二十一 移動帝国歌劇団
アドルフの説明によると移動帝国歌劇団は
国の辺境隅々までオーケストラを派遣して
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ短調といった名曲を届ける事業のようだ
ク「へぇー アドルフにしてはいい案じゃない」
ア「やろ! ん?ワイにしてはってどういう…」
ク「いやいや、最高の案だよ さすがだよアドルフ!」
ア「せやろ!」
アドルフは鼻息荒く詳細な構想を語りだした
ほんとに誰に頼まれたわけでもないのによくここまで考えるよ
でも、ここまで練ってあるってことは…
前から考えてたってことだよね
ク「ねえ、アドルフ」
ア「なんや、今いいとこやのに!」
ク「君は建築家になるんだろ?音楽にかまけてていいの?」
ク「音楽はボクの分野なのに」
ア「だからやろ」
ク「え?」
ア「お前がそばにいるから考えるんや」
ク「ボ、ボクのために…」
ク「じゃあ!もしかしてそのオーケストラの指揮をするのは…」
ア「そんなん決まっとる」
ク「アドルフ…」
ア「クビチェク お前でないことは確かや!」
え?っとガッカリしたとたんアドルフはニヤリと笑みをみせた
ク「アドルフ!ボクをからかったな!!」
ク「ひどいじゃないか!!!」
ア「そ、そんなに怒こんなや…」
ク「いいや怒るね!君はボクの夢を笑ったんだ!!」
ア「わ、わかった ちゃんと指揮者になれたら呼んだるさかい」
ク「いいや遠慮しとくね!」
ク「誰がそんなオーケストラに参加するもんか!」
ア「そんなとはなんや!」
ア「そん時になって泣いて頼んでも遅いんやで!!」
ク「絶対にお断りだね!!」
ちなみに
ア「ワイが作詞作曲したこれも一緒に届けるんや!」
ふむ、どれどれ
走れー♪ 光速のー♩ 帝国歌劇団♫
唸れー♪ 衝撃のー♩ 帝国歌劇団♫
ア「どや?ええやろ」
ク「アドルフ これはダメだ」
ア「な、なんでや!いい出来やろ!」
ク「あまりにも前衛的すぎる 色々問題がでるよ」
ア「いや、でも…」
ク「分かったね!!!」
ア「……はい」
※元ネタ 檄!帝国華撃団
参考・引用・元ネタ
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)
アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)




