第三話 talk(話す)
10月14日修正
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シエルに手を引かれながら、歩いていく。
周りを見周すと、大きなビルが建ち列び、The.近代都市!と語っている。
…何故、リニアモーターカーがあるのに、使わないんだろうか?と思ったが、使わない派、と言うことなのだろうか?
まぁそんな些細なことはどうでもいい。
今はシエルに種族について聞いている。
種族、人間、新人類、妖精、土人、などなど。
そんなこと聞いた事がないと思ったが、未来では、当たり前らしい
「………とこんな感じに世界にたくさんの種族がいるの。例えば私は妖精族よ」
シエルは髪を手でどかし長く特徴的な耳を歩きながら見せてくる。
おおと小さく息を飲む、やはり百ぶんは一見にしかずというが、本物を見ると迫力?がある。
触りたい、そんな衝動を抑えながら。
「そういえば前から気になっていたけれど人類と新人類の違いって何かしら?」
「えぇと人類と新人類の違いは分かりやすいのが人類は魔力を持ってるけど使うことができないのと、新人類は人類より基礎能力が高いの」
へぇと思いながらシエルの話を聞いていると知らない単語が出てきたので。
「ねぇ基礎能力って何かしら?」
っと質問してみる。やはり分からない事があったら質問するのが、てとり早いとこの少ない人生経験から学んだことだった。
「えぇと基礎能力はその種族によって定められていて種族ごとにちがうの、例えば人類の平均はこれ」
といいデバイスを操作し情報を送ってきた。
ヒューマン平均基礎能力
生命力(HP)1000/1000 現在/最大値
魔力(MP) 500/500
状態 正常
筋力(STR) 10
反射神経(DEX) 10
素早さ(AGT) 10
耐久力(CON) 10
精神力(POW) 10
身長(SIZ) 12
頭の良さ(INT) 10
「ってことまぁ魔法高校に入学するなら魔法が使える新人類以上の魔法が使える人じゃなきゃダメだけどね」
「へぇ」
とシエルと話していると「着いたよ」とゆう声が聞こえ振り向くとすごく大きな建物が目に飛び込んできた。
「ここだよ」
こんな大きな建物がショッピングモールなのか?と唖然としながら。
「へ、へぇ大きいわね。何階建てなのかしらね」
「まっ10階ぐらいだよ。さぁ!ショッピングしょう!」
「ちょっとそんなに引っ張らないでよ」
シエルに手を引かれショッピングモールに入る前にふと思った。
:リニアモーターカーあるのに、何故徒歩で行ったんだ私達。そっちのほうが早くないか?:
その疑問は口に出す前に無惨してしまった。
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