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ある日、集団転送で異世界へ(改) ~女神の気まぐれから始まる異世界生活~  作者: 武雅


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19/40

19:城塞都市プレモーネ

挑発に成功しオーガロードを自分にひきつけることに成功したことで、あとは頭であるオーガロードを1匹目のように打ち取るだけでこの戦いは終わるはず。


互いに走って向かっていっている為に急速に距離が縮ままり、間合いに入ると、オーガロードが爪で切り裂こうと右手を振り上げ、俺は姿勢を低くしてさらに加速をしオーガロードの懐に入った瞬間に魔法を放つ。

「フラッシュ!!!」


オーガロードの顔の前に光魔法で強い光をイメージした光の玉を出すがオーガロードは予測をしていたのか体をそらし地面を転がり光の直撃をよける。

「ヤバ!!必勝の策が崩れた…」


そうボヤいて剣を構え距離を取ると、オーガロードも先ほどの個体とは違い警戒をしているのかすぐに飛び掛かってくることはなく、俺の様子を伺っている。


あれ?なんかコイツ先の奴より慎重だな…、そう思い左手の手のひらに魔力を流し込み渦巻く炎を、そして風で回転を加える追い風で押し出すイメージをしてオーガロードに向けて放つ。

「ファイア!!」


オーガロードは炎が当たる直前に態勢をずらして炎をよけると、次の瞬間、地面を蹴り間合いを詰め切りつける。

オーガロードの胸のあたりを切りつけたと思っていましたが咄嗟に左腕を出したのでしょう腕の1/4位のところで刃が止まっている。


オーガロードはこれを狙っていたのか、次の瞬間大きく腕を振りかぶり右手の爪がこちらを切り裂こうと腕を振り下ろした瞬間、咄嗟に剣を引き抜きオーガロードの右手目掛けて日本刀モドキを振り下ろす。


ガキィッ

そんな音とともに体が浮き上がり後方に投げ飛ばされた。

ドサッ…。


背中からもろに地面に叩きつけられ一瞬息が止まるが、倒れこんでいることは死ぬことを意味する為、すぐに起き上がり剣を構えなおす。

「ゲホ、ゲホッ、ハァハァ…」


しかしオーガロードは追撃をしてこずこっちをにらみつけたまま間合いを取っているような感じだ。

静寂の中のような感覚で「ゴクッ!」っと生唾を飲み込む音も遠くまで響いてそうな感覚だ。

このまま睨み合っても埒もあかないが、これといって倒す決め手もない為、間合いをはかり一歩前に出ると、何故かオーガロードがジリッっと一歩下がりる。


何か手はないか、使える魔法は火、水、風、土、雷、光、闇、とあるが、しかし決め手となる威力はないので何か打開策を考えないと…。


そう頭を巡らしながらまた一歩前に出てから今度は数歩下がり助走を付けると一気にオーガロードに向かって駆け出すと、オーガロードも両腕を開き左右どちらの爪でも切り裂けるように構えをとる。


魔力を左手の手のひらに集め、姿勢を低くしてさらに加速ををしオーガロードの懐を目指す。

お互いの攻撃が届く範囲に入った瞬間、左手を前に出し後ろに飛びのくと、次の瞬間、さっきまで自分が居た場所をオーガロードの左手の爪が空を切り裂く。

「サンダー!!!!!!」


バチバチバチバチバチバチ!!!!!!!!


