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第一話 Beginning(始まり)

やっとストーリーがはっじまる

10月14日修正

修正内容

1000文字から約3000文字へ

読みやすくなるよう調整。

その他、脱線の追加

「むぅ」

朝から何度も聞く声に。

「仕方ないじゃない。お仕事、入っちゃたんでしょ」

そう言うと「あうぅ」と言いながら膝から崩れ落ちた。

そんな大袈裟おおげさなと、と毎回思うのだが………どうやら秋ねぇにとっては、そう簡単に重要なことなのだろう。

「別に大丈夫よ、飛行機も荷物も、ぜぇんぶ秋ねぇがやってくれたじゃない」

「でも、やっぱり、心配で」

「大丈夫よ。乗り方だってわかるし、仕事が終わればこっちに、来るんでしょう」

「むぐ」と正論を言われ秋は口を閉じた。

過保護だなと思わなくもなかったが、まぁ昔、色々やってしまったし、多少こうなるのは仕方ないか、と自分を納得させた。

しばらく頬を膨らませグレていた秋ねぇが、フと何かを思い出したのか。

咲夜サクヤ

と呼びかけられ振り向くと、ブンと何かを投げて来た。

「うお」と驚きながら、投げられた物体に視線を落とす。

「…これ、髪飾りじゃない」

投げ渡されたものは、桜の花がところどころに着き、その上に流れるように着く赤黄オレンジ色の布が装飾されている、くしだった。

私の回答を聞きまるで、やってやったぜと思ったのかニコニコ笑い、ふっふっふと言いながら。

「ちょっと、着けてみて」

頭の上に大きな?を浮かべながら取り付けると。

「うわッ!」

いきなり目の前に文字が現れたのだ。

いやこれは………。

「ウインドウアイコン。パソコンとかの」

「あったりぃー」

相変わらずのんびりした声で回答する。

「まぁ、正確には、『デバイス』って、言うんだって」

へぇと感心しながら無意識に髪飾りを、撫でた。

「もう、髪飾り(それ)に、もうお金は、入金してるから、もんだいなーし」

準備万端ね、と思ったが一緒に行こうとしてたし当然か。

「仕事が、終わったら、行くからね」

「ええ、体調管理をちゃんとしなさいよ」


………そう言えば飛行機に乗るの、これが初めてなのよね。

窓の外を見ながら、ため息をつく。

確かに新しい環境で生活するのに不安があるが………。

なにか、嫌な予感がするのよね。

その時。

『当便をご利用し誠にありがとうございます。ただいま天候が悪いので、出発が少し遅れています。なのでそのまま着座してお待ちください』

はぁ、ですよね!と思った。


いつの間にかに寝ていたのだろう、もう目的地の近くだと機内アナウンスが伝える。

案外気楽なんだなと思いながら、窓のカバーを外し、強化プラスチック越しに窓の外を見つめる。

しばらく窓の外を見ていると、雲がはれ、夜の中に光る町が見えてきた。

町………いや人工島から出る光が神秘的なオーラを醸し出し。

「きれい」

と、自然に口ずさんでいた。


飛行機を降りて、秋ねぇに渡されたデータに書いてある住所を目指して、人に聞きながら、あるいは勘で進みながら辿り着くと大きな建物が視界に入ってきた。

「ここは、ホテル?」


どうやらここで合ってたようだ。

途中から間違えたのではないだろうか、と思ったが受付に聞き、データを見せたところ、あっさりと部屋の鍵を渡し、案内してくれた。

ドアを開け部屋を見回すと、端的に言えば広くね?だった。

一人、いや普通の家庭(4にんかぞく)が住んでもまだ広い、そう思った。

段ボールの中から荷物を取りだし物を置きながら、部屋の設備を軽く確認しデバイスに表示されている時計を見る。

22:30

………もう夜遅いし寝てしまおうか。

何時もは布団を使用するがないので、なれない大きなベットに入り込み目を閉じた。


デバイスがジリリリリと言う音を響かせる。

彼女は髪に着いた髪飾り型のデバイスを、手探りで探しだしウインドウを勢い良くに叩いた。

いや叩いたと言う表現は正しくない。何故ならそのウィンドウが見えるのは装備者だけだからだ。

そして彼女は目を擦り、欠伸をしながらベットから降りカーテンを開けた。

