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ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~  作者: 愛山 雄町
第五章「教導者時代:帝国編」

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第二十話「帝国軍との模擬戦」

今回も後半は三人称です。

 一月二十四日の午後四時前。

 鍛冶師ギルドに宴会に参加することを伝えた後、走ってエザリントン城に戻った。夕方の訓練に間に合わせるためで、息を整える時間を惜しんで装備を整えていく。


 俺以外のメンバーは既に演習場に向かっており、慌てて追い掛けていく。

 演習場では準備運動のストレッチをやっており、何とか間に合わせたが、息が上がっている。


 十分間の素振りを終えたところで、第四軍団の兵士たちが集まってきた。その後ろにはエザリントン公とレドナップ伯、更にはローレンシアとプリムローズの二人もいた。


「我らも見学させてもらおうと思ってな。構わんだろう?」と公爵に言われ、父は「御意のままに」と言って頭を下げる。


 朝の訓練の後に話をしたギリアン・ファウラーという騎士が声を掛けてきた。


「我らと手合わせをお願いしたいのだが、こちらから指名してもよいだろうか」


 父は「構いませんが」というが、少し戸惑っているように見える。いきなり指名してくるとは思っていなかったからだ。

 こういった場合、両方の責任者がレベルや武器の特性などを考えながらすり合わせることが多い。今回相手側は俺たちの訓練を見ており、こちらの技量を把握している。そのため問題はないのだが、いつもと違うやり方に戸惑ったのだろう。


「それでは指名させていただく。こちらは私ギリアン・ファウラーが先陣を切らせていただく。相手はロドリック卿で。巨人殺し《ジャイアントスレイヤー》の勇名はここエザリントンにも届いております。ぜひともお願いしたい」


 ファウラーは兄を指名した。

 父が頷くと、兄が「ご教授よろしくお願いします」と言って頭を下げた後、一歩前に出る。


「他の者もよいだろうか」とレドナップ伯が声を掛けてきたため、父は「もちろんです」と答える。そして、レドナップ伯は第四軍団の騎士や従士を次々と指名していった。


「各自、戦いたい者を指名せよ」と言うと、すでに決まっていたのか、ロックハート家側の前に走ってくる。

 俺の前にも一人の騎士がやってきた。

 彼は今日の視察の護衛であったロイ・エルガーだった。


「手合わせを願いたい」と頭を下げてきたので、「こちらこそよろしくお願いします」と頭を下げる。周りで同じような光景が繰り広げられていた。


 最終的に弓術士であるマークたちと、リディたち女性には挑戦者はなかった。女性の例外はベアトリスとメル、そしてセラで、ベアトリスにはエザリントン公の護衛の騎士が、メルには中隊長の装備を付けた騎士が挑戦している。


 セラは兄のセオが指名されたのに自分には誰も来なかったことから、十代半ばの若い従士を逆に指名している。その従士は自分の半分ほどの体重しかなさそうな十一歳の少女を相手にすることにためらいがあるのか、隊長であるファウラーを見るが、「負けるなよ」と笑いながら言われ、渋々相手をすることになった。


 相手が決まったことで、広い演習場を使って一斉に模擬戦を行うことになった。審判は第四軍団が出してくれるが、ロックハート流の模擬戦であるため、勝敗には影響しない。


「これは勝敗を競うものではない! 戦えぬと思ったら武器を捨てよ! 怪我を負った者は申し出れば我が家の治癒師が治療を行う……」


 父が注意事項を告げ終えると、すぐに模擬戦が始まった。


 俺は騎士エルガーと対峙し、隙を窺う。

 エルガーは片手剣と丸盾《ラウンドシールド》、全身鎧で身を固めたオーソドックスなタイプの剣術士だ。

 剣を前に突き出し、盾で左側を守りながらゆっくりとした歩調で右に回る。強面の元傭兵だが、我流という感じはなく、付け入る隙がない。


「貴家の訓練では何でもありと聞く。魔術師として名高いザカライアス殿だ。魔法を使ってくれても構わん」


 挑発するでもなく、そう言ってきた。


(じい様やニコラスほどの腕じゃないが、兄上に匹敵する感じか……それにしても隙がない。魔法で揺さぶるにしても魔法を使わせてくれるとは思えないな。ここは魔闘術を使って押し込んでみるか……)


