巨乳秘書保栖ニナ
「先生に隠し子がいたなんて知らなかったわ」
ブリーチで染めたような白に近い金髪に白い肌、ミロのヴィーナスを思わせる見事なまでの曲線美に黒のスーツをまとった彼女は
妖艶な雰囲気を隠すでもなく、赤縁眼鏡をくいと引き上げて無表情のまま呟いた。
「っだから。俺の隠し子じゃねぇっつってんだろ“友人の妹”を預かってるんだよ」
「チッマスコミにバレたら言い逃れ出来ないわ先生早く手を打たないと」
「聞いてるかニナ?先生の話聞く気あるか?」
「仕事中は保栖で統一して下さい後々ややこしいので」
イギリスと日本のハーフ・保栖ニナが豊満な体を捻らせ、マンションの一室で繰り広げられる会話には、色男と美女がいるにしては余りに色気が無さすぎる。
つーかなんで俺の周りはボケばっかりなんだ。渥美はネクタイを緩めるなりげんなりとソファに倒れ込んだ。
「それにしても彼女…平泉ミサとか言いましたっけ、見た目が私の故郷と似てるわね」
「ニコル。イギリスだっけ?確かに目の色も一緒だったな」
「先生の友人ってったって、見ず知らずの女子高生かくまうなんて自分にメリットのないことよくやろうと思ったわね
私だったらスグケーサツに突き出すけど」
「警察にも突き出したんだよ、既に」
けどまた帰って来たんだ。
そう言えば、ニナははぁあ?と眉間に皺を刻み付け浴室を睨み付けた。




