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part25

統治者となる人材を1人確保したメアリ。

早速ジルと共に拠点へと向かいました。


メアリ「ここが拠点よ。ここは基本的に誰も来ない

    ような場所だから、侵入者の心配は

    しなくていいわ」


拠点はリリアとメアリの自宅のすぐ向かい側でした。

所謂ロッジのような建造物で、山の奥深くにある

隠れた暖かい家です。


リリア「メアリ、お帰りなさい。1人目の統治者を

    見つけてきてくれてありがとう。聞きたい

    ことや話したいことがたくさんあるから、

    ジルも入ってきてちょうだい」

ジル「…なぜ俺の名を知っている」


そう聞かれたリリアは眼鏡の鼻の辺りをクイっと持ち上げて、自慢げに言いました。


リリア「私は物事の真実を見ることができるの!      だから貴方が嘘をついても私は騙せないよ」

ジル「…まぁ名前程度バレたところで大した問題には

   ならないがな。…それで俺はどうすればいい」

メアリ「ちょっと待ってて、色々持ってくるから」


メアリはたくさんの書類を持ってきました。


メアリ「ここにはね、貴方がさっきまでいた雷の国の

    重要な書類があるの。ほとんどが商業関係

    なんだけどね。貴方は雷の国を治めていく

    中で、様々な課題と向き合って、国を発展

    させていってほしいの。もちろん私たちも

    補助するわ」

リリア「貴方の衣食住も提供する必要があれば

    するわよ。その上で改めて聞くけれど、      貴方はこの仕事を引き受けてくれる?」

ジル「…理解した。聞いたからには責任をもつ…」


こうしてジルはリリアが用意した書類に署名をして

正式に仲間に加わりました。


メアリ「ジルも帰ったし、次はどうしようかなぁ。

    あとは『風』『炎』『水』よね…。

    結構面倒くさいものが残ってしまったわね」

リリア「『炎』はともかく、残り2つの国には何か

    問題があるの?」

メアリ「そうですのよお姉様。『風』はそもそも

    私たちの支配を拒んで完全な自治を作って

    いますし、『水』は国民全員の団結力が

    強くて生半可に決めてしまうと反乱を招く

    かもしれないのですよ〜」


リリアはその話を聞いて少し考えます。

そしてメアリにある紙を渡します。


リリア「メアリの悩みの種は、私が解決しておくわ。

    だから貴女は明日『炎の国』に行って例の

    『神の子』を勧誘してきてちょうだい」

メアリ「ですが過度な干渉は控えた方が良いのでは

    なくて?」

リリア「そこでこの紙を使うの」


リリアはメアリに自信たっぷりの表情でいくつかの

項目が書かれた紙を見るように促します。


リリア「ここに書いてあることをやってみて

    ちょうだい。こうすれば勧誘は成功するわ。

    私たちは正しく間違えた。でも今度は正しく

    正解できるわ貴女はできるわ。

    自信をもって」

メアリ「前回はやはり間違ったけうどうだったので

    しょうか?」

リリア「強いて言えば覚悟が足りなかったのよ。

    それこそ『神の子』の御前だったらね」


それを聞いたメアリは自信をもちます。


メアリ「では私メアリ、再び『神の子』を勧誘しに

    向かいます!」

リリア「明日、期待しているわよ」


そう言って2人は就寝しました。

一方その頃ジルはというと…


ジル「はぁ…見れば見るほど、この仕事を受けた

   自分に腹が立つな…。メアリ(アイツ)の言う意味のある強さが   本当に手に入るのか?

   …そもそもただただ一心不乱に1人で積み重ねた

   努力を真っ向から否定するとはな…性格が

   終わってるな」


と文句を言いつつも、無表情のまま川で釣った魚を

焼きながら野宿をしていました。






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