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第81話:カナダのオーロラと我慢の便器

俺、佐藤太一、18歳。


この呪われたトイレに振り回される生活、もう何度も「もう限界だろ」って叫んでる。


最近は世界各国の料理にハマってて、それが腹痛の原因になってるのは分かってるけど、やめられねえ。


昨日は実家のリビングで美咲の嘘が怖すぎて心が崩れたし、もう怖すぎる場所はマジで勘弁って思ってた。


楽しい場所に行きてえよ……って願ってたけど、このトイレは毎回予想をオーロラにぶち込んでくる。


今日は昼に食った「カナダのメープルシロップパンケーキ」が胃の中でモヤモヤしてて、メープルの甘さと生地の重さが腹をギュルギュル鳴らしてる。


カナダ気分で食ったのが運の尽きだ。


トイレに駆け込んで、ドアをガチャッと開けた瞬間――。


「うおっ、カナダ!?」


目の前には、カナダの雪原。


夜空が「シーン」と静まり返ってて、オーロラが「ジワジワ」と緑に光り始めてる。


雪が「サラサラ」と積もってて、遠くで風が「ヒュウウ」と低く唸ってる。


で、俺はいつものように便器ごと、そのオーロラが見えそうな雪原のど真ん中にポツンと出現。


「いや、マジかよ……オーロラ目前でトイレって、静かすぎて最高だろ!でも…」

腹が「グゥウウ!」と猛烈に鳴ってる。


メープルパンケーキが肛門を「グイグイ」押し開こうとしてて、我慢の限界が近い。


オーロラがあと少しで全開に見えそうなのに、ここでミッション終わらせたら見逃すじゃねえか!


距離、オーロラまで分からねえくらい空が広い。


パンケーキの甘い匂いが鼻に残ってても、冷たい雪と空気の臭いに負けてる。


この静かな場所で座ってるだけで、心臓がバクバクだ。


Tシャツが汗でじっとりして、寒さと緊張で全身が震えてる。


「見えてるのは俺だけで、向こうからは見えない」ってルール、信じたい。


でもこの近さ、風の「ヒュウウ」って音や、腹の「ギュルル!」って唸りが耳にガンガン響いてるんだぞ!


雪原の空気が静かで冷たくて、便器が雪に「ズブッ」と半分埋もれてる。


こんな絶景を前に我慢するとか、羞恥心がオーロラより輝いてる。


静かすぎて、心が期待と苦痛で締め付けられてる。


腹の中じゃ、パンケーキの生地とメープルがグチャグチャ暴れてる。


時間がない。


でもオーロラ見たいから我慢だ。


空が「キラキラ」と色づき始める中、俺は必死に肛門を締める。


「おっ、おっ、おっ……頼む、待ってくれ!」


その時、オーロラが「シュワーッ!」と広がり始めた。


あと少しだ!


でも腹が「グゥウウ!」って限界突破の叫びを上げてくる。


やばい、出る!?


俺は慌てて力を込めて耐える。


でも雪の冷たさが「キンキン!」と尻に刺さって、集中が乱れる。


「うっ!」って声が出そうになったけど、歯を食いしばって堪えた。


雪原の静寂に俺の腹が「ギュルルル!」って爆音鳴らした。


我慢の限界だ。


オーロラが「バーッ!」と全開になる瞬間――。


ぷすっ。


「……ミッションクリアー、通常トイレに戻ります」


光がパッと弾けて、俺はアパートの狭いトイレに帰還。


換気扇のブーンって音と便器の安定感が、いつも以上に現実に戻してくる。


全身汗だくで、パンケーキの甘い匂いが鼻に残ってる。


オーロラは見れなかった。


心がまだ雪原の静けさと悔しさで震えてる。


息を整えながら、俺は呟いた。


「カナダのオーロラって……静かな絶景の前で我慢して結局出して、見れねえとか心が死ぬだろ……」


考えてみれば、見るも何も誰もいねえよな?


でも、あのタイミングで放出してオーロラ見逃した事実は消えねえ。


俺のメンタル、もう雪原の雪みたいに溶けて崩れてるよ。


「ったく、次はどこだよ……もう我慢できねえとこはマジで勘弁してくれ」


メープルパンケーキは当分食わねえと思いながら、俺はトイレのドアをそっと閉めた。


でも、次に開けるのがやっぱり怖いんだよな、これ。



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