1 此処はどこだ?
ん?寝て起きたらあらら、真っ白な空間!あれ?夕飯親と食べてお風呂入ってからベッドで寝た筈なのに…。
ボーッとしていたらパーと光が指しあら不思議宮殿?の様な物が現れた。
そこには見たことのないような美形が2人いた。
「待っていたぞ」
美形の1人がそう話した。銀髪の長い髪に紫?青?の瞳をしていた。もう1人は金髪に青?の瞳の美形だ。
「えーっと此処は何処ですか?私は家のベッドで寝ていた筈なんですが…」
「そなたは心臓発作で眠る様に亡くなったのだ。元々心臓に病気を持ってただろう」
なる程…私は死んだのか…。親より先に死んだから親不孝ものだ…。最悪だ…。
「えーっと私が死んだのは分かりました。何故此処に??貴方方はどなたでしょうか?」
「私達はアグレアーブルという世界を統べる神です。此方は主神のアイノルン、私は腹心のウラランと申します」
「そなたはやり直しがしたいと心強く思っていただろう?」
「確かにやり直ししたいと思っていましたが地球の現代でのやり直しがしたいと願いました。親しい人と共に。それにやり直しがしたいと願う人は数多くいるのではないでしょうか?」
「ふむ。確かにな。私の世界にそなたの魂が合ったのだ。その魂を私も気に入ったのだ。私の世界では魔法があるぞ。そなたの希望を全て叶えよう」
「いや、いや、別に叶えて欲しい事はありません。死んだのならそのまま死亡で良いのです。何で私なのでしょうか?もっと若く夢や希望や欲望がある人間の方が良いと思います」
「珍しいタイプですね。皆転生となると喜んで転生するんですが…。愛されたい、ハーレムを作りたい、最強になりたい、綺麗になりたいなど色々なタイプがいましたし。それに地球でこの世界は乙女ゲームとやらになってるみたいですし。確か星降る丘で君と。だったでしょうか?」
私でも知ってる。私が10代の時流行っていた攻略対象の多さから凄い人気をはくした乙女ゲームだ。幼馴染に進められて私もやったゲームだ。
「転生って何人も転生してる人がいるって事ですか?」
「いや、普通は地球の神や他の神からこの世界に合う魂の人間を譲り受け転生させるのだが…大体他の世界からの転生は100年に一度の頻度なのだが今回地球からこの世界に来たいとすざましい願いを持つ女がいて地球の神もお手上げでこの世界に少し前に転生させたのだ。とても欲深く私達でもお手上げの人間だ。乙女ゲームとやらにの主人公になりハーレムを作りたい等と…色々注文があったな」
んげ!関わりたくねーよ。
「そなたの魂は綺麗で珍しい。気に入ったのでな。何でも叶えよう」
「いや、いや、大丈夫ですので」
「ふむ。ならば此方で決めてしまうが構わないだろうか?」
「はぁー、死んだままの方が楽なんですが…。転生するのがもう決まっているなら乙女ゲームとやらに関わらなければ嬉しいです。後は人並みに幸せならそれで良いです」
「ふむ。では私の娘にしよう」
「は?」
「赤ん坊からスタートだな。後は私が勝手に決めてしまおう。望みがないようだからな。乙女ゲームとやらには関わらない様にしよう。他に転生したのは乙女ゲームとやらの主人公だけだから安心しろ。あやつは最悪だったがな。やれ、こうしろ。色々特典をつけろとな」
えー!アラフォーなんですが?バツイチなんですが?もっと若い子にして欲しいんですが?おばさんついていけない!!
そうこうしてる内に勝手に色々と決まっていく。あら不思議。赤ん坊になってしまった。最悪である。
「私の娘だからな。私と同じ色合いだ。それから色々と祝福も得点も付けたから安心して私の世界を楽しんでくれ」
何にも安心出来ないんですがー!!既に赤ん坊だから話せないし!!何してくれてるんだ!!最悪!!




