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Lone Wolves  作者: 中野震斗
朧月會編
95/130

Episode95金田一VS羽沼

羽沼と金田一が激しい戦いをしている中、一人起き上がるものがいた


「うーん…」


それは一尺八寸だった


(羽沼と金田一…?何でここに?こいつは今入院中じゃ?)


たくさんの疑問が頭の中を駆け巡る


(でも今の俺が言ったところでだな…ここで見るしかない…)


一尺八寸は須永の元へ行く


「あっ修二…」


「今どんな感じだ?」


ふらつきながらも須永の肩を借り支えてもらう


「…どちらかというとこっちが劣勢かもね」





「ぐぁぁぁあぁぁあぁ!」


肩にペンを刺された金田一は叫びながらもペンを引っこ抜き投げすてた


「すげぇ根性だ!認めてやる!」


金田一は羽沼の蹴りをよけこう言い放つ


「あの時のフィギュアを壊された見た身に比べれば…」


そして羽沼の胸ぐらを掴む


「かすり傷にもならない」


そして大きな頭突きを羽沼にした後、二人とも頭を押さえ後ずさる


「金田一、俺はお前を常日頃から…」


「何だよメンヘラ野郎、お前の言いたいことはわかるし俺も思ってることだ」


二人が向き合い、飛び掛かる


「「ブチ殺したかったぜ!」」


そしてお互いの顔面を殴り、血が飛び散る。そしてそんな中羽沼は思う。金田一を殺すために急所を狙う

。

みぞおち、人中《にんちゅう》、股間…急所を狙おうと思えばどこでも狙えるだがしかし、羽沼が選んだ場所は…


「ここだ」


すぐさま羽沼は金田一のこめかみを殴る


「うぐ…」


よろめく、だが金田一も負けてはいない。


ガシッ


羽沼の頭を掴む…そして


バゴンッ!!


といい音がした


「ウがぁ!?」


呂律が回らなくなっている羽沼


「あいつ、今何をしたんだ?」


一瞬何が起こったのかわからない一尺八寸は須永に聞く


「かなりスピードが速かったからわからないと思うけど、たぶん顎に膝蹴りしたんじゃないかな?」


「そうなのか?」


そのスピードはまさに刹那といったため一尺八寸はあまり納得していなかった


「てかこういう時は饒舌だな」


「うぅ…」


羽沼は顎を抑え倒れ込む


「俺の勝ちか?羽沼」


そう冷たく言い放つ金田一、勝負はもう着いたも同然だった


「フフ...」


しかし羽沼響という男はこんな状況でも


「フハハハア!!」


とてつもない大笑いを見せた


「いや〜素晴らしい!素晴らしいぞ金田一!」


会話をしながらも金田一は羽沼に角材を振り回す、その行動をしている彼は焦りと恐怖が入り交じったような複雑な表情をしていた


シュッ


羽沼は角材を避ける


「流石にヒヤヒヤするねぇ」


一瞬の隙をつき、羽沼は金田一に猛攻撃を仕掛ける


殴れば殴るほど飛び散る血しぶきとこの空間に広がる打撃音。


この男はまさに恐怖そのものだ

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