設定資料4 歴史(帝国崩壊後:前半)
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注:設定資料は、定期更新対象外です。
○ 84年
・ アザリア教興る。
○ 106年
・ 東カナン王国にて、獣人の王妃が誕生する。この頃から、獣人族の西方移住が始まる。
○ 200年頃
・ 四大精霊論的魔法理論が成立する。
・ 精霊神殿と魔術師ギルドが一体のものとなる。
○ 311年
・ フェルマール王国建国。
○ 312年
・ リングダッド王国建国。
○ 313年
・ リングダッド王国、アザリア教を国教とする。
○ 341年
・ フェルマール王国とリングダッド王国、大陸南西部の覇権を賭けて戦争を始める。
○ 354年
・ マキア王国建国。フェルマールとリングダッドの戦争から逃れた者たちが興した国であった。
○ 355年
・ マキア王国、フェルマールとリングダッドの戦争に介入する。
○ 360年
・ マキア王国とリングダッド王国の間で、対フェルマール同盟締結。
○ 367年
・ フェルマールとマキア・リングダッド両国の間で講和条約を締結する。この条約により、フェルマール王国は南ベルナンド地方を失陥する。
○ 372年
・ フェルマール王国は当時の首都ベルナンド市から、より国境から遠い場所に建設した新都フェルマリアに遷都する。
○ 383年
・ リングダッド王国の西部領が、スイザリア王国として分離独立。
・ リングダッド王国、スイザリア王国に対して派兵。『200年戦争』が始まる。
○ 384年
・ マキア王国は、360年に締結したリングダッド王国との同盟を口実に、スイザリア王国に侵攻する。
○ 399年
・ マキア王国は、リングダッド王国との同盟を正式に破棄する。
・ マキア王国は、スイザリア王国と独自講和により停戦が成立する。但し終戦条約は締結されなかった。
○ 402年
・ フェルマール王国は、スイザリア王国並びにマキア王国に対して宣戦を布告する。
・ マキア王国とスイザリア王国の間で対フェルマール臨時協定を締結する。これはフェルマール王国との戦争時に限り、共戦体制を採るというものであった。この協定は、後に「300年の毒」と呼ばれることになる。
○ 403年
・ リングダッド王国内で『悪神の乱』と呼ばれる内乱が起こる。これはアザリア教会の敵を悪神の使徒と断じたことによる、教会派と反教会派の抗争が激化したものであった。
○ 405年
・ リングダッド王国に於いてアザリア教が禁教とされる。
○ 406年
・ リングダッド王国より追放されたアザリア正教会が、スイザリア王国南方でアザリア教国を建国する。
○ 407年
・ フェルマール王国とマキア王国の間で講和成立。フェルマール王国が南部ベルナンド地方全域の領有権を有することを、マキア王国に確認する。但し、南東ベルナンド地方(後のハティス男爵領)は未だスイザリアの占領下にあった。
○ 411年
・ フェルマール王国、「リュースデイルの戦い」でスイザリア軍を撃破する。これによりベルナンド地方全域の支配権を確立する。
・ フェルマール王国とスイザリア王国の間で講和成立。
○ 419年
・ フェルマール王国南部領ベルナンド地方の要となる町「ハティス」が拓かれる。
○ 422年
・ 『獣王ダインの反乱』。大陸南西部に於いて獣人による獣人の王国の建国を試みるも、フェルマール以下四ヶ国の連合軍により鎮圧される。これ以降、大陸西部で獣人族に対する反目・蔑視が強まる。
○ 430年頃
・ 『獣王ダインの反乱』を契機に、フェルマール王国とマキア王国の間で人的交流が盛んにおこなわれるようになる。
○ 483年
・ 西大陸・キャメロン騎士王国からの使者がフェルマール王国を訪れる。
○ 508年
・ フェルマール王国ハーディ騎士爵領(後のビジア領)の開拓が始まる。
○ 514年
・ カナリア公国建国。公王家はカナン帝国の正嫡を自称し、近隣のフェルマール王国やリングダッド王国などに対し、旧領回復の為の戦争を行う旨宣言する。
○ 518年
・ フェルマール王国ハーディ騎士爵領、領主の陞爵に併せてビジア男爵領となる。
○ 534年
・ リングダッド王国、ロージス地方を開拓し領有する。
○ 551年
・ ロージス地方で鉄鉱の採掘が開始される。
○ 552年
・ フェルマール王国、ロージス地方に派兵し同地方を領有する。
○ 562年
・ 東カナン王国王都エストリア陥落。王国は五百余年の歴史に幕を下ろす。
○ 565年
・ リーフ王国建国。フェルマール王国の圧政を逃れた者たちが開拓した国であるが、東カナン王国の残党が亡命して作った国であるとの噂もある。
・ フェルマール王国はリーフ王国の建国を認めず、同地方に派兵する。
・ リングダッド王国、フェルマール王国ロージス地方に派兵する。
○ 567年
・ フェルマール王国は、対リーフ王国戦線から撤兵し、北方戦力をロージス地方に集中させる。リーフ王国方面からの撤兵により、その独立を追認したことになる。
○ 569年
・ リングダッド王国軍、ロージス地方から撤兵する。
○ 571年
・ カナリア公国軍、ロージス地方の領有を求めて派兵する。同年、フェルマール王国はロージス地方より撤退する。
・ これ以降、10~20年おきにカナリア公国、フェルマール王国、リングダッド王国の三国間でロージス地方の領有権を争うことになる(655年まで)。
○ 573年
・ リングダッド王国北部ガウス市で革命勃発。
○ 574年
・ ガウス市、リングダッド王国より分離独立。大陸史上初の共和制を敷く。
(2,140文字:2017/04/16初稿 2017/05/01投稿予約 2017/06/25 03:00掲載予定)




