〜登場人物紹介2〜
イラスト付きの人物紹介頁、その2です。読まれなくともお話に影響はありません。あしからず。
【アイビー・ヘデラ】
王国北辺に領地を持ち、近隣諸部族との交易を担うヘデラ侯爵の一人娘。18歳。
跡取りとして厳しく育てられた。婚約者募集中のまま、いまの年齢に至る。気位が高い。
領地視察の際、父と見つけた「まじない織物」を新たな商品として流通させるため、まずは王都のタウンハウスでそれらを飾り、出資店に卸せるか検討中だった。
【リリアン・ミスト】
ヘデラ侯爵家を寄り親とする貴族のひとつ、ミスト伯爵家の娘。19歳。
国境の警備任務にあたっている婚約者が帰国次第式を挙げる予定。
幼いころからアイビーのお世話役。
【ミラ・ロディタ】
ヘデラ侯爵家を寄り親とする下級貴族のひとつ、ロディタ男爵家の娘。15歳。
将来は女男爵となってアイビーを補佐するという夢があり、そのため、親戚から養子を取って娘を嫁がせようとする父に反目していた。
【シェイド/真の精霊体】
ティリエルの守護精霊。眷属からは常闇の君と呼ばれる。
ずいぶん、かなり、相当の長い間、同族からは行方不明扱いだった。
仮の人間姿(茶色の目の小姓)や簡易の精霊体(金瞳でツンツン頭+翼付き)と異なり、背はラルクより高い。耳は尖っている。また、瞳の色は、とくに力を振るっているわけでなければ鬱金色。
絵の扱いがちょっとおかしいが、れっきとしたラルクの相棒役にしてサポートメンバー。
基本的にラルク(ティリエルの掃除屋)以外の人間には存在を感知できない。
例外として精霊、あるいはシェイド以上の高位精霊と契約する人間のみ認知できる。