 最近ロックハート家の関係者以外と戦うことが少なくなっている。そのため、手の内が分かった者同士が手合わせすることになり、どうしてもマンネリ化していた。


(他流試合でもないが、この機会を有効に使いたいな……)


 昨日の夜からストレスが溜まる出来事が多く、純粋に身体を動かす模擬戦を少し楽しんでいた。


 牽制しながら魔闘術を掛けていく。今回は脚だけでなく全身に掛け、移動と斬撃の速度を上げている。


 魔闘術を掛け終えたところで、一気に攻勢に出る。

 絶えず動き回り、相手の死角を狙うように剣を振るう。エルガーも俺が攻勢に出ることを予想していたのか、剣と盾を巧みに使い、その斬撃をいなしていく。


 三十合ほど斬り結んだところで俺のスタミナが切れ、一旦下がることにした。しかし、俺の攻勢が止まったところで、逆にエルガーが反撃に出てきた。俺はスタミナが切れ、動きが鈍った身体で迎え撃つしかなかった。


 肩で息をしながら、的確に急所を狙ってくる攻撃を回避していく。


(魔闘術は切れていないが、スタミナが……それにしても、これだけ激しく攻めてきているのに隙がない……こういうのを攻防一体というんだろうな……)


 エルガーの動きは長剣と盾が見事に連携しており、彼が突き出した剣を掻い潜って斬り込んでも盾で簡単に弾かれてしまう。それだけではなく、盾で弾かれ身体が流れた直後に脇を狙って剣を突き出してくる。


(やりにくい相手だ。防御一辺倒ってわけじゃないんだが、守るのが上手い。うちにはいないタイプだ……さて、どうやって攻める。このままじゃ、体力切れで負けてしまうな……)


 攻撃の糸口が掴めないまま、体力だけが消費されていく。

 苦し紛れに蹴りを繰り出すと、エルガーは驚いたのか、僅かに後退した。その隙に距離を取り、危機的な状況を脱する。


(あれを使ってみるか……)


 普段は使わない姑息な手段を使ってみることにした。

 魔闘術を解除すると、先ほどまでの強引な攻勢をやめ、摺り足のような感じでゆっくりと後退していく。

 エルガーは警戒しながらも距離を取られないように少しずつ前に出てくる。


 俺はもう一度魔闘術を掛け、バク転の要領で一気に後退した。エルガーは俺の突拍子もない動きに反応が遅れ、三メートルほど離れる。

 その隙に剣を左手に持ち替え、右手を突き出した。


「ハッ!」という気合と共にエルガーが追撃してくる。俺が魔法を使うと思い、飛ぶように距離を詰めてきたのだ。


 俺は右手を戻すと剣に手を沿える。

 その瞬間、エルガーの身体が不自然によろめいた。俺はその隙を逃すことなく、一気に攻勢に出ていく。

 彼はよろめきながらも盾を頭上に構え、俺の上段からの斬撃を防ごうとした。しかし、盾に木剣が当たることはなかった。なぜなら、俺の斬撃はフェイントで踏み出した右足を狙っていたからだ。


 盾を振り上げていた彼は俺の攻撃を一瞬見失った。それでも本能的に避けようと地面に転がるが、俺の剣の方が一瞬早く、彼の右の脛に剣が命中する。


「うっ!」といううめき声を出すが、まだ剣は手放さず、踏み出した俺の脚を狙って薙ぎ払ってきた。回避に特化している俺はそれを飛び上がることで無難に避け、更に彼の後ろに着地する。

