冒険者ギルド!?②
リリーナとメイラとガザルとザインのBランク冒険者達で護衛を行っていたが半日移動したところで。
商人が食べ物に麻痺毒を盛った、ガザルがつまみ食いしてザインに強襲され命を落した。
この世界じゃあっさりと人が死ぬんやな。
その後、盗賊達に囲まれて大ピンチってとこで、オレが登場したらしい。
いやぁ恥ずかしいね。人から聞く自分の行動って。
まるで物語のヒーローみたいに語るから、思わず赤面してしまったよ。
だけどね?最初に襲い掛かってきたリリーナとメイラの話がカットされてるのは許せない。
しっかりと凶暴性は報告するべきだと思う。
ミルーと4人組がすごいキラキラした目をして話を聞いてる。
すごいのは棒やぞ!って言いたい。
それから、4人組を救出するまでを話した。
話がおわってから、もう一度ゴラム、リリーナとメイラが頭をさげた。
「そんなに謝らなくていいですよ、冒険者ならどんな依頼にも危険があるのは承知してますし」
「その通りですよ!結果的には無事だったんですから!」
アーシャとルゥがそう言い残りの二人が頷いた。
「ギルドマスター、サトウさんが何者なのかと言うのは明日お話します」
口にしたリリーナとメイラ以外は、困惑している、もちろん俺もだ。
リリーナとサニアには異世界から来たってのは伝えてある。ここで言わないってことは何かあるのだろう。
ゴラムが鋭い視線で責めるように聞く。
「明日にする必要があるのか?」
「…すいません…」
「…まぁいい、明日説明してもらう、次は報酬の話だが…盗賊の金や持ち物は、すべて討伐や捕縛した者のモノだ。今回はリリーナとメイラが報酬の権利をすべてサトウさんに譲渡される」
え?いいの?リリーナとメイラの方を見ると頷いたので、好意で譲ってくれるのだろう。
今は少しでも金が欲しい。ありがとう。凶暴娘とか思っててごめんね。
「商人マールズと盗賊団の所持金が金貨8枚と銀貨108枚と銅貨427枚だ、後は装備とかをウチで買い取って金貨2枚と銀貨500枚ってとこだな」
「買い取り価格ずいぶんと多いようだけど」
メイラが多い事を聞いてくれてる。俺には高いか安いかもわからんからありがたい。
「今回はウチのギルドの依頼で虚偽があったのと、最近来たとは言えウチの冒険者まで絡んでるしな、お願いと迷惑料だと思ってくれ」
そう言って結構な重さの袋を渡してきた。
「お願いですか?」
「あぁ…盗賊の持つ財産すべての権利がサトウさんにある、当然その中には彼女達奴隷も含まれてる、その権利を放棄してもらって解放したい」
「いいですよ」
「…いいのか?」
「ええ、なるべく早く解放してあげてください」
「助かった、直ぐにマールズを拷問して奴隷を解放させてくる」
…。
正直、解放したこと後悔してる。
後悔してる。




