↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/3

第三話

夜空に、大輪の花火が打ち上がる。

色鮮やかな光が、赤くなった葵の顔と、きっと同じくらい赤くなっている私の顔を照らし出す。

葵は視線を彷徨わせたあと、意を決したように私の手をもう一度、さっきよりも強く握りしめた。

「幼馴染だからって、油断しないでよね。……私、凛のこと、友達以上に好きなんだから」

花火の音に消されそうな、でも確かに届いたその声。

繋いだ手から、言葉以上の熱が伝わってくる。

「……私も。私も葵のことが、大好きだよ」

お互いの想いが重なった瞬間、夜空にはひときわ大きな金色の花火が広がった。

光の粒子が降り注ぐ中、私たちはどちらからともなく微笑み合い、ぎゅっと手を繋いだまま、鮮やかに染まる夏空を見上げた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。