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虹と戯れる砂の底魚  作者: 藤泉都理
第二章
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第七十二話 夢か現か




「あらあらまあまあ。これは。さてさて。どうしたものかねえ」


 六角柱状の結晶が群集した水晶クラスターに映し出された、冴野と土羽梨の闘いを見ながらどうするかを考えていた魔女は腕を組んで、首を傾げて、波立つ長い髪の毛を人差し指に巻いては解いてを繰り返して、もうちょっとだけ様子を見ようと決めたのであった。




























 夢か現か。

 唯一無二と言っても過言ではない自分と同じ姿になった土羽梨と一緒に暮らす。

 『緑の国』でのんびりゆったりと結婚生活を満喫していたのだ。

 同じ目線で。

 平和だった。

 優しさに包まれていた。

 怒って、哀しんで、喜んで、楽しんで。

 違和感はない。

 妙に馴染む。

 ゆえに、判断できぬ。

 夢か現か。




 望んでいたのは、これだったのか。











(2023.9.12)




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