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ひとりの夜は、読んではいけないポエム  作者: 水翔
第一章 モノローグ
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第二夜 夜が終わらぬことを

『境界線』

水平線があるから

海は空になれない


地平線があるから

大地は空になれない


どんなに焦がれようと


けれど

月も

星も

ない夜は


境界が

ほどかれる


毎夜

毎夜


僕も

待っている


夜が

終わらない

その瞬間を



『宇宙飛行士になろう』


逝ってしまった君に

僕の言葉は、もう届かない

伝えたかった思いは

行き場を失い

あてもなくさまようばかり


「死んだ人の魂は、天に昇るんだよ」

そう言われた夜

僕は空を見上げた

空はひどく低かった


僕の将来は決まったよ

宇宙飛行士になるんだ

宇宙船の窓から君を見つけ

この想いを伝えよう

そうすれば、見失った僕自身にも

出会えるかもしれない

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