補足
***アラルコン側の世界***
大母神フローラをはじめとする神々がいるが、基本姿は見せず放置の方針。どちらかといえば『人の世の事は人の手で治めよ』という姿勢であったが、一部のバカがやらかした所為で世界の危機に。
本来ならばこの世界の人間が死んでもここまで影響が出ることは無かったのだが、元々こちらの世界が地球世界より魔素が溢れまくり、世界を越えた影響もあり異世界人の霊力がものすごいことになってしまい、彼らの死後何某学問の神並みの祟り神になってしまった。
金で罪を減免する免罪符や、どう見ても無罪の異端審問など悪行三昧の自称『神の僕』に愛想を尽かしたのもあり、「今回一回絞めとくか?」となり、大母神が代表で顕現した。
普通に信仰深く徳のある信者は教会に入れたが、神を利用する自称『神の僕』は教会関係施設に入れなくなり、除籍された。
レグルス・テーベ・アラルコン:
第18代国王として即位。100年後の立憲君主制を目指し、その下拵えをする。
貴族たちの反発はあったが、中央貴族の多くは先祖がやらかした所為でゴッソリと財産を持っていかれ、勢力が激減。それを声高に言うこともできず、力を失った。
辺境貴族は彼の真摯な姿勢を評価し、レグルスを後押しした。
彼は中興の祖として名を残した。
宰相(←名前が思いつかなかった。ごめん):
少々腹黒なところはあるが、基本善人。あの奇跡の顕現の後、レグルスを全力で支えた。
アルファルド・オルクス:
レグルスが即位すると魔術師団長に。教会から派遣された司祭達は、大半が大司教と共に地獄へ連れて行かれた為、残った司祭らと協力して異世界人を神と祀り、供養した。
のちにこの国は教会から離脱し、独自で神を祀るようになるが、その宗教の基盤を作った。
カロン・アスピディスケ:
レグルスが即位すると騎士団長に。抜群のコミュ力で宰相や魔術師団と連携をとり、堅実な手腕でレグルスとアラルコンを守った。
討伐の旅から帰っていの一番に未来の嫁さんに求婚の手紙を送り、迎えに行った。
女官ユミル:
仕事は真面目で年下の者の面倒見が良かったが、目の上の者にもキチンと意見する度胸があったため、国王夫妻とその子供達の換気に触れるのを恐れた女官長の計らいで、王族専属にはならなかった。しかし、女官長の信頼はあったため、マリの女官に。
マリが彼女を解任した後、その意図を汲んだ女官長は自分の直属にした。
奇跡の顕現の後、レグルス専属の女官に。その後にレグルスの護衛騎士と結婚。一男二女の母になる。
結婚後もレグルスを支え、後に女官長に。
侍女アダーラ:
実家は商家。行儀見習いで王城勤めをしていたが、その見聞の広さと細やかな気遣いでマリの侍女に。
マリが彼女を解任した後、その意図を汲んだ侍女頭は彼女を配下に据えた。
奇跡の権限の後、平民出身の魔術師と結婚。旦那は仕事にのめり込むと身の回りのことは疎かにするタイプだったので、結婚後は侍女を辞め家に入った。二男の母になる。
シリウス護衛騎士:
真実を知り茫然自失に陥るが、操られていたとはいえ人を殺めたのは事実だった為、自ら望んで死刑となった。父親の件もあり、多くの人から非難の言葉を浴びせられたが、彼は言い訳一つせず全て受け入れて逝った。
***地球世界側***
小野万里:
『野狂』と言われた小野篁の子孫。彼の冥府の役人の後継。18歳で受験生。
『ばんり』が通常の読み方。本名は呪術上の関係で普段から隠している。これは小野一門と安倍一門も同じ。アラルコンでは更に警戒し、偽名を名乗っていた。
小野家は代々篁公より普段は宮中に使え、裏では亡者の魂を現世から冥府へ送る現世の冥府の役人をしていた。
兄や一門衆は、それぞれ弁護士や医者や刑事などをして現代の声なき声を拾い、裏稼業を営んでいる。
アラルコンの誘拐事件のせいで、何某武将の首塚や不遇の死を遂げた親王の墓や学問の神の神社や自殺の名所などが騒がしくなり、それを鎮めるために大人は手が離せず、結局万里が派遣されることになった。
小野一馬:
万里の兄。駆け出し弁護士。妹を溺愛する。
事件中は「妹を行かせるくらいなら、自分が行く」と主張していたが、弁護士の仕事と一族の裏稼業があったため、却下される。
篁公には頭が上がらないが、すぐに治したとは言え、妹に怪我をさせたことを根に持っている。
安倍慶彦:
狐の子で12神将を従えた日本一有名な陰陽師のご先祖を持つ少年。14歳。
お家の稼業の関係上、小野家と深い関わりを持ち、万里ともよく遊んでいた。
今回年齢上の問題もあり仕事から外されたが、先祖伝来の神将に頼んで万里について行ってもらった。
アラルコンの人事調査は実は神将達が作成していたし、彼の地で万里を密かに護衛して刺客を返り討ちしていた。
安倍静:
慶彦の姉。万里の尊敬するお姉さん。 陸上自衛隊の自衛官。事件中は国の霊所に詰めていた。




