正義感だらけの世の中
──精神論は確証バイアスの副産物
SNSでよく見る。
・それは間違っている
・倫理的にありえない
・常識がない
強い言葉。
だが本人は本気で正しいと思っている。
ここで問いたい。
その正義は先にあったのか。
それとも、守りたい何かの副産物か。
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1. 先に動くのは「不安」
正義感マウントが発動する瞬間はだいたい決まっている。
・自分の価値観が否定されたと感じた
・自分の立場が脅かされた
・自分の所属が攻撃された
このとき起きているのは、
ランク低下予測
ユナイト崩壊予測
未来の不安定化だ。
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2. そこで確証バイアスが働く
不安を感じると、
「自分は間違っていない」証拠を探す。
・過去の事例
・専門家の言葉
・多数派の意見
反証は拾わない。
ここで精神論が生成される。
「これは倫理の問題だ」
「人としてどうかと思う」
「常識だろ」
結論が先。
理由は後。
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3. なぜ気持ちいいのか
正義感マウントは、
•ランクを一時的に回復させる
•仲間からのユナイトを強化する
「いいね」や賛同が付くと、
予測は再安定する。
だからやめにくい。
これは悪意というより、
予測の自己修復行動に近い。
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4. 危険なのはここ
確証バイアスが強化され続けると、
•修正不能
•立場硬直
•関係断絶
が起きる。
本人は正義を守っているつもりだが、
実際に守っているのは
自分の予測モデル。
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5. きつい問い
あなたが怒っているとき、
本当に守っているのは倫理か。
それとも自分の立場か。
もし反証を見た瞬間に不安が走るなら、
それはランクかユナイトの揺れだ。
正義はその後ろにある。
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6. 結論
精神論は幻想ではない。
だが、
多くの場合それは
確証バイアスを通して生成された
予測安定装置だ。
正義感マウントは
悪ではない。
しかし、
「気持ちよさ」がある限り
自動化されやすい。
そこに気づけるかどうか。




