プチ冒険と日常
久々更新です。お待たせしました。
9ヶ月になりました。
ハイハイに始まり、物に捕まれば立ち上がれ休みながらであれば
かなり歩けるように成長した。
そして、簡単な単語なら喋れるようになったので大分楽であるといえる。
そんな私…マリア9ヶ月は本日書庫に向かいます!
なんたって最近はお母様もメイドも私から目を離す時間が
増えたからである。
それに、前世と今生きてる世界が全て一緒とは限らないのだ。
なので、前世での王妃教育をほぼクリアしたこの知識を
活用して本当に、前世と同じ世界か確認できるはずだと考えたのだ。
そのために、一生懸命物に捕まり立ち上がる。
ドアの前に着くと手を伸ばすが…
「なんと…手が届かない」
「うーんしょうーんしょ届かない」
まさに、絶望と言える。
ドアに絶望すること早10分
とりあえず泣きたい。
そんな時…キーと扉が開く。
「あら、マリア様バンザイして何してるんですか?」
そこにいたのはメイドのティアだった。
ティアは、お母様と年も近く友達のように仲良しであり
幼い時からメイドをやっているので、とてもしっかりしていて
妹もいるらしく、子供の扱いが上手い。
「バンザイちがう…書庫行きたい」
その言葉にティアは、目を回るくさせるがすぐに笑顔になると
私を抱っこしてくれた。
「ありがとう!」
と笑顔でいうと
「いえ、いつでもいってくださいね」
と笑顔で書庫の中へつれてってくれた。
なんというか…初めから頼むべきだった。
と思わずにはいられなかった。