「これは話で聞いていたけれど凄いわね」

窓から差し込む景色に見とれていたその時。プルルルルルル!と電話がかかって来た。

彼女は朝一の電話に戸惑たが、見た目が髪飾り型のデバイスを目を擦りながらボタンを押した。

「もしもし」

咲夜サクヤ大丈夫!ちゃんと荷物届いてる?』

「え?えぇ大丈夫よ」

電話に応答したらいきなり焦った姉の声が響いたので、何かあったのではないか、と思い驚いたが何もなくてよかったと安堵した。

はぁ秋ねぇは心配性だがこんな朝早くに電話かけなくても………。

『よかったぁ荷物届かなかったら業者殺してたぁ』

「業者殺すのは止めなさい」

空になった段ボールを見周しながら、はぁと彼女は聞こえない程度のため息をついた。わかっていたがこの姉はいつも私のことになると周りが見えなくなる。

「ごめん咲夜、着いていけなくて私ちょっと仕事があって、、、。」

「それは何度も大丈夫だって昨日言ったわ。気にしすぎよ秋姉は」

「んもぅでも妹が、無事か気になるのは当然でしょう?あぁ仕事ほっぽりだして、一緒に行きたかったなぁ」

本当に秋姉ならやりそうだなぁと思いながら口を開いた。

「それはだめよ受けちゃたんだから。秋姉が仕事しないと学校通えないしそれに業者も困るわよ」

「くぅ仕事を受けた過去の自分に頭突きしたい」

そのまましばらく話をしていたがそろそろお腹がすき秋姉も仕事の時間が来たようなので。

「秋姉じゃあ切るね」

と言うと秋は多少ダルそうに返答をして電話を切った。

秋姉が私がいない間ちゃんと生活出来るか不安だが大丈夫でしょうと思い込んだ。こんなだらけているが秋ねぇも通常の家事なら問題なくできるからだ。

「ふぅ」

電話も終わったので、のんびり朝食を食ようかなと思ったが作って無いことに気が付き、まぁたまには外食でいいだろうと、玄関のドアを開けたのだった。


彼女は廊下を(わた)りエレベーターの呼び出しボタンを押した。するとすぐにエレベーターが付き、まるで入ってこいと言うようにドアが自動で開いた。彼女の知るエレベーターこんなに早くつかなかったので約100で便利になったわねと思いながらエレベーターに乗り込んだ。

エレベーターで降りながら彼女はこの場所について考えていた。

こんなにも高層ビルが建ち並んでいるがこの場所は太平洋に浮かぶ小さな人工島。名称は、ブライトネス。

先進国せんしんこくの国々が協力し建設した。この島では主に、魔法についての研究がされている。

魔法それは異世界に転移した時に発見された現象である。

魔法はまだまだ研究途中でわかったことは、火や風などの自然現象を魔力を使い自発的に使用きること、魔法が使える人間と使えない人間がいる、人によって使える魔法と使えない魔法があるとゆうこと。

そしてその魔法を研究するためにつくられたのがブライトネス魔法研究高校である。

ブライトネス魔法研究高校は主に全世界(連合国)の魔法使いを育成することを目標に掲げた(した)学校だ。

この学校では魔法使いは魔法を学べ、研究者は研究できるとゆう正にwin-winな関係である。

(まぁ悪く言うと実験動物モルモットね)

そんなことを考えているとチーンと言う音がし、早く降りろと言うようにドアが開いた。

早く外食を食べようと一歩前進したその時。

「うわああぁ待ってぇぇぇ!」

と言うと声かが響いてきた。え?と思い反射てきにその方向に振り向いた、その瞬間人影が目に飛び込んできた。

一番印象に残ったのは綺麗な金色の髪と、エメラルドグリーンのひとみそして、、、。

彼女はいつもならすぐに回避できたのだが、来た初日だし何も起こらないだろうと気を抜いていたのと、お腹がすいていたので集中力がきれとっさに回避することができなかった。

「きゃあ!」

「うわ!」

まるで当たるのが必然かのようにぶつかってしまった。そう彼女がぶつかってしまったと思ったときぶつかった、直後にミルクのような甘い匂いがした。


これが世界を巻き込む物語の始まりだった。


6/28 秋姉の会話の追加。ブライトネスの解説の追加。誤字修正。

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