132話
ネタが浮かばねぇ
街の西に聳える最上級のダンジョン、天を貫く巨塔に挑むユカ達4人。
久々にここに来ていた4人は、45階を突破して46階に進む。
「デフォルメされているけど、やっぱり虫はちょっと苦手ー」
「ちょっと・・・?」
「ミミズとかワーム系は割と平気だけど、羽虫系は無理なんだよねぇ・・・」
ユカとニナの数歩後ろを歩くミコとモモが会話を交わす。
「そういえば、ニナは虫は平気なの?」
「リアルの虫は無理だけど、このゲームの虫は結構平気」
雑談しながら進む4人の前に、大型犬ぐらい大きなダンゴムシが現れる。
「コレは?」
「足いっぱいあるのは、ちょっと嫌悪感を感じる・・・」
「ダンゴムシは固いから魔法で攻めるよ」
言い終えると同時に、ユカが縮地で距離を詰め、至近距離で火遁を叩き込む。
「追撃ー!」
ユカが縮地で離脱すると同時に、ニナが放った蒼い炎がダンゴムシを焼く。
ユカ達のいつもの連携攻撃。
「大体の虫は炎がよく通るから楽でいいねー」
楽勝という態度で悠々と進む4人。
「このまま50階も楽勝で突破できちゃうんじゃない?」
「みこ、そんなフラグ染みたこと言うと・・・」
そんなミコの発言を聞いたのか、次の瞬間にミコの足元が光り、魔法陣が広がる。
「ぇ?」
魔法陣が一際強く光って霧散した瞬間、ミコの頭上から細長いミミズが大量に降り注ぐ。
「うひゃぁぁっ!?何っ!?なにぃひゃっ!」
ミミズは普通のミミズよりも細く、それでいて長い。直径は1センチ未満で、全長は30センチを超える。
「トラップ踏んだね」
「だから言ったのに・・・」
そのミミズが服の隙間から中に潜り込み、肌を這い回る。
「ひゃぁっ!あっ!やめっ!あぁっはっはっはっはっははははは!」
不意打ちだったこともあり、耐えきれずにその場にうずくまって笑うミコ。
「このミミズ、無駄に長くて絡まるし数が多いから、取るのに時間かかりそう」
「それに、このパターンってやっぱそうだよね」
ユカが視線を向けた先から、ダンゴムシと大きな蝶の魔物が来ていた。
「誰かがトラップにかかると、都合よく魔物が現れるよねぇ」
「たぶん、そういう風にできているんでしょう」
「はぁっはっはっはははは!はやっ!はやくぅっ!」
ユカとニナは襲ってくる敵の対処に向かう。
「やぁぁーーっはっはっはっははっは!あはっ!あっははははははは!」
「暴れないで。取りにくい」
「むりむりぃっひっひっひっひひひひひ!」
残ったモモが笑い転げているミコからミミズを一匹ずつ引きはがし、召喚した魔人に渡して潰す。
「はやっ!はぁーっはっはっははははは!あはっ!あぁっはっはっはっはははははは!」
「あまり動かないで。私にまで付いちゃうじゃない」
「むちゃっ!言わなぁっはっはっははははは!やぁっ!~~~っはっはっはははは!」
「何よこれ・・・、変な絡まり方してるじゃない・・・」
「ひぃーっひっひっひひひ!ひゃぁっはっはっはっははははは!」
「ユカさんならともかく、何であなたの服の中をまさぐらなきゃいけないのよ・・・」
「しらにゃぁっはっはっはははははは!はやくぅっ!」
およそ3分後、ダンゴムシと蝶を倒した2人が加わり、何とか引き剥がし終える。
「ミコちゃんって、よくトラップ踏むよねぇ」
「注意が散漫なのよ・・・」
「確かに、一番後ろにいるのに踏むのは凄いよね・・・」
「ヒドイ言われよう」
その後は危険無く進み、50階のボス部屋に辿り着く。
時間が経つのがはえぇ




