俺は大魔王、諦めの悪い男
「なあリヨン?」
「何ですか?大魔王様」
「壊れるほど愛しても1/3も伝わらないんじゃもう諦めた方が良くないか?」
「そうですね、純情な感情は空回りしてますからね
昨今じゃあまり行き過ぎるとストーカーで捕まりそうですからね。」
「そうなんだよね、でもストーカーと純愛の違いって何だろうか?」
「顔じゃないですか?」
「そんな事ないだろ、不細工がやったら『純愛気取りのキモいストーカー野郎』
イケメンがやっても『顔は良いけど何か怖い勘違い野郎』位の差しかないだろ!」
「そうかもですね、じゃあ純愛は加害者の思い込みと言う事ですね。」
「でも被害者面した勘違い女もいるからなぁ
ちょっと一緒の帰り道歩いていたらチラチラこっち見て早歩きになるの何アレ?
てめえみたいなヤツ襲うかよ!とでも言ってやった方が良いのか?」
「言ったら言ったで面倒に巻き込まれますので放置して下さい
電車の痴漢でもそう言うの多そうですしね?
余り顔のお宜しくない方の方が女性車両に安心したりしてね。」
「別にオブラートに包まなくてイイよ、溶かせ溶かせ!
不細工がされもしない痴漢に恐れてんじゃねえよ!身の程を知れ!ってさ!」
「私そのような暴言は口が裂けないと言えませんよ・・・。」
「裂けたら言うんだ・・・
でもホント女なら何でも痴漢するとでも思ってんのかな?
する奴にも選ぶ権利は有るっての!俺はしないけど。」
「犯罪ですからね?選ぶ権利なんてものは存在しませんよ?大魔王様。」
「でもさ、吊革を両手で掴んでいてもやれ『膝が・・・』やれ『股間を・・・』みたいに難癖付けて冤罪を擦り付けて来る輩が居るじゃん?
何でもかんでも男が悪い風潮如何にかしてほしいよね?
男性専用車両も作ればいいのにな!電車通勤した事ないけど・・・」
「私は男性専用車両が有ったとしても利用しませんけどね
何か・・・女性アイドルのコンサート並みに臭そうで・・・」
「お前サラッと偏見言ったな・・・
実際ほぼ汗だくの男ばかりの室内ってヤバいのかな?
もう女性アイドルのコンサートは次の日とか臭くて使えないから野外オンリーで。ってか?」
「でもロックのライブでたまに男限定ライブとかありますけど1日だけなら楽しいですよね!
下手に女子とかが居ると暴れられないし!」
「そうだな、MCとかも女子にドン引きされそうな事も平気で言えるしな。」
「そう言えばたまたま耳にしたのですが人事局長のガルディー様がセクハラで解雇されたそうですよ!」
「ガルディーが!?あの真面目一徹の男が・・・。」
「真面目な人程裏で何考えてるか分からないって言いますからね。」
「詳細は?実際には何したの?」
「知ってどうするんですか?」
「これからの教訓にしようかと思ってな・・・
ボーダーラインとか解んじゃん?これ以上は駄目とかこれならOKとか・・・」
「会議室で無理矢理事に及んだそうです。」
「もうそれセクハラの域じゃないね・・・参考にならなかったわ・・・。」
「大魔王様も一歩間違えればそっち側でしたしね?」
「今後控えるわ・・・。」
大魔王様が何かに怯えだしましたが知らんフリをする事にしました。




