悩みながら、
「えっと、騎士団でも頑張ってください。それから、おじい様のおっしゃることは真に受けないほうがいいと……」
兄は大きく笑い、「やられたら、やり返せってことかい」と言ってきた。
「はい。騎士団といえば人間関係が複雑ですから、最初はいろいろ言われるかもしれませんけど、友達を作って……」
俺はどういっていいのか分からず、ごちゃごちゃと訳の分からない話をしていた。
「大丈夫だ。少なくとも誰にも負けるつもりはない。この先、お前とお前の言う神様が遣わした子供を、僕が守れるようにならないといけないんだ。そのためには強くならないといけない。騎士団の見習い程度に負けるわけにはいかないんだ」
兄はさばさばとした表情で俺にそう語りかけてきた。
(兄様も大人になりつつあるのだな。これなら大丈夫かもしれないが、やはり心配だ)
「それにこれからお前を一気に引き離すぞ。四歳も年下の弟に模擬戦でまともに勝てないんじゃ、兄として恥ずかしいからな」
確かに俺の回避スキルが二十になっているから、回避に専念すればかなりいいところまで戦える。さすがに体格的には圧倒的に負けているから、勝負に勝てるわけではないのだが、兄としての矜持が許さないのだろう。
「分かりました。俺も頑張って兄様に引き離されないように頑張ります。兄様も体には気を付けて下さい」
俺が兄の部屋を出て行こうとしたら、
「この部屋を使ってもいいぞ。僕は小隊長クラスになるまで帰ってくるつもりはないから」
兄の並々ならぬ決意に「分かりました。そうさせてもらいます」と頭を下げて部屋を後にした。
翌日、父と共に兄はラズウェル辺境伯領の都ウェルバーンに向けて出発した。
ウェルバーンはカエルム帝国の北部、学術都市ドクトゥスから更に二百五十kmほど西にある都市だ。ラスモア村からは五百五十kmほどあるため、馬でも半月以上掛かる。父はラズウェル辺境伯に挨拶を兼ね、兄を送ることにしたようだ。新たに従士となったウィルも見聞を広めるという理由で同行を許されている。
兄と父が出発すると、一気に家が広くなったような気がする。
出発の際、セオとセラは兄がいなくなると聞いて泣き始め、モリーもそれに釣られて涙を浮かべている。
俺も少し目頭が熱くなったが、兄の門出に涙は不要と我慢していた。
(やはり寂しいものだな。家族が旅立って行くのは。また、戻ってくると分かっていても、今という時間を共有できないというのは……母上はどう思っているのだろう?)
母の様子は至って変わらず、付いていけなかったことが残念としか言わない。
「ロッドもウェルバーンで大人になるのね。私もおなかに子供がいなければ一緒についていったのに」
「母上は寂しくないのですか? 騎士団では最低二年間は里帰りもできないと聞きましたが」
母は少し目を伏せるが、すぐに笑顔になる。
「そうね。寂しいわよ。でも、男の子なんだから、いつかは母親の手を離れるものなの。あなたもそうよ。あと何年かしたら旅立つはず……でも、いつか戻ってくる。それが分かっているから、そんなに寂しくはないわ」
俺には母がかなり強がっているように見えたが、騎士の家に嫁いで来た時から覚悟していたのかもしれない。
その日の夕食の時、兄の座っていた椅子がぽっかりと空いていることにどうしても目がいってしまう。俺の記憶の中には必ず兄の姿がそこにあった。父は仕事などでいないことがあったが、兄がどこかに行っていないということは今まで一度もない。いい年をした俺が、僅か十二歳の少年がいなくなったことで寂しさを感じるというのはおかしいのかもしれない。だが、それは俺がこの家の家族になっている証拠なのだろう。
祖父がいつも以上に饒舌なのも、俺と同じ思いをしているからかもしれない。
その夜、リディと話をした。
彼女も家族と別れ、ここに来ている。それに今までの人生で多くの人と出会い、別れている。
彼女の意見を聞いてみたかったのだ。
「兄様が行ってしまったね」
「そうね。でも、またすぐに会えるわよ。生きていればいつか必ず」
俺を元気付けるために言っているのかと思ったら、いつもと同じ調子で話している。
「死んでしまったら会えないけど、生きていれば、どこにいようと、会うことはできるの。そう、生きていれば……」
昔のことを思い出しているのか、自分に言い聞かせるような感じに変わっていた。
「そうだな。兄様なら生きて帰ってくるよな。それも強くなって」
「そうよ。ここがロッドの帰る場所」
リディは俺を捕まえ、「ザック、あなたの帰ってくるところは私のところ」と言って抱きしめる。
俺は「そうだな」と言いながら、将来のことを考えていた。
(俺も近い将来、そう数年以内にここを出て行くだろう。ここにずっと居てもいいと思うほど、居心地がいいが、それではこの村に災いを呼ぶ。俺がいつ運命の子に出会うのかは分からないが、出会うことは確定している。ならば、俺は選択肢を増やすため、力を付ける必要がある)
五月十五日。
父と従士のウィルがラズウェル辺境伯領のウェルバーンから無事帰ってきた。
これで食卓の父の席は埋まった。
だが、どうしても空いている兄の席を見てしまう。
セメントの再現がどうしても思いつきませんでした。
石灰岩と粘土をロータリーキルンに放り込んで焼き固めるとか、ローマン・コンクリートのように火山灰と石灰を混ぜる程度の知識ではセメントはできそうにありません。
一応、主人公は工場に設置する機器の基礎に使うコンクリートの強度や薬品工場で使うコンクリートについての知識はあるという設定なのですが、その程度の知識ではかなりのトライアンドエラーを繰り返さないといけないと考えました。




