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数分ぶりの再会。
扉の向こうは大気圏ぎりぎりの空に繋がっているのだが、そこから見る限り、世改は大して変わっていないように見えた。
せいぜいあの時の神社が前にも増して古臭くなっているくらいだ。
全身に風を受けながら神社の境内に降り立つと、セルゼルノは、高らかに声を張り上げる。
「我名はセルゼルノ! この世改のか――――」
「それ前も聞いた」
半年ぶりに聞く、前と変わらぬその声に、セルゼルノは密かに安堵する。
「なんだよ。最後まで言わせてくれよ」
「久しぶりね。ていうかあんた、普通に喋れるんじゃない」
「まぁな。あぁそうそう、これ返すわ」
そう言って歴史の教科書を差し出すが、悦子は受け取らず、セルゼルノを睨みつける。
「ん? どうした?」
「どうしたじゃねぇよ!!」
言うが早いか悦子は持っていたスクールバックをセルゼルノの顔面に投げつける。
「あれからどれだけ経ったと思ってんのよ。もうとっくに新しいの買ったわよ!」
「……ごめん」
「ていうか、痛くないの?」
悦子は恐る恐る問う。
だがあっけらかんと笑うセルゼルノを見て、若干の後悔を羞じ、悦子は目を背ける。
「ところで最近、なんか変わったこと起こってないか?」
「変わったこと? そういえば最近――――」
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