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五百二十二羽 ☆ リュリュエル、嫁!

「けも!?

光と闇が神鉄の牢獄からあふれるほどに渦巻いてるもな!」


「なにこれ!?

聖属性の神力と闇属性の闇力が混在しているの!?

絶望のオーラを包み込もうとしてるわよ!

これって天使や神としての力だけじゃないわよね!?

リュリュエルの力って一体!?」


「うわお!

聖と闇がアイアの神力を軽く超えてる〜!

でもでも!

原初の混沌から供給される魔のエネルギーが無尽蔵にあふれてくる!

少しでも押さえているいまのうちに決着をつけないとだよ!

アイアの神鉄の牢獄は無限だけど神力は無限じゃないの〜〜〜!!!」


「うわっはっはっ!

それだけじゃないぞ!

絶望のオーラに支配された我が民たちの暴走がもふもふビリビリ止まらん!

同士討ちがはじまってるぞ!

俺様は天使人形たちを相手にするだけでビリビリたぷたぷ精一杯だ!

ミノコ! 目を覚ませ! 男を見せろ!

お前の嫁が苦しんでるぞ!」


もふもふたぷたぷビリビリバリバリぷるん!


「そうもな! いっそのことアーヤのことをぺろぺろするもな!」


「うわっはっはっ!

俺様たちのもふもふの想いを受け取って目を覚ませ!

スキル<しっぽで繋がるほど想いが倍々結束バインド 愛の直列もふもふたぷたぷしっぽボルト>!

ミノコ!

ビリビリぷるぷるバリバリたぷたぷ喰らうがいい!

もふもふな想いをビリビリたぷたぷ受け取れ〜〜〜!!!」


獣族の皆さんの直列ビリビリがミノコ様のもふもふにビリビリたぷたぷ!


「うっぎゃあああ!!!

俺のもふもふな心にビリビリが痺れるし〜〜〜!

は!?

ぺろぺろはしないし!

ビリビリねえちゃんもケモナもなに言ってるし!

アーヤは俺の……

よ、嫁じゃないし!

ぺろぺろなんてしないし!」


「うお! ビリビリたぷたぷバインバインな俺様をとうとうねえちゃんと認めたな!」


「ふわ!

ミノコ様の意識が戻ってます!

やっぱり好き好きもふもふなトークは心にビリビリ、効果が絶大ですね!

ボクのことを好き好きフィスエルみたいです!」


「ひゃわ!?

好き好き!?

でもでも……うるさいわね!

その通りよ!

リュリュエル戻ってきてくれてよかった!

ほんとに……ほんとに心配したんですからね!」


「ふわ!

フィスエルの涙がぽろぽろしちゃってます!

心配をさせてしまってごめんなさい!」


「あとでちゃんと殴ってあげるわよ!

覚悟してなさい!

ミノコちゃん!

アーヤちゃんの絶望のオーラがまだ止まってないわ!

早く助けてあげて!

ミルクのオーラでもふもふのみんなを元に戻してあげて!」


「分かったし!

でも神鉄の牢獄に閉じ込められたままでスキルが使えないし!」


「あいあ〜い!

アイアにまかせて!

アイアの神鉄の牢獄は許可したものだけ解放できるの!

ミノコのスキルを脱獄許可!

これでオッケーだよ〜!」


「それなら俺にまかせろし!

スキル<高潔な愛の魂が心を救う あらゆる闇を溶かす慈愛のミルク>!

なんだこれ!?

なんだかいつもよりも力があふれるし!」


「やさしいミルク色のオーラが放射状にあふれてるわよ!

すごい聖力!

獣族のみんなにまとわりつく絶望のオーラに染み込んで中和していくわ!」


「もな!

リュリュエルの聖なる光がずっと降り注いだままもな!

ミノコのスキルに融合して強くしてるもな!

それにアーヤの絶望のオーラをリュリュエルの闇力が押さえてるもな!

二つの力が一度にすごすぎもな!

どういうこともな?」


「やっぱりケモナもそう思うわよね!?

だけどそれでも絶望のオーラが止まらない!?」


「アイアの神鉄の牢獄に伝わるこの力……

聖なる力と闇なる力の向こうに隠された心……

これは……そうなのね……

リュリュ……

リュエル……

なんて悲しい……

アイアは鉄。

鉄の心は自由なもの。

どんな形にも自在に変化する心の自由。

アイアは悲しい想いを自由に解放したい。

アイアは自由でいて堅固な鉄の心を司るもの。

我は鉄の神アイアネスなり!」


アイアちゃんの背後に顕現する鉄の神!


いまより善の神グドネスから離反することを宣言する!

天使人形に命ずる!

攻撃を即刻中止せよ!

倒れたものたちを癒やせ!

さあ急ぐが良い!


「そういうわけだから♪

アイアは味方だよ!

女子会したいし〜♪

押さえこんでる絶望を一気に押し戻して〜!

正直もう耐えらんない!」

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