 そして、剣を彼の首筋に当てたところで、エルガーは「参った」といって剣を手放す。


「治癒魔法が必要ですか」と一応聞くが、「いや、痛みはあるが脛当てで防げている。だが、心遣いには感謝する」と返してきた。

 俺が右手を差し出して彼を立ち上がらせる。


「完敗だ。地面の窪みに足を取られるとはな。足元の確認を怠るなど剣術士にあるまじき失態だ」


 そう言って悔しがっている。


「仕方がないですよ。最初に窪みなんてなかったんですから」


 俺の言葉にエルガーは首を傾げる。


「あれは私が土属性魔法で作ったものです」と言って、深さ三センチほどの窪みを指差す。


 エルガーは「いつの間に……」と絶句していた。


 今回使った策は足の裏から土属性魔法を発動し、落とし穴を作るという姑息なものだ。レベル差がありすぎる祖父やニコラス相手に何とか一矢報いようと考えたもので、警戒していない相手には有効な手だ。もっとも祖父やウォルト、ニコラスには全く通用しなかったが。


 俺の模擬戦は五分ほどで終わったが、周りではまだ続いている試合もあった。

 その中でも一番目立っているのはメルの戦いだった。

 相手は第一連隊の第一中隊長であるブラッドリー・スカイという父と同世代の騎士で、彼も長剣と盾を使うオーソドックスなスタイルの剣術士だ。


 メルより頭半分ほど背が高く、すらりとした美男子だ。しかし、今はメルの猛攻を受けて顔を歪めており、実力が拮抗していることを物語っている。

 エルガーに聞くと剣術士レベル五十七と、レベル五十二のメルより技量はあるはずだが、祖父ゴーヴァン譲りの猛攻に手を焼いているらしい。

 それでも剣と盾を巧みに使い、危なげはない。


 このままでは埒が明かないと考えたのか、メルが賭けに出た。

 裂帛の気合と共にバスタード型の木剣を振りかぶり、盾ごと吹き飛ばそうとしたのだ。


 スカイが盾をかざして受け止めると、バンという大きな音が響く。スカイはその衝撃によろめき、胴ががら空きになった。

 これでメルの勝利だと思ったら、彼女は悔しそうな表情を浮かべて「参りました」と頭を下げていた。

 彼女が持つ剣は根元から折れており、それで負けを認めたのだ。


「これは私の負けだね」とスカイが清々しい表情でメルに話しかける。


「いいえ。剣を失った私の負けです……」


 メルはそう言って認めない。


「いや、今回は訓練用の木剣だった。だが、君の持つアダマンタイトの剣であれば、私は盾ごと斬り伏せられていただろう」


 彼の言う通り、ウルリッヒ・ドレクスラーの傑作であるアダマンタイトの剣であれば、盾ごと斬り伏せられなくても、木剣のように折れることはなかった。だから、よろめいたところに追撃を掛け、勝利した可能性が高い。

 双方が負けを認めているので、引き分けという判定となった。


 模擬戦の結果だが、ロックハート家側の圧勝だった。

 ロックハート家は父とダンが負け、メルが引き分けた他はすべて勝利し、十四勝二敗一分という戦績だった。

 父は防御特化の騎士と戦い、メルと同じように強引に攻勢に出たところで反撃されて負けたらしい。ダンは巨漢の槍術士を相手に剣だけで戦い、いいところまでいったが、アウトレンジからの攻撃に押し切られたそうだ。


 弟のセオだが、セラと同じく十代半ばの従士が相手だった。セオとセラの二人はいずれも一分と掛からずに圧勝していた。

 弟たちのレベルは剣術士十八。更に剣術スキルは二十一と通常の騎士団なら十七、八の従士か騎士見習いに匹敵する。


 一方の第四軍団側も年齢に比して腕の立つ若者だったようだが、それでもレベルは十五程度しかなく、更に実戦経験も不足していた。

 そのため、実戦経験もありロックハート家の猛者に鍛え抜かれた二人に、僅か数合で叩きのめされたらしい。セラは自分が選んだにもかかわらず、あまりの不甲斐なさに不満気な表情を浮かべているほどだ。

