第53話 レベルアップとモブのスキル?
リアル二日分くらい飛んでる。
こんにちは、ひまりです!今ね、紅玉椿にいるの^^
といっても、町には行ってない。
紅玉椿の町は第二階位だから、レベルとランクが足りないと到達達成にならないのよね。
我々まだLv26だし、Dランクのままだしねえ。
そう、この二日ほどはガチめにプレイを頑張り過ぎて、白金樺周辺で一番強いモンスターでの経験値が微妙になってしまったのだ!
なので狩場開拓と称して、西側の紅玉椿に足を延ばしたという次第。
リアル二日でレベル3つ上がった!我々、頑張った!
なおその間にイノさんがカンストした模様。早いんだわ!!
ミュー:あと4レベルかー。
玉兎:街道がしっかりしていて、隊商向けの野営地があるのが幸いだったなあ。
ひまり:流石にそろそろ紅玉椿に行った隊商さんが戻ってきそう。
アン:これだけ長期間留まってると怪しまれますかねえ?
北斗:むしろそろそろ荷物整理に帰った方がいいのでは?
ミケ:肉はあらかた食ったが、確かにちょっと荷物の空きが怪しいな
街道沿いに常緑樹の疎林が続くのが特徴であるらしい紅玉椿エリアの敵は、肉食の羽毛竜のツァーガン、空から急降下で降ってくるコンバットイーグルというでかい鷲、あとは水鹿という角の枝分かれが少ない大きい鹿、あとは小さめサイズ勢としてハクビシンとトンビと小鳥、そんな感じだ。
なお食材はハクビシンとサンバーだ。流石に羽毛竜は肉は落とさなかった。
そもそもツァーガンはレベルがちょっと低いし数がいないから、竹林の虎みたいに、隣の竹林エリアから追い出された個体っぽい?
北斗:うぉ?!
ひまり:上から来るかー!
ミケ:コンバットイーグル Lv29!
コンバットイーグルは初見でいきなり降ってきて、北斗さんががっつり爪を立てられた。
幸い鱗が剥がれる程のダメージにはならなかったけど。
そのあとも北斗さんとミケさんしか狙われなかったので、こいつは背の高い奴に突っかかってくるらしい。
なおミケさんが狙われた場合、爪が滑って完全に空振りになってそのまま地面にたたき落されたりしていた。
ミケ:うはははは、石人を讃えよ!
北斗:こいつ獲物を掴んで持ち上げようとするな?
ひまり:つまりミューちゃんや私が掴まれたら上から落とされて落下ダメージ?
玉兎:……多分そうなんだろうが、ひまりさんが落とされて無様に落ちるイメージがない……
アン:そもそも石人やドワーフだと持ち上がるんでしょうか?
ミュー:北斗君でも失敗してたし、ドワーフは怪しい、石人は無理!!
ミケ:うはははは、石人を讃えよ!
ミケさん、がはは、と笑ってたらうっかり街道筋を外れてしまって、速攻でツァーガンに齧られてたけど、まあこのくらいは問題ないもんだいない。
このツァーガンは叫んでスタンさせる大技を持ってて、正直だいぶうざいんだけどね。
数がいなくて助かったよね。
サンバーはといえば、なんとセルフヒールという技持ちだった。
とうとう魔法使う生物が出たよ!と思ったら魔法じゃなくてスキルらしい。
とはいえ体力半減で使われても全回復まではしないし連発もしないので、中級符で削れば普通に倒せましたね!
そして我々の経験値にいちばん貢献したのはハクビシンだ。
ピンチになると仲間を呼ぶんですよこいつ。
回避の苦手な北斗さんと玉兄さんにタゲが飛ばないよう、私とミューちゃんがサブ盾で凌げば普通に5匹居ても倒せるので経験値とお肉うまうまなのです。
アンファルにはあまりタゲがいかないし、いっても盾持ちだからか、たいしたダメージにならんのですよね。
玉兎:僕が介護されてる気がしてきた。
ひまり:きのせい。
ミケ:きのせい
北斗:俺の方がアレ。
アン:北斗さんの護符がないとここまでダメージが減らないのです。
ミュー:むしろ本来介護されるのはわたしのはず?
玉兎:それはさておき、ひまりさんはソロでもやっていけそう。回避盾。
ひまり:そのうち範囲攻撃の敵とか出てきそうだし今だってツァーガン相手だと詰む^^
ミケ:技持ちが急に増えたよなあ。
ミュー:オオヤマネコの件を考えるとLv25辺りでモンスターにもスキル追加?
アン:そういえば茸の胞子はスキル扱いじゃないんですよね。
ひまり:初回一回吹いたらネタ切れになるのはスキルとは言わない、とか?
そんな風に考察も加えながら、白金樺に向かって戻る。
白金樺側に入るとアナグマがLv28までなので、それだけ狙って狩っていくけど、経験値は控えめだし、たまに同レベルの個体がいる。
黄金側にはいなかったのになあ、Lv26アナグマ。
なおアナグマの特殊技は「穴を掘って逃げる」だった。逃げるな!!
