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信じたくない

かぁちゃんの名前は


______百合花。



緋薔薇ちゃんは確かにそう言った。



....うん


私が殺した相手だ。

確か6.7年前だったはず。


薄々気づいてた。

百合花と緋薔薇ちゃんの

顔つき。


身長や笑顔の面影。


...........


緋薔薇ちゃんに伝えれば

元黒衣の白露みたいに私を恨むはず。


恨まれるのは慣れてるわ。


.......だけど


今じゃない。


夜華

「優しかった?」


緋薔薇

「おう!ずっとニコニコしてたぞ」


しってる。


夜華

「どんな見た目だったの?」


____褐色肌で


しってる。


____右ほっぺにほくろがあって


しってる。


____ちっこかったな!


うん。そうよね。


夜華

「....そうなのね」


緋薔薇

「....夜華?体調悪いのか?」


夜華

「いいえ?ちっとも」


緋薔薇

「お前無理しすぎなんだよ。たまには休め。」


夜華

「まだ話し聞き終わってないもの」


緋薔薇

「あーごちゃごちゃ!いいからほら!」


夜華

「なんでよ」


緋薔薇

「そんな真っ青な顔して頑張ってください

なんて言えるほど、馬鹿じゃねえんよ。」


私はグイグイおされて、最近支給された

座布団に座った。


緋薔薇

「そういえば、支給ってコレ条件とか

あったのか?いつの間にか玄関に

置かれ始めたよな?なんでだ?」


夜華

「えぇ、私も詳しい条件は分からないの。

ただ、きちんと想い人の生活をしてるか...

かな?」


緋薔薇

「どうゆう事だ?」


夜華

「以前教えたと思うけど。」


1.きちんと約束(ルール)に添えて生活をしてるか


2.数日〜数日間、いい子にしてるか


3.想い人が死んでないか


夜華

「だと思うの。」


緋薔薇

「珍しく保険かけんだな」


夜華

「当たり前よ。ここまで長く想い人になったの緋薔薇ちゃんが初めてだもの。」


緋薔薇

「ふぅん。で?何人想い人いたんだ?」


夜華

「あら?咳が..ゲホゲホ」


緋薔薇

「はいはい。で?何人なんだ?」


夜華

「え〜言わないとだめ?」


緋薔薇

「純粋に気になるじゃん?」


夜華

「それは〜ひ、み、つ♡」


緋薔薇

「夜華、今....なんて?」


夜華

「だから秘密♡」


緋薔薇

「はぁーー!お前!私と寝た癖に教えろ!」


夜華

「まさか嫉妬?可愛いわねえ」


緋薔薇

「いいだろ?減るわけでもないし」


夜華

「減るのは緋薔薇ちゃんの精神だったり」


緋薔薇

「うっせえよ!!」


夜華

「初心よねぇ」


ちょっと

からかいすぎたかしら?


夜華

「覚えてないわよ。」


緋薔薇

「え?なんでだよ」


夜華

「たくさんいたの。私が覚えてるだけで

数人。利用されたの、私は。」


緋薔薇

「説明しろ」


夜華

「私はね。惚れやすいのよ。

男だろうと女だろうと.....ね。剣闘士ちゃんは

死ぬのを怖がり。想い人を利用した。」


______私は本気で好きだった。


だけど。


「夜華。形だけの愛だよ?」


「気持ち悪い、最高裁定者から逃れる為」


「制度の落とし穴だから」


「お前はおかしい」


って、

だれも私を見なかった。


だから


_____「殺した」


やっぱり女の子は

真っ白でいいのよ。


私みたいに汚く使われ捨てられて

痛くて痛くてしょうがない

人生は歩ませたくない。


緋薔薇

「....夜華」


だからね。


早くこの屑(私)を殺してね?



緋薔薇

「お前さぁぁ、ほんと馬鹿だよ

大バカ野郎。天地がひっくり返っても

その自己否定治らないんだろうな?」


夜華

「.....」


緋薔薇

「大丈夫だ、必ず殺すからな。のかわり

勝手に死ぬなよ?夜華。私と約束しろ!!!」


ふふ。

かっこいい。


.......?!


緋薔薇

「ほら、約束げんまん」


緋薔薇ちゃん

小指小さいのね。


当たり前か....


私のが身長も体も大きいから。


緋薔薇ちゃん

貴女にいつかこの秘密を

話さないといけない日がくる。


出会った時に気づいた

もうひとつの秘密を。


緋薔薇

「ゆびきった!」


この無邪気の裏に隠された衝動


ねぇ、緋薔薇ちゃん


いつか。いつかね。


いや。いい。


殺し愛って必要なのかな?


年上だからそんな事聞けないわよ。


みんなの「お姉ちゃん」だから。

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