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第二十九話 「おしんこ定食で!」「おしっこ定食お待ち!!」





――19時30分ね!




「うわ!プリティープリのガシャガシャある!!」


アダム君が叫ぶ。

結局みんなで移動することになりました。

ゴロゴロベースはエスカレーターのすぐ側なので、

三階に上がりましたよ!


ゴロゴロベースの側のエスカレーターを使うと、

ガラス張りの真下は、ゲームセンターが覗けて、

三階に上がった正面には映画館がありまーす。


そこの映画館の目の前、ご飯屋さんとガシャガシャコーナーがあるんですねー!

今、そこですね!!



「アダム君、これ引いたか?狡い戦法だよ、くじ形式なんてさ。」


シャキリは、屈んだアダムの頭に声をかけながら、

自分も同じくした。横には、それを物欲しそうに見ていた女児が、二人を避けたい母親によって、無理矢理手を引かれていた。


アダムくん、シャキリくん、おとなげないよ。



「ままぁ、あの男の人達、あんなでっかいのになんで

プリティープリみてんの……?」


女児が言った。後ろのエトセーラは首がへし折れそうなほど頷いた。



「あぁいうのは、でっかいほど興奮すんのよ。」


語弊ありまくりだろ。

でっかいほど興奮するとか言うな。自分の子供の前で。



「へー!でっかいのは、女の子好きなんだ!!」



人でもなくでっかいの扱いになっちゃったよ。

湿った石ひっくり返した時の、ダンゴムシ見つけた時の反応なんだよ。

あと教育に悪いよ。



「…………………」

「…………………」


でっかいのが黙っちゃったよ。



「プリティープリを見るのは恥なんですか?」


エトセーラ達に囲まれたメサイアちゃんがポツリ。




「女児が見るのは良いですが、男で22歳と19歳ですからね。救いようはないかと。」


エトセーラが呟く。

エトセーラさん、今は多様性の時代ということを知ってもらおうか!



「私も好きなんだけどな。」


ロイヤリティが寂しそうにポツリ。



「まぁ、ロイヤリティは良いんじゃないの。」


エトセーラ、ロイヤリティのほっぺをムニムニしながら、顔を赤くする。なにイチャイチャしてんですかね。



ユナは欠伸をして、ギランミはそれをニヤニヤ見ていた。ヴィーナは立ちながら寝ていて、メサイアは二人のダンゴムシの元へ向かう。



「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!どんな敵でも、はなまる………!!」


ゲイ・ボルグきたぁぁぁぁぁぁ!!



「どんなキャラクターがいるの……?」


一番左にシャキリ、その隣にアダム、その隣にメサイアが来て、アダムは恥ずかしくなって詠唱はやめた。



「あ、女の子ばかりだね……。」


メサイアちゃん、ラインナップの紙を見て呟く。

スケベェというのが居たが、反応するのはやめた。


ガシャガシャ!!カプセルドーーン!!

開封!!!


ラバスト皇帝スケベェ!!!!!!


「シャキリさん、あげます!!」



「絶対にいらん!カプセルに紛れさせて捨てとけ!」


*絶対にやめましょう。



「じゃあ、私が貰っていい?……うわ、きもい。」


メサイアちゃんの真っ白くて小さい手がアダム達の前に差し出される。アダム君とシャキリ君ドキッとしてしまう。



「なんか、アダム君と繋がってるって感じするわ。」


メサイア、顔を紅潮させ、ヨダレを垂らしてニヘニヘ笑う。手元には、スケベェ。

メサイアの方が、スケベェ。

誰がそうさせた!!


シャキリくん、無言でアダムくんと入れ替わり、ガシャガシャの前に屈む。400円投入。


チャリンチャリーーン!?


自転車か小銭落とした音かどっちだ!!



「アッ、アッ!!ワァーーーーッ!!」



小銭落としたんですね。

ガシャガシャの隙間にコロコロ!!!


「あの、シャキリさん。」


アダム君が横から呟くがシャキリは俯く。


「お金、落としちゃった。」


「小銭ないんですか……?」


「ナイ。」



「シャキリ、早く行くぞ!」


ギランミ、メサイアとアダムに挟まれて、小刻みに肩を震わせるシャキリに声をかける。



「姉ちゃん、金落としたわ。」


思春期の中学生みたいなセリフだな。



「姉ちゃん!?!?!?私たち、最早そこまできたか!」


ユナちゃんが叫ぶ。違う、お前じゃない。



「シャキリ、仕方ないから、4000京ジンバブエあげるね。いつでも、お姉ちゃんにバブバブして良いんだからね。」


ユナ、呟きながらシャキリの元へ札束を差し出す。

バブバブさせたいのと、お姉ちゃんになりたい気持ちが混ざって新ジャンルが出来てるんだよ。


全肯定バブバブ系アイドルお姉ちゃんか……………

学マ○にいるんだよな。

悪くないですね!!!!!!!



