ゼノギアス 〜利権の悪魔 哀しみは記憶の海に〜
ゼノサーガで完全に心を折られた筆者は、その後発売されたゼノブレイドも、Wiiは持ってたけど未プレイです。評価は概ね良好ですが、巨大ロボットさえ出なくなったために購入意欲が湧かなかったのです。
しかし時代は進み、PSの名作ゲームはDLゲームとして手軽に遊べるようになってるようです。筆者は対応ハードも、ネット環境すら持ってないのでエミュレーターよりハードルが高いのですが。しかし本作、ゼノギアスが今の若い子たちにプレイされ続けていると思うと感慨深いものがあります。本作がきっかけとなってクリエイターになる少年少女もきっといるでしょう。そう考えるだけでもワクワクしてしまいます。
が、それに携わったクリエイター本人たちにとってはどうなのでしょうか。
制作チームがスクエアを離れ、新たなソフトメーカーを立ち上げたのは有名な話ですが、そのきっかけとなったゼノギアスの権利関係は素人には窺い知ることすらできません。ここに筆者は大きな不幸を感じてしまいます。
これほどのコンテンツがDLゲームとして、懐ゲーとしてしか楽しめないというのは明らかに損失です。ゲームが発売されて間もない頃はムック本の出版やノベライズ化とかもされてましたが、今ではそれが可能かどうかすら分かりません。特に最近のデジタルを駆使したアニメ化とかすれば相当すごいものができると思うのですが、その気配もありません。
やはり権利関係が複雑化しているものと推察されます。待っているユーザーはかなりいると思うのですが、大人の事情というやつはユーザーの想いなんか斟酌しちゃくれません。
名作と呼ばれるものにはこういうトラブルは往々にしてあるものです。その定説に当てはめるなら、本作もまた掛け値なしの、不朽の名作とも思えるのです。




