赤月夜の森行軍 其の七
書けたよぉ
見てくださいねぇ
明日はのんびりしようかなぁ
ウェルテミスにサイチが噛み付く数秒前...
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俺は今意思疎通(眷属間)を使用しイニーシャに色々と説明した。
まず今の状態ではアミィとリリアーベスタに勝つ事は絶対不可能だと。
そもそもで相手の中で一番強いのはアミィでもリリアーベスタでも無くウェルテミスなのだ。
鑑定でしっかり測ったからな。
最近知ったがどうやら自身より強い相手は鑑定を無効化出来るらしい。
アミィとリリアーベスタはステータスのみ。スキルの鑑定は不可能だった。
ただステータスだけならまだマシだと思う。
何故って。
ステータスすら出なかったんだよウェルテミスは。
つまりこの三人の中で最も強いのはウェルテミス一択。
そしてどっからどう見ても魔物である。
俺の取った行動を簡単に言うと...
まずイニーシャの天毒霧で視界をくらます。
でもって中で隠密と忍と雲隠れを発動し完全に気配を消す。
気取られないように森に戻り背後に回る。
後はウェルテミスに気づかれないギリギリを狙い噛み付いたのだ。
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良いか?良い子は決して真似しちゃダメだぞ!
まぁ出来る奴居ないと思うがなぁ流石に...居ないよな?
まぁ話を戻して、いつの間にか背後に現れウェルテミスに噛み付いてる俺を見て焦るアミィとその声に反応し振り返ったリリアーベスタが驚愕の表情を浮かべる。
そりゃ毒霧の中に居ると思ってた相手が後ろに居て味方に噛み付いてるんだ。そりゃ驚くわな。
そして多分だけどこいつにも効くよな?
俺のスキルである眷属支配が。
俺の予想通り、イニーシャが眷属支配(改め使い魔使役化のスキル)を使用して光り輝きながら人形になったようにこいつも光り始めたのだ。
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魔物には性別がない種族も居る
もしも眷属支配や使い魔使役化のスキルを使用し性別を持たない種族が人形に変わる時はランダムで性別が決まるのだ。
たまにどちらの性別も持ってるなんて事もあるがそこは置いておこう。
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眷属支配が完了し俺の目の前に立つのは…
頭に巨大な牛の角(のような物)が生えていて…
黒色だが先っぽの部分だけ青色の髪。
牙の生えた口が映し出される赤色の右目。
そして何よりもこの場の誰よりも巨体である女であった。
…あれこいつメスだったの!?(注:違います)
だが俺の驚きよりもやはり驚いたのはリリアーベスタとアミィだろう。
「リリ姉!?なんかウェルテミスが人型になっちゃったよ!?」
「何が起きて…」
片や驚愕、片や困惑を浮かべるリリアーベスタとアミィであったのだが…
この後起きた事にはあの二人だけでなく俺も驚愕した。
だってさ、気づいたら俺の視界から消えてあの二人の首を刎ねてたんだぞ。
ウェルテミスが。
ってか一応さっき味方だったハズなんだけど。
「…邪魔、だったから」
誰に向かって言ってるか分からないけどウェルテミスが喋りました。
ってか自分にとって邪魔だからという理由で元仲間を速攻殺す奴居るか?
「私じゃなくて、主様の…邪魔だから」
あぁはい俺の邪魔だったからみたいですね。
リリアーベスタとアミィ、ご愁傷様?であってるよな。
…いや今スルーしたけどこいつ俺の思考読んでね!?
「読んでますよ。思考泥棒、持ってるから」
思考泥棒って何マジで。
こうゆうよく分からない時は鑑定が早いか。
レベル差あると鑑定出来ないけど眷属であればそれ関係なく鑑定出来るんよな。
とゆうわけでサクッと鑑定。
ウェルテミス 種族:オグラータ 年齢:1193
レベル:34008450
ステータス
HP899300000
MP556200000
SP545400000
装甲673200000
俊敏316700000
攻撃554300000
ラック992700000
うん待ってスキル見る前に待って。
全ステータスの桁が億なんですが。
最低でも全部一億は超えてるんだけど。
レベルもほぼカンストしてそうなんだが。
てか年齢もヤバいだろおい。
ツッコミが追い付かんって。
「どうかしましたか、主様」
どうもこうもありまくるわなんだこの異常ステータスは。
まぁもう一旦置いといてスキル見るか。
スキル
「思考泥棒」「貪食」「マーク」「炎弾」「氷弾」「雷弾」「鋼弾」「水弾」「岩弾」「未来予測」「破壊衝動」「ボムドール」「腹持ち」「空斬撃」
種族固有スキル
「大食いなれど腹満たされず」
詳細
オグラータのみが持つスキル
このスキルを持ってる者は常に満たされない食欲を持ち目の前に居る全てを食らいつくす
それが例え家族であってもかつての仲間の亡骸であったとしても
例え生きていても口に入れられればもう動くことは出来ない
いやこわ!?
持ってるスキル自体は少ないのに種族固有スキル怖すぎだろ!
…俺とんでもない奴を眷属にしちゃったんじゃね?
そんな発想に至った俺だがすぐにその発想は消え去ることになる。
何かが俺の後ろに飛んできたからだ。
目で追えなかった。
スキルの関係もあり俺はリリアーベスタが降らせたあの剛速球隕石を見て回避出来るくらいには目が良くなってた。
そんな俺でも見ることが出来なかった。
俺はすぐに飛んできた謎の物体を目で追った。
そこにはかつて…とても見慣れた盾が立てられていた。
見た途端、俺は盾に向かって走り出していた。
飛んで行った衝撃だろう。
幾つもの岩が積み重なっていたが俺は殴って粉砕していった。
そして遂に盾が突き刺さってる所まで辿り着いた。
俺は盾を退かした。
その後ろにいたのは俺の奴隷であるフォルテ。
そしてそのフォルテを庇うかのように前に立ち塞がってたのは…
「ベギィド」
頭だけではなく腕や足、腹からも大量の血を出しつつ今もなお庇うように立つベギィドであった。
ベギィド何があったんだろう(すっとぼけ)




