第79話:噴火中の桜島と騒がしき便器
俺、佐藤太一、18歳。
この呪われたトイレに振り回される生活、もう何度も「もう限界だろ」って叫んでる。
最近は世界各国の料理にハマってて、それが腹痛の原因になってるのは分かってるけど、やめられねえ。
昨日は異世界で女神殺害を見て怖すぎて心が死んだし、もう怖すぎる場所はマジで勘弁って思ってた。
楽しい場所に行きてえよ……って願ってたけど、このトイレは毎回予想を噴火にぶち込んでくる。
今日は昼に食った「鹿児島黒豚カレー」が胃の中でモヤモヤしてて、豚肉の旨味とスパイスが腹をギュルギュル鳴らしてる。
鹿児島気分で食ったのが運の尽きだ。
トイレに駆け込んで、ドアをガチャッと開けた瞬間――。
「うおっ、桜島!?」
目の前には、噴火中の桜島。
火山が「ゴゴゴー!」と唸ってて、噴煙が「ドカーン!」と空に吹き上がってる。
溶岩が「ジュワッ!」と流れ落ち、灰が「ザザーッ」と降り注いでる。
遠くで雷が「バリバリ!」と鳴り響き、海が「ザバーン!」と荒れてる。
で、俺はいつものように便器ごと、その噴火のど真ん中にポツンと出現。
「いや、マジかよ……噴火中の桜島でトイレって、楽しいどころか騒がしすぎだろ!」
すぐ横では、溶岩が「ゴロゴロ」と転がってて、灰が「バサバサ」と地面に積もってる。
距離、火口まで分からねえくらい近い。
黒豚カレーのスパイス臭が鼻に残ってても、硫黄と焦げた匂いに完全に負けてる。
この激しい場所で座ってるだけで、心臓がバクバクだ。
Tシャツが汗でビショビショで、場違い感がやばい。
「見えてるのは俺だけで、向こうからは見えない」ってルール、信じたい。
でもこの近さ、噴火の「ドドーン!」って爆音や、灰の「ザザーッ」って降る音が耳にガンガン入ってくるんだぞ!
桜島の空気が熱くて騒がしくて、便器が焼けた地面に「ズブッ」と半分埋もれてる。
こんな自然の猛威の中で用を足すとか、羞恥心が噴煙よりデカい。
騒がしすぎて、心が興奮で締め付けられてる。
腹の中じゃ、黒豚カレーの豚肉とルーがグチャグチャ暴れてる。
時間がない。
こんな場所でミッションとか、心が騒音と羞恥で爆発しそう。
火山が「ゴオオオ!」とまた噴き上げる中、俺は必死に腹に力を入れる。
「おっ、おっ、おっ……頼む、出てくれ!」
その時、溶岩の塊が俺のすぐ横まで「ドスン!」と落ちてきた。
やばい、焼かれる!?
俺は慌てて息を止めて固まる。
でも溶岩、俺をスルーして「ジュウウ!」と地面を焦がしただけだった。
見えてねえよな……よな?
でもその瞬間、灰が「バサッ!」と便器に降り積もり、熱が「ジリッ!」と伝わってきた。
「うっ!」って声が出そうになったけど、汗だくで堪えた。
噴火の喧騒に紛れて、俺の腹が「ぐぅうう」って鳴った。
風が一瞬止まって、音がやけに響いた気がした。
やばい、桜島にバレる!?
ぷすっ。
「……ミッションクリアー、通常トイレに戻ります」
光がパッと弾けて、俺はアパートの狭いトイレに帰還。
換気扇のブーンって音と便器の安定感が、いつも以上に現実に戻してくる。
全身汗だくで、黒豚カレーのスパイス臭が鼻に残ってる。
心がまだ桜島の騒がしさで震えてる。
息を整えながら、俺は呟いた。
「噴火中の桜島って……騒がしい火山の前でトイレとか、心が焼けるだろ……」
考えてみれば、見るも何も誰もいねえよな?
でも、あの噴火の中でやった事実は消えねえ。
俺のメンタル、もう桜島の溶岩みたいにグツグツしてるよ。
「ったく、次はどこだよ……もう騒がしすぎるとこはマジで勘弁してくれ」
黒豚カレーは当分食わねえと思いながら、俺はトイレのドアをそっと閉めた。
でも、次に開けるのがやっぱり怖いんだよな、これ。




