数百年前の美しい幽霊に取り憑かれましたが前世の恋と関係していたようです
魔法具のアクセサリーを作っているルクレアは。王都に出てきて叔父と一緒に城へ魔法具を納品しに行ったところ、カイネス殿下と出会う。カイネス殿下は初対面なのにルクレアの作った魔法具を気に入ってくれたようで、ルクレアも初めて会ったような気がしない。ルクレアが王都に出てきた目的はもう一つ、城で保管されている大きなサファイアの宝石を見ること。念願かなって宝石を手にしたとき、どうやら数百年まえの幽霊に乗り移られたようで体が勝手に動くようになってしまった。ルクレアとカイネス殿下のお話です。