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十九 成就?


その日は花馬車行列という催しが行われていた

ボクとアドルフも教会の前でそれを見ていた


ク「前にアドルフが言ってた通り、自然も芸術の一つに違いないね」

ク「花と音楽がよくマッチしてる」

ア「せやな…」

アドルフはあの日から傷心したままだ


ク「あっ、花の投げ入れが始まったよ! 君の妹さん位の娘もいるね」

ア「せやな…」

ク「あっ……見てアドルフ! ステファニーだよ!」

ク「ステファニーが花馬車から降りてきたよ」

ア「ファ!? ほ、ホンマや!!」


ステファニーは赤いヒナゲシ、白いマーガレットに囲まれて最高に魅力的だった

そのうち馬車がボクたちの目の前にやって来た

その時ステファニーの明るい眼差しがアドルフに注がれた

アドルフもじっとステファニーを見つめている

すると、彼女はお祭り気分にふさわしく無邪気に微笑み

花を一本。アドルフに投げた


チラッ

!!!

その時ほど、幸せそうなアドルフの顔をボクは見たことがなかった

よかったね、アドルフ

一事はどうなるかと思ったけど、何も起きなくて本当にホッとしたよ


祭り後


ア「やっぱり……やっぱりそうやったんや! 彼女はワイに気があるんや」

ク「…うん…そうだねアドルフ…」


ハァ~…


参考・引用・元ネタ

彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)

アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)

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