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よん。



 王子さまは願いました。


 神さま。もしいるのなら、僕に力をください。どうか、お願いします。


 すると、あの不思議な声が聞こえてきて、こう言いました。


 どうして力がほしいのですか?


 茨をたくさんたくさん斬って城の門まで来たのです。けれど、高い柵があって到底入れません。だから力がほしいのです。


 声は言いました。


 まぁ、何てことでしょう! わかりました。あなたに力をあげましょう。


 しかし、いざ力を与えようとした声は困ってしまいました。


 ところで、王子さま。あなたはどんな力がほしいのですか?


 王子さまは答えました。


 柵はよじ登ることもできないほど高いのです。空を飛ぶ翼をくれませんか?


 声は喜んでその願いを叶えました。

 するとどうでしょう。王子さまの背からみるみるうちに翼が生え、力強く空を羽ばたきました。


 ありがとうございます! これでお姫さまを救うことができます!


 王子さまは喜んで空へ飛び出しました。





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