表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
心理学は正しいのか?  作者: シンリーベクトル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/22

ウィッシュリスト 100のやりたいこと

欲求とは、新しい市場の原点かもしれない


「何が売れるか?」を考えるとき、

多くの人はすでに存在する商品や流行を参考にする。


しかし本当は、そのさらに手前に

まだ商品にも市場にもなっていないものがある。


それが 人の欲求 だ。



欲求は、まだ加工されていない市場データ


市場調査というと、

• 年齢

• 性別

• 収入

• 購買履歴


といった「外から見える情報」が使われがちだ。


だがこれらはすべて、

すでに行動に変換された後の結果でしかない。


一方で欲求は、

• 行動する前

• 商品を選ぶ前

• 比較や合理化が始まる前


の、いわば 市場の源泉 に近い情報である。



「やりたいこと100×100人」が商品になる理由


もし

「やりたいことを100個書いてもらう」

それを100人分集めた資料があったらどうだろう。


一見、雑多で役に立たなさそうに見える。

だが実は、これだけで十分な商品価値がある。


理由① 生データである


きれいに整理された結論ではなく、

• 迷い

• 矛盾

• 曖昧な言葉

• 未完の欲求


がそのまま残っている。

企業や開発者が本当に欲しいのは、実はここだ。


理由② 横断的に比較できる


100人分あれば、

• 異常に多い欲求

• 年齢や属性を超えて共通する願望

• 一部の人だけが抱える極端な願い


が浮かび上がる。

この瞬間、市場の輪郭が見え始める。


理由③ 流行に左右されにくい


商品やサービスは古くなるが、

欲求の構造は簡単には変わらない。


つまり、

再利用可能な市場資源になる。

欲求の代替え商品のヒントにも使える



自分で使うなら、分析すべきは「やりたい理由」ではない


重要なのは

「何をやりたいか」そのものではない。


見るべきは、

• なぜやれていないのか

• どこで止まっているのか

• 代わりに何でごまかしているのか


という 詰まりの部分だ。


例えば、キャンプに行きたい人が多いのに『準備が面倒』で止まっているなら、手ぶらセットではなく『パッキング済みリュックのレンタル』が市場になる。


特に価値が高いのは、


「やりたいが、諦めていること」


そこには必ず、

• 価格

• 手間

• 知識不足

• 環境

• 仲間

• 恥や不安


といった 設計で解除できる制約 が埋まっている。



市場が生まれる瞬間


同じ欲求が、

• 別の人に

• 別の理由で

• 繰り返し現れる


この構造が見えたとき、それは


まだ成立していない市場


になる。


商品とは、

「欲求を満たすもの」ではなく、


欲求が途中で止まる地点を

一気に通過させる仕組み


だからだ。



欲求は単なる気持ちや夢ではない。


それは、


まだ名前のついていない市場の設計図


であり、

集めて、並べて、眺めるだけで

次の一手のヒントが見えてくる。


流行を追わなくてもいい。

答えはすでに、人の中にある。



実戦編①


「読者が何を読みたいか」は、知りたい欲望そのもの


note には無数の書き手がいます。

とくに多いのが、小説を書いている人たちです。


彼らが本当に知りたいのは、

・文体の美しさ

・比喩の技法

・プロット論

ではありません。


「で、結局、読者は何を読みたいのか?」

これです。



思考実験


もし、


「読者が本当に読みたいもの10選」

─ 読者100人の回答まとめ


という記事があり、

それが 100円で売られていたらどうでしょう。


買うかどうかは人それぞれですが、

• 読みたくない人は、ほぼいません

• 流し読みでもいいから、見たい

• 自分の書いているものと照合したくなる


この時点で、需要は成立しています。


重要なのは、これは

「正解を押し付ける記事」ではないという点です。



なぜ「100人分」が強いのか


1人の意見は、好みです。

10人でも、偏りがあります。


でも 100人分の共通項が見えた瞬間、

それは「市場の輪郭」になります。


これはマーケティングでも、心理学でもなく、

純粋に“読み手の欲求ベクトル”の平均値です。



実戦ポイント②


これは「創作を縛る情報」ではない


多くの書き手は、ここで警戒します。


読者に迎合すると、作品が死ぬ

自分らしさが失われる


しかし実際には逆です。

• 読者が何を欲しがっているかを知る

• その上で、どれを使わないかを選ぶ


これによって、初めて

「自分は何を捨てて書いているのか」が明確になります。


知らずに外すのと、

知った上で外すのでは、意味がまったく違います。



実戦ポイント③


note読者に刺さる理由


この手の記事が刺さる理由は単純です。

• 今すぐ使える

• 自分の過去作を振り返れる

• 未来の修正点が見える


つまり、

読むだけで行動が発生するからです。


noteは「娯楽」より

「ヒント」「視界が開ける感覚」に反応が出やすい媒体です。



「これは、正解集ではない。

ただ、読者が何を見ているのかを可視化した地図だ。

進むも、外れるも、立ち止まるも、決めるのは書き手自身である。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