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転生者は魔法学者!?  作者: 藤原 高彬
第七章:「建国の師父は人文学者!?」
282/368

設定資料4 歴史(帝国崩壊後:後半)

〔3/3〕

注:設定資料は、定期更新対象外です。

○ 577年

 ・ リーフ王国、現アプアラ領の領有を求めてフェルマール王国ビジア男爵領に派兵。

 ・ フェルマール王国、リーフの侵略に抗する為、ビジア男爵を伯爵に陞爵させ、辺境伯特権を与える。


○ 603年

 ・ スイザリア王女とリングダッド王子が、アザリア教国に駆け落ちする騒ぎが起こる。

 ・ アザリア教国の仲介により、スイザリア王国とリングダッド王国が無期限の講和を締結し、『200年戦争』が終わりを告げることになる。


○ 604年

 ・ スイザリア王女とリングダッド王子が結婚した。但し、スイザリア王国側がリングダッド王家に降嫁することを()しとせず、スイザリア王女を女王に即位させる。王女と王子の結婚により両国は一つの国となる筈が、対外的には一ヶ国でありながら実体的には二王を戴く「二重王国」体制が始まることとなる。


○ 608年

 ・ フェルマール王国とリーフ王国の間で、アプアラ地方の領有を巡り戦端が開かれる。


○ 611年

 ・ フェルマール王国、アプアラ地方より撤退。これによりアプアラ地方はリーフ王国領となる。またビジア辺境伯はこの責を問われ、辺境伯特権を剥奪される。


○ 631年

 ・ フェルマール王国と西大陸のキャメロン騎士王国の間に国交が樹立する。


○ 655年

 ・ カナリア公国、リングダッド王国よりロージス地方を割譲させる。


○ 660年

 ・ フェルマール王国、アプアラ地方の奪還の為派兵。リーフ王国に対して宣戦を布告する。


○ 662年

 ・ リーフ王国軍、アプアラ地方より撤退。

 ・ フェルマール王国、アプアラ地方を独立した辺境伯領とする。


○ 668年

 ・ フェルマール王国、ロージス地方に派兵。同年、支配権を確立させる。


○ 669年

 ・ リングダッド王国、ロージス地方に派兵。フェルマールと戦争状態に突入する。


○ 672年

 ・ カナリア公国、ロージス地方に派兵。フェルマール・リングダッドと『三国戦争』始まる。


○ 678年

 ・ リングダッド王国、ロージス地方より撤兵。これにより同地方の領有権はファルマール王国とカナリア公国の二者間で争われることとなる。


○ 681年

 ・ フェルマール王国とカナリア公国の間で講和条約が締結され、ロージス地方がフェルマール領となる。


○ 694年

 ・ ガウス共和国で『奴隷王女事件』発生。評議会議員の娘が、当時留学中のリングダッド王女の美貌と聡明さに妬心を抱き、王女の悪評を捏造し喧伝した。共和国は市民感情で国家が運営されていた為、国民の大勢の(ロウソク)意思(デモ)を以て王女を剣闘奴隷に貶める。

 同年、一人の青年商人の手引きで王女は共和国からの脱出に成功し、リングダッド王国に帰国する。


○ 695年

 ・ リングダッド王国は『奴隷王女事件』を理由にガウス市に派兵する。ガウス市民は当時の評議員全員を弾劾罷免することで王国の寛恕(かんじょ)を得ようと試みる。ガウス市民の公民権はリングダッド王国軍政府により停止される。


○ 698年

 ・ ガウス共和国の評議員が全員、リングダッド王国から派遣されてきた役人によって占められることになる。これにより、リングダッド王国はガウス共和国を藩属国とする。


○ 700年

 ・ ガウス共和国、リングダッド王国ガウス市となる。

 ・ スイザリア王国副都モビレアに星が落ちる。


○ 701年

 ・ マキア王国、宣戦布告なくフェルマールへの侵攻を開始する(『(カンタレラ)戦争』)も、フェルマール王女の戦術級魔法により壊滅する。

 ・ マキア王国は『カンタレラ戦争』の結果、フェルマール王国の藩属国となる。


○ 702年

 ・ スイザリア・リングダッド・カナリア・リーフの四ヶ国が同時にフェルマールに侵攻を開始する(『フェルマール戦争』)。フェルマール王国内の領有貴族たちの中には侵略者たちに与する者、不戦中立を宣言して侵略軍の通過を許す者などが乱立した。

 ・ スイザリア軍、「ハティスの戦い」で壊滅的損害を受ける。以降スイザリアは南ベルナンド地方並びにマキア王国領の支配権確立の為に動くことになる。

 ・ フェルマール王国アプアラ領、独立領となりリーフ王国の事実上の属領となる。


○ 703年

 ・ フェルマール王国王都フェルマリアに於いて、市民革命勃発。市民団体により王族は公開処刑され、王城に火を掛けられる。但し、革命政府に統治能力はなく、早晩フェルマリアは無政府地帯となる。

 ・ フェルマール王国内の領有貴族たちが、相次いで独立を宣言する。

 ・ フェルマール王国ロージス領、カナリア公国の属領となる。


○ 704年

 ・ フェルマール王国の大貴族・ローズヴェルト伯が領地を独立させ、ローズヴェルト公国を号する。

 ・ 旧フェルマールのアプアラ独立領とビジア領の間で戦争が起こる(『賢人戦争』)。

 ・ リーフ王国はアプアラ独立領を占領支配する為に派兵する(『第一次アプアラ独立戦争』)。

 ・ フェルマール王国の独立領であるメーダラ領と独立都市ボルドの間で経済戦争が始まる(『小麦戦争』)。

 ・ ボルド河北岸にネオハティス町が開拓される。


○ 705年

 ・ カナリア公国ロージス領とメーダラ領の領境付近に星が落ちる。

 ・ ●●に××が△△する。

 ・ 独立都市ネオハティスに於いて、太陽暦に基づく新暦が施行される。


○ 706年(新暦元年)

 ・ 『小麦戦争』終結。ローズヴェルト公国はメーダラ領を併合した後、ローズヴェルト王国を号す。

 ・ ネオハティス市に於いて、冒険者アドルフが国を興す。その国の名は……。

(2,173文字:2017/04/16初稿 2017/05/01投稿予約 2017/06/25 15:00掲載予定)

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