オメガブースト
PS中期にリリースされた宇宙空間3Dアクションゲーム。発売元はソニーコンピューターエンターテイメント(長い)だったと記憶しますが、制作にアニメ会社、サテ◯イトの影が見え隠れします。まあ、メカデザが河森◯治氏だと、みんなそう見えちゃうという。(笑)
ゲーム誌でも概ね高評価だったので、これは買ってプレイしなければダメだろ、と思った次第。まあ、SCEリリース作品なら評価はどうしても甘くなりがちなんですけどね。それでも、新時代の到来を予感させる3Dロボゲーとなれば、それを差し引いても期待できるってもんです。
で、オープニングからしてハイセンス。英語の歌詞のBGM。CGのムービー。このムービーのデキがかなり良く、やがて制作されるというCGロボットムービーもこんなクオリティになるのかー、と、ただただ感心したものです。メカデザも文句なくカッコよく、質感もリアルでハードSFムービーでも見てる気分になります。世界観も本物志向で妥協がありません。
この妥協のなさ、どうもこのゲーム、雰囲気が洋ゲーっぽいです。海外のメーカーに制作を依頼したのかも知れません。詳しくは知りませんが。
で、実際のゲーム内容もかなり秀逸。そもそもそれまでの3Dロボットアクションって、なんか動きがぎこちなく、操作性、インターフェースのショボさは仕様ですみたいな風潮がまかり通ってて、快適性なんぞ二の次、的な制作サイドの甘えのようなものが感じられたものですが、本作は画期的に操作性が良く、直感的な操縦を実現してます。
さすがに宇宙空間を戦うので慣れは必要ですが、慣れてしまえば快適に動かせます。本作のインターフェースは後の3Dアクションゲームにも多分に活かされているのでしょう。ラストバトルまではほぼ問題なく進めましたが、筆者にはラスボスに勝つことはできませんでした。
純粋なアクション、もしくはシューティングなので、ストーリーはあまり考える必要はないかと。ただ、序盤から中盤にかけては割とユーザーフレンドリーなのに、終盤戦で一気に難易度上げて容赦なくプレイヤーの心をへし折りに来るデレツン仕様は洋ゲーの特徴でもあります。
それと、広大で暗くて深い宇宙空間も不気味の一言。好きな人には堪らないのでしょうが、ぶっちゃけ、一億円貰っても宇宙になんか行きたくない筆者に、このリアルすぎる宇宙空間は馴染めませんでした。
センスが良すぎるのも考えものです。PS時代の名作として数えられることの多い本作ですが、筆者にはあまり肌の合わなかった作品なのでした。
結構厳しめな評価をしてしいましたが、遊んで楽しいゲームなのは間違いないので、個人的な意見として受け止めていただければ幸いです。ここで取り上げるってことは、それなりに好きな作品であるのは間違いないので。
次回でいよいよ本項ラストのゲームです。筆者自身、かなり怖い気がしています。




