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第33話 保護者の会話じゃよ!

更新ガンガン遅れて申し訳ありませぬ。


情報不足甚だしいということで一話に冒頭に村の説明を足しました


ここがわからない!と言ったところがあればご意見ください。


できるだけすぐに対応できるよう前向きに善処していけたらいいなと考えております。


孤児がいない孤児院って違和感しかないという声をいただいたので孤児院を削除しました。

託児所の機能がある程度の居住スペースがある教会となりました。

 ゆるりとした着流しを着て、輝く金髪をまっすぐと腰まで伸ばし、鍛え抜かれた筋肉を持ち、切れ長の目の冷たくともすれば傲慢な印象を与える相貌の美丈夫。


 どうみてもお婆さんには見えない。


「ばっちゃですか?」


「うむ!ばっちゃじゃ!ばっちゃあああああ!」


「ルルちゃぁぁあああああああああん!」


 ばっちゃばっちゃと嬉しそうに声を上げてばっちゃに突撃するルル。それに対してこちらも負けじと嬉しそうにルルを受けとめ抱き上げる美丈夫。抱き上げそのままぐるぐる回りあははと楽しそうに笑いあっているその姿は最初に感じた印象とはかけ離れたものであった。


「しかしばっちゃは天に昇ったと」


「うむ!こうピューッ!と空に飛んでったんじゃ!」


「ああ……天に昇るってそういう……なるほど」


 ギルは天に昇ったとは比喩ではなく言葉通りの意味だったのかと、ルルの説明を聞き自分の勘違いを把握する。確かに魔法で飛ぶことは熟練した魔法使いにはそれほど難しい事ではないなと納得する。

 それをしり目に盛り上がるばっちゃとルル。


「んーちゅ。ルルちゃんは可愛いなぁ!でもその格好は何なんだい?」


「んーちゅ。今冒険者を目指してシスター見習いをしておるんじゃ!」


「んーちゅ。そう意味じゃないよ!なんだこの短いスカートは!はしたない!でも可愛い!」


 お互いほっぺたにキスをしあいきゃっきゃと喜び合う二人だったがルルの発言を受けてばっちゃの態度が一変する。


「じゃろ!せんせぇが用意してくれたんじゃよ!」


「ほう……先生がこのような服を……ほう……」


 ルルが先生とやらにを顔を向けて服の出どころの説明をすると、こんな小さな子にやたらテカっているミニスカハイソックスのシスター衣装を着せるとは何を考えているのかと。確かにルルは愛らしく可愛いくて何を着ても似合うがこいつは怪しい、ロリコンいやもしやペド野郎なのではと胡乱気なまなざしを向ける。


「可愛いじゃろ!」


「うんもうほんと可愛い!ルルは世界の至宝だな!」


「この森にある村で冒険者になるよう言われた通り頑張っとるんじゃよ!」


「そっかールルちゃんは偉いなーでもこっちじゃ」


「すみませんがばっちゃさん、ちょっとよろしいですか?」


 だがまぁ今はそんな事よりルルだよねと、ニコニコとルルとの会話を優先したばっちゃだったが、ギルの発言をうけ会話が止まる。まったくもって不本意そうに不機嫌をあらわに先ほどまでとがらりと態度を変えばっちゃが応じる。


「よろしくないが何だ?あと貴様にばっちゃと言われるいわれはない。バアルと呼ぶことを許そう」


「それはどうも、それでバアルさんはルルさんを一人置いて飛んでいったと?」


「ああそうだ」


「ちなみに場所は?」


「この森だが?」


「それで今まで何を?」


「貴様なんぞに答える必要はないな」


「そうですか、そうですか、それで今頃来たのは何故?」


「うむ、上手くやっているかの確認よ。ルルは頑張っているようだがまず前提が間違えているからな、連れ帰ることにする」


「……なるほど、なるほど。よくわかりました。お引き取りください」


 一連の確認を終え、ギルはニコニコと微笑んだままばっちゃ、バアルからルルを取り上げ、断固とした拒絶を突きつけた。

バアルさんルルに激甘の巻

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