表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/26

第零話 let's go

野生の幼女「ねぇ、私のたちの学校の体育服のポケットてメッシュだよね?」

reruhu「んん?…まあそうだな」

野生の幼女「これって、パンツ見えるんじゃない」

reruhu「!?」

コケッコッコーと今では珍しい、純度100パーセント天然もの目覚まし時計が、窓を抜け耳に響く。

「うんん」

と布団を退け、体を軽く伸ばし起き上がる。

いつもどうりにタンスを開け、いつもどうりの服を手に取る。

これが私の日常。

今では珍しくない、朝6時を指す小型デジタル時計を視界に入れ、いつも道理に扉を引くのだった。

やけに長いこの廊下を裸足で進んで行く。季節は春になり暖かくなって来たが、足の裏から伝わる冷たさは時間(いつ)でも変わらなかった。

「よいしょ。さぁて何を作ろうかしらね」

この駄々広い家に住む、二人姉妹の内、朝の料理を作るのが妹と決まっていた。もちろん姉が料理出来ないから、ではなく…。

「ふぅ。こんなもんじゃないかしら。さてと」

手早く料理を作り、また長い廊下へ帰っていく。

妹は一番奥の扉で止まった。そこには、あきのへやと、ネームプレートが立て掛けられていた。

コンコンと木製のドアのを軽く叩く。

………

しかしなにもおこらなかった。

はあ、小さくため息をつき強引に扉を開けた。

「秋ねぇ、起きてる?」

妹が呼び掛けながら部屋に侵入する。

すやすやとヨダレをたらし、気持ち良さそうに寝ている女性がいた。

いい夢を見ているからなのかときどき「うへ…うへへ」などの寝言が聞こえてくる。

その様子を呆れた眼で見つめながら「えい」と布団をひっぺがす。

ガバと勢い良く布団が空中に滑空する。

「うぅ、さむいぃ」

と丸くなる姉に。

「なにやってるのよ。起きなさい、秋ねぇ」

と、優しく耳元で呼び掛ける。

「うにゅ…もう、あさ?」

まだ寝ぼけているのか、いや、単純に眠いのか、言葉がおかしくなっている。

「ってぇ、まだ、しちじじゃん。ねよお」

「って、寝るなァ!」

朝から打撃音がするが、まあこれが私の日常だ。


「んもぉ、今日、仕事ないのに」

と何時もどうりの、のんびりした口調でもんくを言う秋に。

「あら、味噌汁抜かすけど、いいの?」

「!?」

大好きな食べ物抜かすゾ宣言に。

「アキ、チャント、オキレルヨ!」

と棒読みで返す。

余裕ぶっているが…。

「眼、あらぶってるケド」

「あわわわわ」

ハァと小さくため息をつき、一様これでも成人なのよねぇ、と考える。

まぁいいわと言い、じゃお皿洗い宜しく、と押し付け外へ行くのだった。


「ん?これは」

ポスト(紙ではなく、電子メールだが)を見てみると、見たことがない物があった。

こう言う時は姉に相談(おしつける)ほうが早い。

玄関を開け、戻るのだった。


「これは魔法高校の入学書」

ふうを切り中身を確認し、そう呟く。

「?、魔法高校ってなによ?」

頭の上で大きなクエスチョンマークを、作りながら質問する。

「あぁ、えぇと、ブライトネス魔法研究高校て、聞いたこと、ないよね」

「うん」

「それじゃ、軽く説明するね」

ブライトネス魔法研究高校。

ブライトネス魔法研究高校は、太平洋に浮かぶ人工島の中にある。

その人工島はブライトネスと言い、大きさは北海道の約1.5倍くらいである。

「えぇ」

「まあ、驚くのも、いいけど、ほら、科学だって、にっしんげっぽぉって言うし」

ブライトネスは主に魔法と言う現象を研究している。

魔法は体内魔力を消費し、放つことができる。

「まぁ、スゴそうに見えても、サクヤが、使えるやつと比べたらねぇ」

「ショボイの?」

「うん、いちいちえいしょーしなくちゃ、なんないしぃ」

んんと軽く咳をし

「まあ、行って見たら、解るんじゃない?」

「えぇ!?」

と秋の発言に驚きを隠せないサクヤ。いやそもそも。

「学費は?秋ねぇの食事は?身分証明書は!?」

「うん?何時もダラダラしてても、貯金はあるよ。それに、身分証明書は偽造したの、作ったから」

「そっそう」

あまりの早い準備に口を開くことができなかった。

それに、と秋が口を開いた。

「たまには、いいんじゃない?」

「………」

そう何故か口を閉じずにはいられなかった。

秋の言葉に妙な力や、説得力があったのかあるいは………。

微笑む秋ねぇの、神秘的な姿(なにか)に見とれていたのかもしれない。

「まあ」

そんな訳じゃない。

「別にいいわよ」

ただ……ただ。

「行っても」

自分は秋から離れたくなかったかもしれない。

あーあはは、自分が支えていると思っていたけれど…まさか支えられてた、なんてね。

「おーけぇ、じゃあいろいろやっとくね」




これがブライトネスに脚を踏み入れる切っ掛けだった。

遅くなりました。

ええと、これから修正しておく予定なので、次回投稿が遅れます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