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TE-CX 12/17 〜プライド〜  作者: プロペラ41
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現場入り

ガタン! ゴトン! ガタン!ゴトン!


ちくしょー! もっと優しく運転しやがれ!


此処は軽トラックの荷台。

そうさ、オレはあのチャラ男に買われたのさ。

あの野郎オレを何だと思ってやがるのか? オレを無造作に荷台に放り込んだのさ。


しかもだ、何なんだコイツの運転は? 軽トラックでドリフトなんかしやがって!

そうさ、此処は田舎道さ。交通量も少ないさ。しかしだ、一応公道なんだぞ!


荷台のオレの身にもなってみろってんだ!

そうさ、オレはキリ刃さ。ドリルのキリ刃さ。だが、オレにはオレのプライドってもんがある。もう少し丁重に扱って貰いたい。


軽トラックがある家の前で止まった。

車庫には山のように資材が積まれていた。


どうやらリフォームの物件らしい。

現場は二階か?


チャラ男はオレが入ったビニール袋を持ち、二階に上がった。


なるほど、増築工事か。


この家の二階は建物の半分がベランダになっている。

このベランダ部分に部屋を作る訳だ。屋根は元々あったらしい。


おぅ、帰ったか。どれ?見してみ?


チャラ男はオレを手渡した。


オレを持つその手はゴツゴツとした年季の入った手だ。

オレを見つめるその目は職人のソレだった。

キリ刃の切っ先を見つめて


ん、悪くねー。


コイツがオヤジさんか。悪くねーだと?

フン、仕事ぶりを見れば分かる。オレはその辺のキリ刃じゃないのさ。


オヤジさんがドリルを取り出す。


カチッ


オレはドリルにセットされた。


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