「うわー!ままぁ!!!」


アダムが叫び、半分ジンバブエを受け取ろうとする。

ユナにぶん殴られ、気絶した。


「アダム君、こんなところで寝てたら、おっぱじまるものも、おっぱじまるのよ!!」


おっぱおっぱうるさいな!

メサイアが叫び、仰向けに倒れたアダムに飛び掛かる。なんなのこれ。



SPの皆さんは、これで良いんですか!!


「もちもちもちもちもちもちもち」

「ぐぅ。」

「もちもちもちもちもちもち」

「ロイヤリティ、今ちょっと吸っちゃだめかな。」

「くぅぅぅぅ!ロイヤリティをクンカンクンカしたい!」


もちもち!と変態の言葉はエトセーラでっせ!



「シャキリとユナちゃんは早く結婚して、シャキリを実家から追い出してくれよな!!」


エトセーラはロイヤリティを熱心にもちもちして、

ヴィーナは居眠り。ギランミはシャキリを追い出そうとしてサムズアップであった。



「うわぁぁぁぁぁぁ!!笑顔にジャンプぅぅぅぅぅ!!」


ガシャガシャ!!カプセルドーーン!!

カプセルぱかーー!!


ヴァルカンダーク、ミニフィギュアきたぁー!!



「る○かちゃん、きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



シャキリ、女児フィギュアを握りしめ、雄叫びを上げる。ギランミはあまりのキモさに、ロイヤリティをもちもちし始めた。それを睨むエトセーラ。


あと、シャキリは逆張りしてデュア・ミステリーじゃなかったのかよ。あーあ。この、裏切り者が!!


オールハイル!小林!オールハイル!小林!

オールハイル!小林!!オールハイル○リタニア!!

オールハイル!○ルーシュ!!



「シャキリ君、その女の子可愛いね。可愛いすぎるから、回収。」



ユナが呟き、シャキリの握り拳をこじ開けようとする。



「え、ちょ………」



シャキリ焦り、ユナの両腕を掴む。



「手繋ぐ……?ごめん、あとにして。」



ユナが呟き、シャキリ君の腕はミシミシと軋む。

あっ!る○かちゃんが取られる!!

ちょっと手汗で穢されたる○かちゃんが!!


ユーフォーの光に攫われるように、る○かちゃんは

回収されていった。



「じゃあご飯食べに行こうか。いい加減。」

「る○かちゃん返して……。」

「じゃあご飯食べに行こうか。いい加減。」


みんなでご飯屋行きますよー。



***



モール内に入っているダイゼリアンに来ましたよ!


「ふん、この程度のイタリア料理で、私が満足する女に思えるか!」


エトセーラ、店内で叫び始める。

ほんとうにやめてほしい。


エトセーラ、ギランミ、ヴィーナ、ロイヤリティは同じ座席となった。

メサイアも同じにすべきと満場一致であったが、本人の意向により、別席。


エトセーラの横には、おしぼりをニギニギしてメニューを見つめるロイヤリティ。


「……………」


エトセーラ、ロイヤリティをジッと見つめる。


「……………?」


ロイヤリティ気付きました。


エトセーラ、ロイヤリティの頭に指を絡め、自分の首元と胸の間に抱き寄せる―――!!?!?!


き、きたかッッッッ!!


