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Lone Wolves  作者: 中野震斗
朧月會編
98/108

Episode98邂逅

この空間が先ほどまで違った雰囲気に包まれた


「刺刀…」


この不良の世界でその名前を知らない者はいない刺刀一誠だ


「この組織が今日つぶれそうなことくらい、少し情報が入ってたらわかることだ」


刺刀はナイフを羽沼に向け、不敵な笑みを浮かべる


「僕たちの傘下に入らないかい?」


一瞬にして静まり帰っていたその場の空気は徐々にざわめき始めた


「…………」


そんな中でも羽沼は無言を貫いた。


「…そっかぁ君は死にたいのかな?」


「もう朧月會は解散した」


さっきまで口を閉じていた羽沼が言う。そして刺刀に背を向け、去り際に言う


「俺はもう目的がなくなった、あいつに従いたい奴がいるなら好きにしろ」


その言葉を聞いた後、我妻が羽沼の胸ぐらを掴む


「無責任だな…それでも総長かよ…」


我妻は羽沼を殴る


「あんたはもう目標がなくなったからって、他の構成員のことは何も考えないつもりか?」


我妻のぐうの音も出ない正論に、羽沼は黙り込むと同時に考え込む


(確かに…無責任だよな…でもそれ以外に方法はない…)


無言と緊張状態が続くなか、刺刀が口を開く


「じゃ、そういうことで」


朧月會のメンバーは散り散りになる、刺刀について行くもの羽沼を通り過ぎ別に道に向かうもの…


しかし、幹部の二人は刺刀の方には向かず、羽沼もいつのまにか去っていた


「それと…」


刺刀は須永に近づく


「君たちも…近々潰すから」


それは弟、いや渋谷に向けての宣戦布告だった


金田一を病院に連れ戻し、各々が家に帰るなか須永は考えごとをしていた


(一誠を止めないと…なにしでかすかわからないな…)


須永の悪い予想は今まさに的中してしまうのだった…





2016年12月31日、須永は家でダラダラしていた


(最近はあまりにも忙しすぎるな…)


久しぶりの静寂と静音は一つのインターホンに壊されるのだった


ピンポーン


(何だろ?)


配達以外でインターホンに出るのは久しぶりのことだった。


ドアを開けていたのは千冬だった


「ぁ…千冬さん…」


千冬は須永に言う


「急に着てごめんね今日暇?」


「え…うっうん…」


そう弱気に答えると


「今日、みんなで集まってパーティーしない?」


人生で初めてパーティーに誘われた須永は、嬉しさを抑えながら首を縦に振る


「じゃ行こっか」


千冬は須永の手を繋ぐ


「ひゃ!」


須永は当然女性経験ゼロなので思わずびっくりして声を上げてしまう


「?どうかした?」


「いっいや!何でも…」


千冬はきょとんと不思議そうな顔をした、だが心の中では


「…………」

(この子ってかっこいいっていうより…かわいい系だね)


こうして二人は年越しパーティーへと向かった

これから1話1万文字行けるように頑張ります

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