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24.誤解がとけ

久しぶりです。何だか書く気になれず、中々書けずこんなに間

があいてしまいました。待っていて下さった方がいるのか、わかり

ませんが、お気に入り登録して下さる方、評価をつけて下さっている

方がいると知り、大変うれしかったです。もちろん読んで下さるだけ

でうれしいです。では、これで最終回です。ではどうぞ。

「という訳だ。お前が誰に惚れていようが関係ねぇ。

 俺様は、お前が好きだ、はるみ…。」


「そうです。私もあなたの事を中学生の時から

 愛しております。はるみさん」


「近藤!お前がどうしようもなく好きなんだよ。

 俺の気持ちわかって欲しい。たとえ、

 お前には、その男がいたとしても。」


「そうだよ。はるみちゃん、大大大大好き~。

 俺の彼女になってよ~。幸せにするから。

 もちろんその男には負けない~。」


彼らの真剣な告白にドキッとしつつも私は、よく

わからない事があった。

その男って誰の事?

私が疑問を抱いていると、はるひがフフと耐え切れない

というように笑っていた。


「おい、お前、何笑ってんだよ、良い気になるんじゃねぇぞ、

 こら。」

「ああの、大我くん落ち着いて下さい。あと、それとみなさん、

 その男とはどの人の事でしょうか?私には、惚れている人

 なんていないし、そもそも周りに男なんていないじゃない

 ですか!。」

「何を言ってるんです、そこにいるではないですか。

 そこに、はるひとあなたから親しげに呼ばれている

 羨ましい人が!。」

「ええええっ、いや、それ誤解ですよ、はるひは、私の

 いとこで…。」

「いとこだって結婚することは出来るよねぇ~。

 まぁ、初めて知ったけど。」

「待って下さい。話は最後までちゃんと聞いて下さい。

 はるひは女の子ですよ。」


「………」








「「「「女~~~~~!!!」」」」


彼らの凄まじい音声が響いた。


「ふふふ、初めまして、はるみのいとこで

 お・ん・なの桜家春火おうかはるひです。」


その場は一瞬静かになった。

そして驚いているのは、彼らだけではなかった。

今まで空気と化していた彼らの彼女達も、

また騒いでいた。

そう、はるひは男ではない、男装するのが趣味で

男に間違えられがちだが、ちゃんと女の子である。

本人は男と勘違いされるのは、自分の男装の技術が

凄いからだと喜んでおり、間違われるのを楽しん

でいるふしがある。

落ち着くまで時間を用したが。

皆が落ち着くと、彼らは、何だか嬉しそうだった。


「て。ことは…。はるみちゃんに~、男の影はなし~

 ということだよねぇ。やった~。チャンス到来。」


「これで気兼ねなく近藤と付き合える。よかった。」

「何を言ってやがる。男がいねぇとわかった以上、

 はるみは俺様と付き合うに決まってんだろう。」

「あなたこそ何をおっしゃっているのですか、私と

 はるみさんがお付き合いします。」

「なんだと…。」




はるひが男でないと分かると私へのアピール合戦となって

しまった。

そうして、言い争う彼らに彼女達も呆れてしまったらしく

私への怒りは消え、同情の嵐となる。

そんな彼らを見て微笑むはるひ、そして現実逃避したい私。

というカオス状態になるのでした。


「こうなったら、3次元は諦めて2次元に走ろうかなぁ、

 ポンターヤ!私と結婚して。」


私の切ない響きがこだまするのだった。

このあとはるひに促されて私はちゃんと彼らに友達として

しか見られないと宣言するのだが。

彼らは諦めないと私を追いかけまわす日々が続いていく

のだった。



最終回読んで下さりありがとうございます。

実は、この話には裏設定がありまして、

ポンターヤの話が出てきましたが、ポンターヤ

の中の人は社会を学ぶためにアルバイトしていた

遊園地の社長の息子の大人な大学生の超イケメン

という設定でした。彼女がつぶやいた何気ない

最後の一言、実は近くを通りがかったその彼が

聞いていてこの場からヒーローのように助けて

くれて、その後も何かと親身になって聞いて

くれる彼に懐いてしまうというところまで

考えたのですが、それだと彼らがあんまり

にも可哀想なので、ポンターヤの中の人

は登場させませんでした。

この最終回に納得しない人がいると思いますが

この物語のタイトルの言葉を皆さんが

思い浮かべてくれればいいなぁと思って書きました。

なんのこと言ってるか、わからない方も

いるかもしれませんがそれでも、良いです。

読んで下さった方の予想を裏切る話を

書きたいなと思っていたので、後書き長く

なり申し訳ありません。最後なので

書きたいこと全部書きました。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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