第一話 襲撃
Dは、入り口に到着した。乗っている車の中には、たくさんの武器を持った部下が。
警備員が出てきた。
「許可証を見せて下さい」Dは微笑んだ。
「はい、見せます。」
そう言うと、サイレンサー付きの拳銃を警備員に向かって、2、3発撃った。警備員が倒れる。それに気付いた他の警備員が撃とうとしたが、先にこっちが撃ち込んだ。 車を走らせ、研究所の玄関に着いた。出てきた警備員を部下が撃った。サイレンが鳴る。
そのままD達は中に入って行った。
警備員の小林克己はこの光景に唖然としていた。
と、研究所を守るSAT隊が出てきた。テロリスト達は隊員に向かって撃ち始めた。SATも、サブマシンガンを撃ち始めた。小林は身を低くした。先に獲物を捕えたのは、テロリストのウージーだった。被弾した隊員が倒れる。テロリストが手榴弾を投げた。近くの隊員が横に飛び出してきた。手榴弾が爆発し、事務デスクが吹っ飛んだ。他の事務デスクに隠れていた隊員も身を低くした。飛び出した隊員はテロリスト全員のウージー等の弾を浴びた。黒色の隊服から、赤い鮮血が飛び散る。 テロリストの一人が事務デスクの陰に隠れてウージーを撃ち始めた。もう一人のテロリストも、デスクに向かったが、SAT隊員のサブマシンガンがテロリストに向かって銃弾を撃ち込んだ。テロリストの後ろにある観賞用植物に血がパパッとかかった。デスクの陰のテロリストが隊員に向かって撃ちまくっている。Dは急いで柱の陰に隠れた。応戦している隊員を、持っているM-16で撃った。パラパラと血が宙に舞った。それに気付いた隊員がDに向かって撃ってき
た。Dは急いで柱の陰に隠れた。
「ゼップ!手榴弾だ!」
ゼップと呼ばれた男は、手榴弾を投げた。それは、隊員達の間に落ちて爆発した。ウゥ〜とうめいている隊員をテロリスト達は容赦なく、撃ち殺した。まだ二人の隊員が残っていた。