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第四話 内通者

Fは、狙撃ライフルを取りだし、弾を込め始めた。そして三階に行き、窓の所に置いた。一本たばこを取りだして火をつけた。煙をはく。横の壁を見る。壁は血に染まっており、床にも血の跡があった。彼は煙をはくと、立ち上がってライフルに手をかけた。


Dは、研究所の地下通路の入り口の前に立っていた。やがて、たくさんの仲間が出てきた。それぞれM-16やAK、ウージーにショットガンを持っており、何人かはパソコンを持っていた。

「さあ、早くやろう。」Dはそう言うと、M-16を一階のデスクに置いて、自販機に飲み物を買いに行った。


佐藤は、皆と作戦会議に行った。そこには、隊長清水率いるSAT隊がいた。

隊長 清水・・・皆から信頼を受ける隊長

隊員 君沢・・・狙撃を得意とする。かなりのKY

隊員 松田・・・接近戦が得意。格闘技は秀逸

隊員 高原・・・彼女にフラレた。足が速い

隊員 安藤・・・生真面目で射撃センスはバツグン

隊員 江口・・・格闘技が得意。訓練で射撃センスアップ

隊員 佐藤・・・身のこなしと、銃の扱いは一等

隊員 小野寺・・・頭脳は隊で一等級。チェスは弱い

隊員 遠藤・・・突入の先陣。家族を事故でなくした

隊員 向田・・・おちゃめだが、接近戦では強い

小野寺が研究所の設計図を指さして、

「まず遠藤と高原の二人は、裏口から侵入。向田と・・・。」清水が続けた。

「向田と安藤、そして松田は東側の二階から侵入。それ以外は正面玄関から、突入だ。」

皆返事をした。

「14時23分作戦開始。」と隊長が付け加えた。

佐藤は隊長と話を始めた。

「内通者がいます。」

それには隊長は驚かなかった。

「ああ。俺もそう思う。でなきゃSEALsの作戦の裏をかくことはできなかった。大丈夫だ。盗聴機はなかった。」隊長はそう言うと水を飲みに行った。


政府から派遣された、警察幹部の野田良一は、清水から受け取った突入作戦の詳細を持って出た。研究所内部との連絡が取れなくなったので、自分で直接Dに渡しに行くつもりだった。付近の森に入り、地下通路の入り口である配管に向かった。そして、金網を外し入ろうとした。


陸上自衛隊の野沢昌樹は不審な配管があるというので、中田と調べに向かった。89式小銃を持って歩くと、金網を開けている男がいた。中田が近付いて行った。「何をしているんです?」すると男は拳銃を中田の足にむかって数発撃った。中田が倒れ込む。野沢は男を撃った。男は木の陰に隠れたあと逃げた。野沢は追った。男が木の陰から拳銃を撃ってきた。野沢は木の陰に隠れた。木に銃弾がめり込む。野沢は89式小銃を撃った。落ち葉が舞い、木の一部が飛び散った。野沢は木の陰から飛び出した。男も飛び出して撃ってきたが、野沢の銃弾が男に当たった。Yシャツが真っ赤に染まって男は倒れた。


次話から、激しい銃撃戦が展開されるため、かなり残酷な描写があります。ご了承下さい。

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