三話 二人が出会うまで
小説の勉強をまったくしていないため、このようなかき方でいいのか疑問に思っています。
無知なため変な日本語になっていたりしているでしょう、
読みにくい文章でごめんなさい。
私にはこれが限界です。
TS好きでかき始めたこの作品ですが、似たような作品があれば教えていただけるととてつもなくうれしかったりします。
私、小林沙希は運命?と出会う。
入学式が終わり、長い間だだっ広い体育館でパイプ椅子に座っていたため足元が少し寒い、
制服は二年前にボレロタイプからモデルチェンジしたブレザータイプ、最近の主流という奴だ。
そんななか新入生の名前を呼ぶ時、自分の名前を呼ばれた時以外は思考の海に自分を投げ出していた私は、その美少女に気がつかなかった。
皆が、担任から入学式の説明を受けた事しかないこれから過ごす教室へと置いた荷物を取りに行く最中
私は見たのだ、走り回る活発な日焼けをしているポニテ美少女を・・・ドストライク。
好みのど真ん中でした。
現実で居たんだね・・・私の女神様は・・・。
そしてなんとその女神は私を見ているのだ。
これは話しかけるしかない!そう思ったのだが女神様は走り去ってしまった。
待って私の女神様・・・。
そう思い追いかけるもあっという間に見えなくなってしまった。
えっ私の足遅すぎ!まぁもやし娘だから仕方ないよね。
今日は入学式、そしてたぶんあの女神様は新入生是非お友達になりたい。
入学式理想の女性を目指すか否かで思考のループをしていた私は、理想の女性である女神様が現れたことに対して感激していた。
可愛いは正義なのである。
その日は結局、女神と会うこともなく家に帰えった。
学校が始まり、私は登校する。
バスに乗り込みまわりを見渡す、同じ制服を着た女子、学ラン姿の男子、女神はいなかった。
どうでもいい話であるが、男子は中学は学ランで高校はブレザーである。何故制服が違うのかは知らない。
私は、まだある程度空いているバスの座席に座り込み、本を開いた。
小学校の時より少し伸びた通学時間、自分が乗る距離が増えたバスに揺られながら本を開き、バスに人が乗るたびに顔を確認してしまう。
が、その努力もむなしく学校につくまで私の女神様はバスに乗ってこなかった、バス通学ではないらしい・・・残念だ。
その後、何事もなく女神と出会う事もなく教室に着いた。
私は1-Aだ。クラスはA~Eの五クラスで一クラスの人数は40人程度、二年からは成績順にクラスが別れる。
前世の学校とは大違いで驚愕してしまったのを思い出す。
私は出席番号順に並んだ席に着き、本を再び開く。
が、教室に人が入ってくるたびに顔を見てしまい落ち着かない。
入学式で同じクラスではないことは理解しているのだが、私はおかしくなってしまったのだろうか?
そうしてHRが始まり、授業内容、教科書はきちんど全部そろっているか、など様々な諸注意をし、委員を決めはじめた。
もちろん私は図書委員に立候補し、多人数手を上げたがもぎ取る事に成功した。
くじ運がよくて助かった。
これで、一年目は快適なライフが楽しめるだろう。
そうして、話し合いが終わり皆が手探りで人間関係を構築していく中、私は本を求め図書室に向かった。
小学校の図書室よりもここの図書室のほうが大きく内容も最新の物もかなり充実している。
ここが・・・楽園か・・・。
私は小躍りしたい気持ちを抑え、小説コーナーへと向かった。(実際小躍りしていた。)
こうして幕を開けた中学生生活はクラス内で自らボッチ街道へと進むという出だしだった。
だが、違うことと言えば、図書委員で話せる人間が出てきた事だろう。
友人といってもいい人間関係を構築できた。
満足でいる図書委員ライフを送って受付当番が私に回ってきた時、私は再び出会うのだ。
私の女神に・・・。
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僕こと、水原涼子は運命?と出会う。
入学式は退屈だった。
開式の辞から始まり国歌斉唱をする。
教師が国歌斉唱で歌うことを拒否したりそもそも席を立つことを拒否したりすることもせず、平穏そのものだった。
その他様々な行事があり、新入生の名前を呼ぶところまできていた。
僕はその入学式の合間、そわそわ落ち着かなかった。
立派な校舎、綺麗で広い体育館、最新の設備もちらほら見え自分たちにかかる期待の大きさを感じており、さらにはやたら気合の入った、
母が、こっちを見てニコニコしながらカメラを構えていた。
何枚撮るんだよ・・・。というレベルで大量にシャッターを切っているようだ。
そんな中、僕は目撃したのだ。
「小林 沙希」
そう、その名を呼ばれた時起立した人は、
綺麗で長く黒い髪の毛、おっとりとした目つき、比較的小柄で守ってあげたくなるような美少女。
ものすごい好みだった、背が小さく、前世だったらロリコンになってしまうことを除けばものすごい好みだった。
やはり20年培った男としての感性は簡単にはなくならないらしい。
思わず赤面してしまった。
観察するにも席が遠くクラスも離れており、中々見ることができないもっと近くで見てみたい僕が見た少女は見間違いだったのではないか?
