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登場人物紹介&あとがき

【ウェンディ死後に書かれたオルガの手紙】



拝啓 この下で安らかに眠る君へ


君がいなくなって10年が経った。あっという間だったと言いたいところだが、正直果てしなく長い時間に感じた。だが、俺が仕事にも生活にも手が付けられなくなる度にユリウスが支えてくれた。君に似て、あの子はしっかりしているよ。成人してすぐに当主の座を引き継いだが、隠居しようとした俺の尻を叩くくらいにな。おかげで今は王宮で研究職とかいう柄にもないことをしている。


2年前、ダメもとで陛下に世界樹の研究を願い出た。世界樹と聖女の関係、世界樹と瘴気の関係もいまだ未解明のままだ。聖女の犠牲以外で世界樹を守る手段がないものか調べたかったんだ。断られる前提で言ったが、陛下は拍子抜けするくらい簡単に許可をくれた。陛下も君のことが忘れられなかったらしい。研究に積極的に資金援助をしてくれている。


君のおかげで変わったことがたくさんあるんだ。俺たち家族も、魔物との戦いも、この国の歴史も、これからの未来も君が変えた。本当にありがとう。


やっぱり手紙はなれないな。書きたいことがまとまらない。いつも君から手紙をもらってばかりだったが、実際に自分が書こうとすれば何を書くべきか全く思いつかない。君に手紙の書き方を教えてもらっていればよかったと後悔したよ。いつかまた教えてくれ。




【登場人物紹介】


・オルガ(22→27)

 シャルナーク家当主。20歳まで戦場にいた。兄の死後、当主を引き継ぐが、書類仕事が全くできず、忙しさからユリウスと関わる時間が全く持てなかった。ウェンディが来てから、ユリウスとの関係も改善した。

 好きな子はからかいたくなるタイプだけど、ウェンディと両思いになってからは結構愛の言葉を言うようになる。彼女の死後は、ユリウスの成人まで公爵家を守り続け、家督を譲ってからは王の許可を得て世界樹の研究をするようになる。


 来世で出会う君がまた聖女だったら堪らんからな____



・ユリウス(5→10)

 オルガの甥。実の両親が死んで、屋敷では1人寂しく過ごしていた。ウェンディが来てからは、遊んだり、外に出かけるのが好きになった。

 実の父であるユースに似て心優しい少年。強運の持ち主でポーカーは最強。運動は苦手で勉強は得意なので当主向きだった。ウェンディの死後はひたすら泣いていたが、自分よりもオルガの方がしんどそうだったので、彼を支えるようになる。


 母上、父上のことは任せてくださいね____



・ウェンディ(20→25)

 聖女。20歳まで王宮で暮らしていた。世界樹に体を捧げる儀式は【成人した乙女の聖女】であることが条件だったので、王宮の部屋には本がたくさんあったが、男に興味を持たないように恋愛系の本は少なかった。幼い頃から一人だったので家族に憧れがあった。

 人と話すのは好き。夫婦の会話はオルガ2、ウェンディ8くらい。ちなみにちゃんと成立している。死後、世界樹になったかは不明だが彼らを見守っていることだろう。


 みんな元気でね。家族になってくれてありがとう____



・ウィリアム国王(60→65)

まだまだ元気なおじいちゃん国王。ウェンディのことは幼いころから知っているので孫のような気持ちもあった。歴代国王は聖女をほぼ監禁に近い状態で保護していたが、ウィリアムはある程度慈悲があった。儀式が終わった後に聖女の願いを聞くことも国王として異例のことだった。



【あとがき】

 ここまでお読み下さりありがとうございました!オルガとウェンディの愛しくて切ない結婚生活にこちらも悲しくなります…が!

 この小説を読んで悲しく感じている方に朗報です。来世では末永く愛し合っています!作者がそう言っているので絶対そうなります!ご安心を!それでは次回作でお会いできることを祈っております!


3/8 オルガの手紙を追加しました。


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