 相手をした若い従士は自分が幼い子供に負けたことが信じられず、呆然としていた。慰めるわけにもいかないが、そのうなだれた姿に同情してしまう。


(ショックだろうな、特にセラに負けた奴は。自分より遥かに小さい女の子に叩きのめされたんだから……軍を辞めなければいいが……)


 従士と自警団員の計八名は全員勝利し、満面の笑みを浮かべている。

 精鋭と名高い帝国の正規軍団に勝利したことが嬉しいのだろうが、これで慢心されるとこちらが困る。

 俺と同じことを思っているのか、父と兄の表情も硬かった。

 兄が父に目配せをし、従士たちのところに向かった。俺も気になったので兄についていく。


 兄が近づくと若い自警団員が「俺たちは全員、勝ちましたよ!」と満面の笑みで報告してきた。

 兄は表情を緩めることなく、「よくやった」と褒めるが、


「だが、勘違いするな! 帝国軍の主力は騎兵なのだ。馬から下りた騎兵に勝利したからと言って、我々の方が優れているわけではない。それに帝国軍の歩兵の戦い方は我々とは違う。個々の戦いで勝ったとしても、集団での戦いで勝てるとは限らないのだ」


 兄の言う通り、帝国軍の主力は騎兵だ。軍団の半数である一万名が騎兵であり、野戦での圧倒的な強さはこれに由来する。

 ちなみに騎兵用の馬はエザリントン市ではなく、ファーフリー河の南側にある広大な馬場で飼育されている。もちろん、エザリントン市にも即応に必要な五百頭程度は確保されている。


 兄の説明を聞き、ベテランのルークだけは納得していたが、若手の従士や自警団員は頷いているものの納得している様子はない。


 増長されると困るので、従士と自警団員と帝国軍との模擬戦を提案した。

 その結果だが、同一の装備で身を固め、息の合った動きを見せる帝国軍に従士たちは完敗した。


「兄上がおっしゃった通り、帝国軍とロックハート家の戦い方は違うんだ。何が違うのか、なぜ違うのか分かるか?」


 俺の問いに従士の取りまとめ役、ルークが答える。


「我々は攻撃を重視します。ですが、帝国軍の方々は防御を重視しています。なぜ違うかは上手く言えませんが、相手が違うからではないでしょうか」


「その通りだ。我々の相手は魔物だ。魔物はオーガやトロルのような大型のものがいれば、動物系や昆虫系などの動きの速い魔物もいる。攻撃力を重視するのは大型の魔物にダメージを与えるためだ。集団ではなく個人での戦闘力を高めているのは動きの速い魔物に対応するためだ。だが、帝国軍は違う。彼らが地上に立って戦う場合、それは拠点を守るためか、味方の騎兵が到着するまでの時間稼ぎであることが多い。つまり、いかに負けないかが重要なんだ……」


 従士たちは俺の説明を神妙な面持ちで聞いている。


「特に新たに従士になった者はよく考えておいてくれ。今後、君たちが自警団に指示を出さなければならない。帝国軍の指揮官のように視野を広く持って、仲間や部下のフォローをしてくれ。我々はアンデッドに勝ったが、アクィラがある限り、敵はいくらでも出てくる。どんな敵が出てきても対応できるように常に考えておいてほしい」


 俺の言葉にルークたちは大きく頷いた。


■■■


 ロックハート家と第四軍団との模擬戦を見ていたエザリントン公は言葉を失っていた。


(我が軍団の精鋭が、全く歯が立たぬとは……特に“四天王”が一勝もできぬとは思わなかった……)