と、思うくらい好みのど真ん中だったのだ。
これは夢だ、じゃなきゃあんなに可愛い女の子がいるはずがない。
そう思って赤面し続けていたら、気付いたら僕の名前が呼ばれた。
ビックリした僕は、勢いよく立ち上がってしまい、緊張してるのねウフフ的な視線を周囲から向けられる事になるのだが、
その時の僕には周囲を気にする余裕などなかったのである。
あの少女をもっと近くで見てみたい!そう思ったのだが、
長時間まだ冷えるこの時期に広々とした体育館で座っているというのは思いのほかつらく
私は気付いたら、尿意を催していた。
偉い人の長い話を聞き流しながら赤面するのも忘れ、冷汗をかく。
だが時間的にはもうそろそろ終わるはずだ・・・。
と、必死の思いで我慢しつつ早く終われと願っていたら、その願いは届いたらしく、閉式の辞が終わり新入生退場となった。
列を成して、退場する新入生の退場速度に苛立ちを感じながら皆が荷物を置いた教室に向かう最中、その行列から中々抜け出せない僕。
やっとの思い出抜け出し、僕の教室から一番遠い、Aクラスの教室の前にいることに気付いた、さぁお手洗いはすぐ傍だ・・・!!
とやっとの思いでトイレを見つけたはいいのだが、催していたのは僕だけではなかったらしく、大混雑、もう涙目である。
その時、トイレの前で唖然としている僕を見つめている少女に気がついた。
あの少女である、遠目で見たあの少女は近くで見ても矢張り僕の好みのど真ん中であった。
目が合っているにも関わらず僕は話しかけることはしなかった。
あの子と関われるチャンスだったのにも関わらず何故話しかけなかったのかというと、
限界だったのだ。尿意が
その少女が、私に近づこうとしたことにも気付かず僕は駆け出していた、僕の楽園に向かって。
その後別の階(学年の違うクラスがある所)で楽園を見つけた僕は、自分のクラスである1-Eに戻り、
教室に入った、人はまだ残っており、もうすでに仲良く話している人たちを見つけた、小学校からそのままあがってきたエスカレータ組だろうか?
母を待たせているので、割と急いで教室を出る。
その後母と合流し、割と前世では買うことが難しい高級車のセダンに乗り家に帰ったのだ。
関係のない話であるが、楽園は全室ウォシュレット付きでものすごい綺麗、さらにセンサーでオートで電気がつくタイプだった。
さすが一流中学とよくわからないところで納得した僕であった。
その後、学校が始まり電車で10分(駅まで自転車で7分、つまり合計17分)の位置である学校まで僕は走って向かうことにした。
最初こそ、電車で向かっていたのだが通勤ラッシュとぶつかりとてもつらく、さらには痴漢もどきに初めて乗ったときにあったため、
走っていくことに決めたのだ、長い距離を走ることになるが、走ることは好きであるし早起きもつらくはない。
持久力もつけたいと思っていたし、学校には更衣室にシャワー室を完備しているのも後押しになり、
危ないと割りと反対する過保護な母親にも根気よく説得し、走っていくことを認めさせた。
30分と割と長く、朝から体力を使うことになるが、いままでもずっと走っていたし大丈夫だろうと簡単に考えていた。
この後、慣れるまで睡眠学習し続けることになるのだが。
そうして始まる学校の授業は一流の名に相応しく、前世の中学校では絶対にやらないような範囲までいきなり始まった。
しかし前世で、大学まで進んでいた僕は睡眠学習をしてもきちんと復習をすれば問題のないレベルだった。
最初に、クラスで委員会やらを決めたりしたようであったが、
僕はスポーツ特待で入っているので陸上部で、忙しいという理由で辞退が認められた。
ここでも、僕は期待を向けられているようだった。
そして、始まる陸上部での活動は、僕は新入生の中では飛びぬけて優秀だったらしく、100mを12秒後半という成績で走れていた。
陸上部内でも、期待が高まる中、僕は再び迷いを感じていた。
そんな中、タイムをさらに伸ばすため蔵書が充実している図書室へ、陸上競技の本を借りに行くのは必然だったのだろうか?
そこで、僕は再び、出会うのだ。
あの少女に。
運命?それとも・・・出会い
小林沙希と水原涼子で分けています。
三人称で書いたりとかできる気がしません。
続きどうやって書こうか悩んでいます。