オーガロードの体が電撃により一瞬硬直した次の瞬間地面を蹴り一気に間合いを詰め剣先を右胸に狙いを定めて突き刺す。


刃を横にして左でで押し込むようにさしずめ平刺突(ひらづき)といったところで、ただの突きだがそのまま再度左手に魔力を流し込む魔法を放つ。

「サンダー!!!!!」


刺突で心臓を貫かれ、電撃を流されたオーガロードは、痙攣をしながらて仰向けに倒れる。

「なんとか倒せた…」


そう思った瞬間、周りに居たオーガが急に叫び声をあげだした。

「グ、グォーーー!!」「グ、グォーーー!!」


乱戦の中のオーガも叫びだし叫びが群れ全体に波及していくと次の瞬間、オーガたちが森に向けて走り出していく。

「追い払えた?」


そう思った瞬間急に体が重くなった感覚が襲って来た。 恐らく緊張が解けて気が抜けたのだろう。

そんな中、城壁の方を見ると、門が開き、統一された鎧を着た一段と思い思いの装備を持った人たちが門の周りにいたオーガに攻撃を仕掛けている。

もっとも、あちらは一進一退と言った感じなので、倒すまでにはまだ時間がかかりそうだが、とりあえずは危機を脱した感じだ。


「勝った~~~!!!」

そういうとその場に座り込み戦場となった場所を見渡すとオーガの死骸が数えきれないほどあり草原を埋め尽くしている。


何匹くらい倒せたんだろうと思っていると、ゾルス達の4人が自分のもとにやって来た。

「マサト様、お怪我はございませんか?」


「うん無いよ!」

「それにしてもオーガロードを2体も仕留めるとは、さすがです!!」


「ハハハハハ、運が良かっただけだよ、それより疲れてるとこ申し訳ないけど倒したオーガの魔石の回収お願いできるかな。」

「はっかしこまりました。」


そういうとゾルス達4人は倒したオーガの魔石を回収に向かう。

「さて、自分で打ち取った分は自分で回収しますか…」


そういうと立ち上がり自分で倒した分の魔石を回収する。

オーガの魔石に比べオーガロードの魔石は一回り大きくテニスボールくらいあった。


自分の倒した分を回収し終え、水魔法で手を洗い水を飲み一息ついて門のほうを見るとオーガのほうが形成が悪くなったようでジリジリと押され、囲まれ打ち取られている。

大体一人で対峙せず複数で盾が前に出て壁になり剣や槍で削り後方から魔法で攻撃をして一体一体を確実に仕留めている。


それにしても自分は普通に一人で倒せたのにこの世界の人は一人で倒せないのか? 確かに自分はLV200以上があるけどオーガならそんなにレベル高くなくても倒せそうなのに。

そう思いならがこちらの世界の人の戦闘を観察し少しでも実戦経験の不足を埋めるよう努力しよう。


「マサト様、回収完了致しました、魔石は全部で289個です。」

そう言って4つの袋に入った魔石をロゼフが地面に置く。


「ありがとう、自分が倒したオーガ12体分を入れて301個とオーガロードの魔石2個だね」

そういってアイテムBOXに収納する。


「左様で、ところでオーガロード角は回収しないのですか?」

「???あれも何かの素材になるの?」


「はい、オーガロードともなると角も強靭で強固なので加工をすれば武器にもなります」

「そうなんだ、回収頼んでいい?」


「かしこまりました」


そういうとロゼフはハンゾウを伴いオーガロード角の回収に行いった。

「ゾルス、バルタ、大剣と片鎌槍見せて、一度錬成しなおして破損があれば直すから」


そういうと二人から大剣と片鎌槍を預かり錬成で破損個所を探し修復していくが、今回は乱戦はかなり激戦であったのが二人の武器から見て取れ、大剣は刃こぼれが激しく、片鎌槍も少し歪んでいたので、俺は魔力を流し刃こぼれを直し、歪みを直していく。