「エトセーラ、それやめろ!!」


ロイヤリティジタバタ。


「いや、もう我慢できない、吸わせてもらう!!」


エトセーラさん、目を見開き、血走っていた。

なにこれ。



「あぁ"ー。いいねぇ。」


ヴィーナさんは、おしぼりで手を拭い、顔も拭き始めていた。寿司屋に来たおっさんやんけ。


「ドリンクバー、一つだけ頼んで4人で突撃しないか?」


ギランミであった、4人分頼んでください。



「ロイヤリティ、私、本当はお前大好きなんだよ。本編ではあんなにチクチクしてしまったがね、いや味わい深いねぇ、お前の匂いは……」


エトセーラ、ロイヤリティをホールドしながら、ほっぺの側に鼻を近づけ、ダイソンする。

ロイヤリティ、周りの人が珍しそうに自分達を見つめ、引いていく流れを見て、顔を赤くした。



「ギランミさん、生頼みますよ。すいません!お姉さん、生三つ!!」


隣のヴィーナが、メニューを手に持ちながら叫ぶ。

ヴィーナさん、貴方それで良いんですか。


「おい!帰りの車は誰が運転するんだよ!カルピスソーダにしとけ!エトセーラ、お前がドリンクバーを頼んでくれ、それで私達が突撃する!」


ギランミがエトセーラに向くが、エトセーラは依然としてロイヤリティをクンカしていた。



***



アダム達から見て、右隣の席ギランミ達の席は、ワイワイしていた。



「ほんとに恥ずかしい……」


メサイア俯き、顔をゆでだこにしていた。



「ドリンクバー回し飲み作戦で行く。

ジェットストリームアタックをかけるぞ!!」


シャキリがメニューを閉じ、叫ぶ。


「シャキリ君、本当にそれが許されると思ってるの?」


シャキリの隣に座るユナが、シャキリの左腕を握り込んだ。シャキリ君涙目になり、ジェットストリームアタックは、ユナが抜けたため失敗に終わった。



「メサイアちゃん、こういうの食べるの?」


アダムがメニューを広げ、メサイアがそれを覗き込む。なんか、お店のオレンジっぽい照明で見ると、

メサイアちゃんが100倍可愛いなー。

クンカンクンカしようかな。

アダム君は、そう思う。


犯罪への貞操観念がゆるゆるになったのは、隣の座席

に座るエトセーラが、ロイヤリティを抱き込んでクンクンしてキマッテいるからだろう。



メサイアのほっぺが、アダムの制服の右腕に当たるぐらい近づく。アダム君ドキドキ。


『当ててんのよ!!』


誰の声よ!?!?!?

こ○すばの、あのキメラお姉さん思い出すからやめて!!


『私です!!!!!!』


メサイアちゃんか。ほっぺの話ね。



「すいません、ボンゴレください。あとミラノ風ドリア3つと、辛味チキン2つと、あとエスカルゴ。ドリンクバー4人お願いしまふ。」


アダム君、店員さんに向けて注文。

メサイア、シャキリワクワク。

ユナは欠伸をしていた。



「注文ご確認致します。エスカルゴが50!!」


違います。



「あ、あのあのあぅ!」


アダム君噛みまくり!

違いますって言えば良いんだよ。

エスカルゴの衝撃で全て吹き飛んでるんだよ。



「え、あ!ルーラさん!?」


シャキリ君店員さんを見上げて、大声あげてびっくり!!


「え、たいいさ……シャキリさん!?」


なんと、エスカルゴ50を食わせようとしてきたのは、

八百屋のバイトを朝から夕方まで終えて、その後

そのままダイゼのバイトを閉店までやってる

ルーラちゃんでしたーーー!!


働きまくってて偉い!!


「すいません、エスカルゴ50って打っちゃったので、打ち直します!すいません……!!」


エスカルゴ食わせる気満々やんけ。

注文の種類結構あったのに、エスカルゴに迷わず50BETするなよ。



「ルーラさん、八百屋さんで働いてたの知ってたけど、ここでもバイトしてるの……?」


シャキリ、顔をあからさまに赤くしてモジモジし始める。それをジト目で隣から見つめるユナ。



「生活かかってますから!!」


ルーラがガッツポーズをする。

注文早く直してね。

あと、作者権限で明日口座に3000恒河沙ジンバブエドルぐらい送っとくね。



『すいません、わたくしめにもお恵みを!!』


クソ乞食停学前科持ちアダムは働けよ。



ちなみに、ユナちゃんは、ジェナちゃんに次ぐ人気アイドルなのと、裏で秘密裏に行われてるファイ○クラブや、アーマードMMAで稼ぎまくってるので、総資産は5000万不可思議ジンバブエドルとも言われています。


ガンド・ロワを建造してもお釣りがきそうです。


アルメイア財閥は200兆円ジンバブエドルらしいです。カッスカスですな!!



「ルーラさん、やっぱり可愛いなぁ。」



シャキリがルーラを見上げて呟く。


「ねぇ、私も見てよ!!!!!!」


「ひ、ひぃぃ!」


横のユナちゃんがシャキリの首を掴み、顔を近づける。なんか恋愛漫画にあるセリフなのに、迫真さが違いますね。命の危険を感じますよ。

ホームラン○ーのニュアンスなんじゃないの、これ。


「私もこうすれば良かったのね。」


メサイアが呟きながら、アダムの首にソッと両手をかける。ちょっと貴方、朝、車の中で自然とやってましたよね。



「注文直しました!!確認致します!!おしっこ定食が5000!!あ、間違えちゃった……続けます!!

おちん……………」



検尿ゴットフェスやめてね。超尿神祭やめてね。

ドッカン尿意フェス!やめてね。

グラ尿意フェスやめてね。レジェ尿意フェスやめてね。


バックヤードにいるんですかね、一度に五千杯もの検尿を出せる人が。


そもそも、おしんこ定食なんかあるんですね。ダイゼには。あと、生活かかってるんだよね?