ただターゲットしてると普通に出てくるので、そこを改めてタコ殴りというかお札どっかんして倒す感じですねー。
ともあれ、同レベルも混ざりながら、それでもちみちみと経験値は積みあがって……
もうこの先には大羽根兎しかいないぞ、というところで、とうとう一斉にレベルアップだ!
ミュー:あと3!!
玉兎:なんとか春休みに間に合いそうだな。
ひまり:やったー!
ミケ:あとはリアルで余計な用事が入らないのを祈る
北斗:フラグやめーや!
アン:北斗さんは転職で転居は?
北斗:しない!実家から通勤!
そんな風に感動薄めで騒ぎながら、白金樺の町に戻る。
「おう?もうLv27か!頑張ってるなあ!」
顔なじみになった門番さんにも褒められたよ!
今回は長時間フィールドにいたので、サンバーやアナグマやハクビシンのお肉はだいたいバーベキューで我々の腹の中だ。
ただ、水鹿肉はレベルが高いらしく、アンファルがたまに焼き加減をミスっていた。
アン:システム的にスキルが足らないとどうしても失敗が出ますねえ。
玉兎:むしろスキル不足で損耗率2割以下なのがおかしい……
北斗:レッキスとかスキル不足だと素材全損するって言ってたぞ?
ミケ:リアルスキルあると緩和って師匠と神殿の先生が言ってたからそれじゃね?
ミュー:神殿の先生って?
ミケ:モデルやった時のひよっこの取りまとめしてた彫刻系の師匠
ひまり:アンちゃんは料理できる人だもんねえ。
私も多少はできるけど、花枝さんに比べたらヒヨッコ以下ですから……
そもそもひまりちゃんは転職不可の符術師だから、調理スキルどころか技能もないしね!
ミケ:焼肉ひっくり返してただけなのに調理技能が生えた……
ミュー:わたしも。
玉兎:二人は生産職だから生産系技能は出やすいんじゃないか?
ミケ:そういえばそうか。調理はリアルでもやらないからまっさらだったんだがな
ミュー:調理だけは自分のスキルツリーで使わないんだよねたぶん。
アン:調理には他のスキルも入るんですけどねえ……
ひまり:調理で他のスキル使うってファイトファンシーでもそうだったけどこっちもなん?
アン:一部の道具が自作しないといけないらしくて。
荷物整理で納品とオークションハウス出品などをしながらの雑談中に、思わぬ仕様が判明した。
いや、符術師組はもとからジョブ選べないから、出ないのは当然か。
なおサンバーとハクビシンの毛皮が大層いいお値段で納品できることが判明。
ハクビシン、あんなにいっぱいいるのにな?
「この辺の方はより近場にいるアナグマを優先して狩る傾向が強いので、ハクビシンが品薄なんですよね。この分量の納品は本当に助かります。
贅沢を言えば、お肉があるともっと査定が上がるんですが……」
すみません全部食べちゃいました!!ものすっごく美味しかったので!!
食べなかった分もアンファルのスキル上げ用で全確保なんですぅ。
ひまり:町の人も美味しいもの食べたいよねえ。
玉兎:美味しかったもんなあ、ハクビシン……
北斗:リアルのハクビシンも旨いんだぞ。
ミケ:そういや兄貴に一回食わせてもらった気がするな?脂がやたら旨い奴
アン:ああ、お兄さんが猟師さんでしたっけ。有害獣駆除で確保してそうですね。
ミュー:有害といえばアライグマとかも狩るの?
北斗:あれは罠で獲る感じかな。特定だから生かしたまま移動できないのが難儀。
やっぱり不思議と北斗さんはリアル話が多めになるね?
猟師さんとか知り合いに居ないから全力で興味津々で聞いちゃうけど!
それにしても、あと3レベルでキャップ、果たしてミューちゃんの帰省に間に合うかなあ?
トラブルがなければ、いける?
*****プレイリザルト*****
プレイヤー:稲見ひまり Lv23→27
種族:狐ノ命
体力 76→88
魔力 240→280
SP 123→143
力 15→17
耐久 15→17
敏捷 52→60
器用 28→32
知性 52→60
知識 38→42
信仰 -
運 -
呪符魔法 Lv22→25
攻撃符:炎水雷土風光(枚数略)
中級攻撃符:炎水雷土風光(枚数略)
護身符:光x99
治癒符:光x68
一般魔法 Lv4
技能
【解体】Lv1
【初等呪符作成】
スキル
【観察】Lv9→Lv10(Max)
【モンスター鑑定】Lv9→Lv10
【植物鑑定】Lv8→Lv9
【一念】Lv5→Lv6
【動物鑑定】Lv3→Lv6
称号
[漂流者]
[使い魔を労わるもの☆]
[聖魔のあわいを征くもの☆]※秘匿
[Dランク冒険者]
[大福を狩るモノ]
[福引マスター]
[ゴブリンの友☆]
[一人前]
[いっちょまえ]
[騎乗仮免]
[村の助言者]
[コボルトの友☆]
[白金樺到達者☆]
本当に帰省に間に合うんですかね?ここからはまず移動が時間かかるぞ?




