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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

不死鳥の揺り籠になりたい

作者:地上人
最新エピソード掲載日:2026/05/14
その不死鳥は1人では眠れない。
それが【最期の夜】になるかもしれないから。
そして、誰かに【産声】を聞いてほしいから。


孤独な少年クロは墓参りをしていた。
親、兄妹、かつての親友、商店街にいた人、人、人。
全て自分が殺した者たちの墓だ。

死神の鎌

それは生まれながらにクロの小指に癒着し、
約束した相手を死にいたらしめる呪いである。

『死神の鎌はな、苦しみのない死を与える唯一の方法なんだ。
お前にもいつか分かる。この仕事を続ける理由が』


クロ「切り落としてやる……こんな指っ!!」


切り落とした小指、連日騒がれる不審死事件。
月を燃やす赤い鳥、青ざめた空、乾く瞳。

埼玉県釜口市で起きる複数の怪事件。

それは絡み合い、溶け合うように、
居場所のない不思議な少年たちの
本来なら決して交わらない日々を繋いでいく。

「そっか、これが……燃えるような恋か」

ーー火が灯る合図。

それは【最期の夜】へと続く、ピュアな慟哭。

「約束守れなくてごめん。
でももう、目は逸らさないよ。
君がこのまま……灰になっても」

不死鳥の死が、彼らを大人にするーー
プロローグ 飛べない天使
2026/05/14 21:06
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