「あ、じゃあおしっこ定食貰おうかな。」


貰うな。汚いな。


シャキリがそう言って、周囲のみんなは俯いてしまった。ルーラさん、注文の端末を胸に当て、涙目で汗を流す。



「おしっこって言うと、クソ!!今日犬とアイドルに小便ぶっかけた疑いかけられたの、思い出したぞ!!

うわ!!むかついたきちゃったなー!!!」


どうしたお前。

アダム、突然座席を立ち怒り始める。


陰キャ特有の、思い出し怒り。

大抵、黒歴史化された出来事は、布団に潜り、枕に頭を埋めた瞬間フラッシュバックして、布団を飛び出し、全力蟹さんダブルピースをして、お茶を濁すか、

こうやって生の感情丸出しにするかの二択なのだ。



「犬と、アイドルにおしっこぶっかけた!?!?!?」



メサイアちゃん、叫ぶのやめようね、ご飯屋さんだからね。



「え、私にかけたの……?」


ユナちゃんから、殺気!!


「違う!ジェナちゃんだよ!!」


アダム、思わず叫ぶ。


「どっちも同じなんだよ!クズが!!」



ユナ叫び、アダムの腹を蹴り押した。

机を介してのキックであったため、全員にパンツが丸見えであった。



『ほわっ!すごい可愛いパンツ!』


これは、メサイア。


『すごいパンツだな、パンツと言えば、百式パンツどこいったんだ。』


これはシャキリ。


『バイトのフェスターさんに、検尿頼まないと……!!』


これはルーラ。

フェスターなんかい。

やめてね。エスカルゴ50ください。やっぱり。


あいつ、ダッケルの紐になったのに、イッケ・ブックローでテロした次は、バイトテロかよ、最悪だな。

この、小便ドリンクサーバーが!!



〆〆〆←これ絡まったパスタ



食事きましたよー。



「なはなはいへまふね!」


エトセーラちゃん、口閉じてね。



「モガガ!ゴゴゴ!!ジュルジュル!!」


がき。



「カーーッ!ってらんねぇよ!ボケが!!」


ヴィーナさん、ストレス溜まってるんですね。

クレヨン○んちゃんの最後に出てくる焼き鳥屋で愚痴るおっさんやんけ。



「もぐもぐ。」


一番うるさそうなギランミは静かなんかい。



「もぐもぐ。」


これシャキリ。


「ずぞぞっ!ずるるッッッッ!!」


これアダム。

ボンゴレ啜るなよ。イタリア行ったら磔だな。


「ちゅる、ちゅる。ズぞぞぞぞぞ!!!」


メサイアちゃんです。隣の育ち悪いやつの真似しなくていいから。


「……………ぱくり。」


さすが、ユナちゃん、テレビにも出るから丁寧ですね。

!?!?!?!!?!?


シャキリだと………!?



「ずぞッッッッデュルルッッッッ!!ブッピブッピ!!」


これユナちゃんかよ。きったねぇオノマトペだな。

政治家でもご飯の食べ方は指摘されるので、気をつけましょー!


ビュルルルルル!!


あーッッッッ!!モビルスーツから振幅しながら

ビーム・フラッグが拡大する音ッッッッッッッッーー!



***



食事終わって、ドリンクバーで時間稼ぐタイム。


「アダム君、お仕事探してるなら私のSPで働きませんか?」


メサイアちゃん、メロンソーダをデカイコップで煽ってから一言。



「本当に!?!?!?!?!?!」


アダムくん大喜びで立ち上がり、隣のスーツ一同異議あり!!



「えぇ!ポケットマネーも弾みますよっ!」


ジンバブエポケットだろ。

この学園都市出たら、ポケットティッシュにしかならんのだよ。



「やります!やります!!」


アダム、机の上で全力蟹さんダブルピースの舞。

はい、リストラ。


たいへんだ!たいへんだ!

バカモン!

朝からうるさいぞ!まさお!!!

たいへんなんだ、こっちはだいちこくなんだ!!

こっちはリストラだよっっ!!!


「じゃあ、エトセーラ教育係にして、明日から来てください!スーツは輸送で送らせるから、明日の朝には届けるように手配するわ!」


メサイア超ニコニコ。

アダムもニコニコ。

それを、裏からルーラと見つめるフェスター。

シクシク。


「フェスターさん、どうしたんですか?」

「なんか、なんかすごいくやちぃ!!」


全裸に近い、ふんどし一枚であった。お前ほんとにおし○こ定食やるつもりだったのかよ。


「明日からよろしくっす!エトセーラ先輩!!」


「は!?!?!?!?!??!??!」



              

            ーーTo be continued .






すいません、本編更新は明日になりそうです。

期末レポートが、私の邪魔をするッッッッ!

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