表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TE-CX 12/17 〜プライド〜  作者: プロペラ41
1/5

プロローグ

とあるDIYショップ。ドリルビットコーナーの商品陳列棚。此処から、オレの物語は始まる。

ドリルビットとは、言うまでもない。ドリルのキリ刃の事だ。


何?なんのこっちゃ?だと?


あの〜、アレだよ。工事用のドリル。ガリガリガリガリ!ドドドドドドドド!のアレだ。

ドリルっちゅーのはだな、本体とキリ刃があるのさ。で、オレはキリ刃。


名は TE-CX 12/17 なのさ。


キリ刃ってのは消耗品。だがな、オレはそんじょそこらのキリ刃とはワケが違うのさ。オレは安モンじゃねー。客は高い金払ってオレを買って行く。オレもプロだ。それなりの仕事はさせて貰う。


オレは今、陳列棚にぶら下がっている。ぷらーん。ぷらーん。

正直、、、暇だ。


ケースの中では身動きも取れやしない。と言うか、オレは鋼の身体だった。

初めから身動きできねーんだった。


ぷらーん。ぷらーん。




もしもし?オヤジさん?あの〜聞こえますか?もしもーし?

電波悪りーよ!ここ!




茶髪の作業服チャラ男がオレに近づいて来る。オレはこう言うヤツが嫌いだ。

携帯でオヤジさんと話してる時点で「私は道具を見る目が無いですよ」と言っているようなもんだ。




え?でぃーえーしーえっくす? えっ?DA-CX?分かりました!え?12の17?了解です!




此処にはDA-CXなんて商品は無い。有るのは TE-CX 12/17 このオレの事だ。

コイツに買われてゆくのか。オレは、、、。



正直、ウンザリした、、、。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