MOBILESUIT GUNDAM Ver2.0 〜パイロット、なにやってんの!〜
そしてついに、ゲーマーとしてはやや乗り遅れ気味に本体ともども本作を購入。ソフトのみ中古だったので、二千円程度の価格だったと記憶します。それでも、その程度の値段で3Dの、しかもポリゴンを使ったゲームができるっていうんだからいい時代になったもんです。
そして初プレイでいきなり未体験ゾーン。なんとゲームから声優さんの声が聞こえるではありませんか。いや、それ以前にもPCエンジンやメガドラで実現してたのは知ってましたが、実際に体験するとそのインパクトはまた違います。本当にゲームでアニメや映画ができるじゃないか! そう素直に思えました。
そしてゲーム開始。ゲーム誌で見たとおり、プレイヤーはガンダムのコクピットに乗り込んだ視点で地上を歩き、宇宙を駆け、ザクと闘うのです。モニター上部にはサブモニターが備え付けられ、セイラさんやブライト艦長が作戦を伝えてきます。本当にロボットに乗るとこんな感じなのかと、ただただ感心。
で、肝心のゲーム性はどうなのかというと、そんなことさえ考えられなかったのです。インターフェースはよく分からんし、ビームライフルもまともに当てられるとも思えないし、
ビームサーベルに至っては射程距離が短く、これまた広大な3Dフィールドでは敵に接近することさえ難しいのですから、斬りつけるなど筆者には不可能です。
そもそも動いてる敵モビルスーツを視界に捉えること自体が困難。視認してビームライフル撃っても当たるわきゃありません。必然的にレーダーを注視することになります。画面の大半を占めるメインモニターなんか見てる暇ないですよ。いや、「たかがメインカメラをやられただけだ」を地でいきたいわけじゃないんだけど。
「それじゃあただのクソゲーじゃあん! とか言いたくなると思うでしょ? でも違うんだな、これが。
確かに、冷静にゲームとして楽しめるかというと答えはノーです。言ってしまえばクソ仕様です。いや、それはさすがに言いすぎだけど。でも、当時の筆者は面白いと思えなくても、なんか納得してしまったのです。