「はい、完了!2人ともありがとうね・・・」

そういってねぎらいの言葉を掛けるが、そんなやり取りを門の上の城壁から見ている人が居たようですがこの時は全く気づかなかった…。


「マサト様、回収終わりましたぞ」

そう言ってロゼフとハンゾウが戻って来たので、角を収納し2人の短剣を錬成で修復をする。

やっぱり相当な激戦だったんだな~としみじみ思いだす。


4人をロゼフと自分の水魔法で洗い血を流した頃には門の前の戦いも終わっていたので、ゾルス達には影に入ってもらい町に向かう。


「うん、絶対英雄的扱いじゃなくて化け物or怪しい奴扱い確定だよね・・・」

そう呟いて歩いていくが、しばらくして門の近くに来ると案の定門の上に居る人が大きな声で何かを叫び、下に居た統一された鎧の兵士の一団がこっちに来て槍先をこちらに向けた状態で囲込まれた。


「うん、こうなること知ってた」

そう呟くと一人の兵士が


「貴様何者だ!抵抗するな!!武器を置け!!」と怒鳴っている。

短剣はアイテムBOXに収納してますので日本刀モドキを地面に置き両手を上げると、兵士が一斉に飛び掛かり縄で縛りあげられ連行される。


オーガと戦っていた兵士もいろんな武器を持った人も全員が様々な目つきでこちらを見ている。

自分は救世主ではあって、睨まれたり、蔑まれる目で見られたり、奇妙な生き物を見る目で見られる筋合いはないんだよ、うんほんと失礼だ…。そう思いながら門を通り抜けると、何処かへと連行されていく。


「ピロリ〜ン♪」【町に到着する 1位 46時間10分29秒】【神との邂逅・スキル付与・望みの実現】


町を目指せってただ単に順位の問題かよ!!!!

門を内側から見る限りオーガロード体当たりは結構ヤバかったようで門も歪んでるし折れた木の板が散乱していたりともう少し放置していたら門を破られていただろうといった感じだ。


俺、救世主なのに今は連行されるがままっておかしくない?

そう思いながらも大人しく連行されると、門の近くの建物の中に連れてかれて階段をおりて、はい、行先は牢屋でした。

階段を下りて地下に向かった時点で知ってたよ。

町に入ったら即牢屋とかテンプレだもんね…。


----------------------------------------------------

名前:マサト=タケウチ  人間  (35歳)

LV:241

職業:錬成術師


ステータスポイント:0

HP:1432

MP:2783


体力:781

筋力:598

敏捷:311

知力:66

物理耐性:190

魔法耐性:189


スキル:

スキルポイント:70


中級火魔法LV2  中級水魔法LV1  中級土魔法LV1 中級風魔法LV1  中級雷魔法LV2  

中級光魔法LV2  中級闇魔法LV1  上級死霊術極  上級付与魔術極  上級影魔術極

アイテムボックス∞×∞


眷属ステータス

------------------------------------------

名前:ゾルス  ゴブリンキング(眷属)

LV:67


HP:1153

MP:195

体力:∞

筋力:821

敏捷:277

知力:64

物理耐性:395

魔法耐性:210


スキル:

上級大剣術LV2  中級剣術LV8  上級格闘術LV1


------------------------------------------

名前:ロゼフ  ゴブリンシャーマン(眷属)

LV:78


HP:392

MP:841

体力:∞

筋力:277

敏捷:205

知力:95

物理耐性:100

魔法耐性:280


スキル:

中級火魔法LV8  中級水魔法LV6  中級土魔法LV5  中級治癒術LV2

死霊術LV3

------------------------------------------

名前:バルタ  ゴブリンロード(眷属)

LV:71


HP:818

MP:209

体力:∞

筋力:617

敏捷:312

知力:61

物理耐性:230

魔法耐性:170


スキル:

上級槍術LV2  中級棒術LV10  中級風魔法LV3


------------------------------------------

名前:ハンゾウ  ゴブリン(眷属)

LV:39


HP:269

MP:151

体力:∞

筋力:217

敏捷:335

知力:36

物理耐性:60

魔法耐性:60


スキル:

中級短剣術LV4   格闘術LV9   気配遮断極  暗殺術LV7

------------------------------------------

誤字脱字、稚拙な文章ではございますがお読み頂ければ幸いでございます。

宜しくお願い致します。


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