 第四軍団には優秀な剣術士が四人いた。

 公爵が最も信頼する護衛ダレル・ルーサム。小柄ながらも剣術士レベル六十と第四軍団一の猛者だ。平民の従士であったが、エザリントン公が自らの護衛に選んでいる。ルーサムはベアトリスと戦い、粘ったものの敗戦している。


 二人目はロドリックと戦ったギリアン・ファウラー。

 剣術士レベル五十七で両手剣サイズの剣を片手で振るうほどの剛力だ。軍団長直属の小隊を率いる小隊長であり、戦場では公爵の盾となる部隊を率いる。ロドリックと伯仲の戦いを演じたが、剣速で優るロドリックが勝利している。


 三人目はメリッサと戦ったブラッドリー・スカイ。

 彼も剣術士レベル五十七の腕を持ち、最精鋭である第一連隊の第一中隊を指揮している。騎兵部隊の精鋭を率い、ルークスとの戦いで何度も武勲を上げている優秀な騎士だ。


 四人目はザカライアスと戦ったロイ・エルガー。

 剣術士レベル五十五の傭兵上がりの騎士で、レドナップ伯が見出し、自らの護衛にしたほどの腕を持つ。


 四人とも三十代半ばから四十歳程度と最も脂の乗った剣士たちだ。


(この四人なら二勝はすると思ったのだが……それよりも第一中隊の精鋭が自警団の若者に完敗したことの方が問題だ。あの者たちは我らが守るべき農民なのだ……唯一勝利した相手も聞けば斥候というではないか。それも剣より弓の方が得意であると……信じられぬ……)


 呆然としていると、マサイアス、ロドリック、ザカライアスの三人が従士たちに慢心するなと言い、集団戦を提案した。


(さすがはロックハートということか。勝利に慢心しないようにきっちり締めている。それにしてもザカライアスは指導者としても優秀だ。部下のやる気を引き出しつつ、方向性をきちんと示している。それに我が軍への配慮も中々できるものではない……)


 訓練場を見つめるエザリントン公に腹心のレドナップ伯が話しかける。


「ゴブリン五百を二十名足らずで殲滅したという話は真でしたな。あの少女ですらゴブリン程度であれば二十や三十は倒せるでしょう。それにザカライアスたち魔術師が加われば五百が五千になっても倒せそうです」


 公爵は「そうだな」と頷くが、「さすがに五千は言い過ぎだが」と笑う。


 その二人の会話をローレンシアたちが聞いていた。そして、彼女たちはその話をメイドたちに広めていく。

 二日後、ロックハート家が出発する頃には、すべての使用人がその話を知っており、彼らが出入りの商人たちに広めていった。


 商人たちもエザリントン公爵家が情報源ということで、話のネタに使い、僅か十日でその話は帝都にまで広がった。帝都に広がった頃にはゴブリンが五百匹という話は大袈裟になることを嫌ったロックハート家が流した話で、実際には五千以上の大集団を殲滅したという話になっていた。

 ロックハート家の面々はエザリントンからシーウェルに移動したため、この話を知らなかった。

帝国軍のレベルが低いと思われるかもしれませんが、これが標準です。

設定集にもありますが、通常見かける最強クラスがレベル70~80。つまり、ゴーヴァンクラスです。

これは厳しい実戦を常に経験している傭兵や冒険者が前提なためです。

ちなみに四天王たちのうち、ロイ・エルガー以外は騎乗戦闘がメインであるため、高い騎乗スキルを持っています。

そのため、騎乗であれば二割増し程度、現状のレベルにプラス10程度となるはずです。

(もちろん、ロドリックやシムも馬に乗ればプラスアルファがありますが)

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本作品とは毛色が違い、非転生・非転移ものですが、こちらもよろしくお願いします。
最弱魔術師の魔銃無双(旧題:魔銃無双〜魔導学院の落ちこぼれでも戦える“魔力式レールガン戦闘術”〜(仮))
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