不安要素その1大魔王
「ちーーっす!」
「リヨン(息子)・・お前まだキャラ変の途中だったのか・・・。」
「何がっすか?元々俺こんなんだし。
ってか今日は何しやす?」
「暇だしかくれんぼでもする?」
「暇だからってかくれんぼってショウボウっすか?」
「今思ったんだけど『かくれんぼ』の『んぼ』って何だろうか?」
「そんなんも知らねぇんすか?
『んぼ』は『~の坊』とかそんな感じっす。
つまり子供とかそんな感じの意味っす!」
「食いしん坊とか暴れん坊とかと一緒か。」
「そう言う事っす。」
「美味しんぼも『美味しいの坊』って訳で美味しい子供って事か・・怖っ!」
「絶対違うと思います。」
「でもかくれんぼってやると楽しかったよね~。」
「子供だったからね。
でも隠れている最中に帰る奴とか居ませんでした?マジで絶許。」
「一人見つかったら早めに見つかる事をお勧めする。
全然見つからないと飽きて探すの諦めるからな、見つかった奴等と違う遊びをされるぞ。」
「鬼になったら鬼になったで数えている間に皆帰っちゃう事もありますしね。」
「うん。それ完全に虐められてるね。
鬼ごっことかもたまに悲惨な感じになる時あるよね。」
「ちょっとどんくさい子が鬼になると俊敏な子達が態々ギリギリの所まで近付いて囲うんですよね
それで巧く躱しまくって涙涙・・ううっ・・トラウマが・・・。」
「う、うん・・ゴメン。
缶蹴りとかもよくやったよな~。」
「あ~あれね、缶探す方が時間掛かったな~。」
「お、おう。結構あれも策略練って缶を狙う奴居たよね。
名前を呼んで踏まないといけないから複数人で同時に現れて呼ばれない内に蹴るとか一人囮を作ってちょっとだけ姿を見せてそれを確認する為に離れた所を蹴るとかね。」
「名前呼んで踏んだのに力一杯蹴られて『ちゃんと踏んでなかったから無効ね』とか言われて泣く泣く缶を取りに行ったっけなぁ・・・。」
「そ、そうか。
俺の田舎では派生の遊びもあったんだよね、『丸踏み』とか『シカ踏み』とか。」
「何すかそれ?」
「缶とかない時にさ丸いマンホールを缶代わりにしてやってたの。」
「マンホール蹴ってたんすか!?」
「違う違う。蹴らずに踏んでた。
鬼は名前を呼んで踏む。鬼に名前を呼ばれる前に踏んだら勝ちって訳。」
「シカ踏みは?」
「ルールは全く同じで物が四角いマンホール?みたいなヤツか排水溝とかでもやってたな。」
「へぇ。」
「今の子達は缶よりペットボトルなのかな?ペットボトル蹴り。」
「普通に缶有ると思いますけど?
それにペットボトルを踏むのが難しそう・・柔らかいヤツとかもあるし。」
「あの水ね、ベコンベコンに潰れるよね。」
「ケードロとかもやりませんでした?」
「あ~あったね~警察と泥棒に別れて捕まえっこするヤツね。
捕まっても仲間の泥棒が繋がれている奴を助ける事が出来たろ?」
「あ~誰も助けてくれませんでしたね~。」
「・・・哀しくなるから止めとこうか。」
イジメ、ダメ、ゼッタイ。




